鳩山由紀夫首相は22日夜、23日に東京地検から事情聴取を受ける民主党の小沢一郎幹事長を続投させるかどうかについて「ご自身が信じておられ、潔白であるということだから、そのことが示されればよい。そのことが望ましい。その後のことを考えているわけではない」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【予算案審議2日目】

 --予算審議2日目だが、全体的に政治とカネの追及が多かった。自身の問題で予算審議がかすんでしまっている。状況を打開するために何か考えていることはあるか

 「状況を打開すると言っても、これは相手が質問される話で、こちらは答弁ですから、テーマを設定するのは質問者であって、なかなかそれは難しい話だと思っています。大事なことは一つ一つの質問に対して、内閣全体で真摯(しんし)にお答えをするということに尽きると思います」 

 --「首相の発言が不適切だ」と指摘が出ることもあるが、意図するところと受け取られる側の違いが出るのはなぜか

 「誤解を与えるような発言をできるだけしないようにするということに尽きると思います。まぁ、誤解を与えるような発言に対しては極力慎むようにしたい。そのように思います」

 --今日の質疑にもあったが、「同志」と「一蓮托生(いちれんたくしょう)」。この2つの違いを改めて聞かせてもらえるか

 「(民主党の小沢一郎幹事長と)同志は同志で当然じゃないですか。ただ、それがすべて一蓮托生という話ではないのも、あなたもお分かりの通りじゃないでしょうか。すべて皆さん方も同じではないかと思いますが」

 【名護市長選】

 --日曜日は名護市長選の投開票日だ。投票結果を普天間基地の移設にどう反映させる考えか

 「うん。私は、基本的に選挙に関して今、コメントをするべきではないと思います。で、いわゆる普天間の移設に関しては、検討委員会で一生懸命、検討してくれていますから、その基地問題の検討委員会で、5月までに、ある意味で当然ながら、アメリカも理解していただけるような形の政府の案をつくる。これに尽きますね」

 【小沢元秘書逮捕】

 --小沢幹事長が罪に問われることになったとしても、小沢幹事長とは同志を続けるつもりか

 「そんな仮定の話に、今お答えをするべきではありませんし、当然、同志という思いはね、これは一緒に戦って政権交代を実現したんですから、そのことは、同志であると、私は思います」

 --明日、小沢幹事長が事情聴取を受けると思うが、事情聴取を受けた後も、小沢幹事長を続投させる考えか

 「もう、それも、どのように、事情聴取で私はありのままを小沢幹事長がね、話されて、ご自身が信じておられると。自分は潔白であるということでありますから、そのことが示されればよいな、そのことが望ましいなと思っているだけでありまして、その後のことを考えているわけではありません」

 --捜査の中身が判然としていないので、最終的判断を控えるということだが、民主党の代表として、所属議員の逮捕では、党として離党させたり、除籍処分というのは行わないという判断をしたととらえていいのか

 「まだ、これからの推移を冷静に、見守るということであります。それに今、捜査が行われている段階ですから、その推移を見守らなきゃいけない。そのように前から申し上げております」

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