塩野義製薬は26日、点滴のインフルエンザ治療薬「ラピアクタ」を27日に発売すると発表した。国内開発のインフルエンザ治療薬は初めてで、3月末までに約70万人分を供給する。飲み薬のタミフル、吸入薬のリレンザに次ぐ第3の治療薬で、新型を含むA、B型インフルエンザが対象。5日間投与するタミフル、リレンザと異なり、通常は点滴で1回(約15分間)の投与で済む。人工呼吸器を装着する重症患者にも使いやすく、治療薬選択の幅が広がる。

 世界初の販売となるため、塩野義はすべての患者に副作用調査を行う。小児用も年度内に厚生労働省に製造販売承認の追加申請する準備を進めている。

 塩野義が米国のバイオベンチャーのバイオクリスト社から日本での開発・販売権を取得し、07年から開発を進めてきた。09年10月に厚生労働省に製造販売の承認申請をし、今月13日に承認を取得した。申請から承認まで通常は1年程度かかるが、新型インフルエンザの流行を受けて同省が優先審査品目に指定し、短期間で承認した。

 国内では第一三共、富山化学工業もインフルエンザ治療薬の開発を進めている。【久木田照子】

【関連ニュース】
タミフル:予防投与 12歳以下にも承認
20代喫煙者:7割すでに「ニコチン依存」 製薬会社調査
喫煙者:20代「ニコチン依存」7割 半数「高校までに」吸い始め--製薬会社が調査
世界の雑記帳:ホッキョクグマのふん、薬剤耐性菌の研究に一役
ツムラ(4540)は地合悪化の中でも下げ渋る 「医薬用漢方好調、4-12月期純利益は12%増の公算」報道が下支え

小沢氏、説明責任果たす=聴取後会見を評価-平野官房長官(時事通信)
今年のセンター試験、科目間の得点調整なし(読売新聞)
警察庁長官、平岡さん事件の捜査本部を激励(読売新聞)
<裾野市長選>大橋俊二氏が5選(毎日新聞)
千葉大生殺害、ATM男を窃盗容疑で再逮捕へ(読売新聞)
AD