東京歯科保険医協会の中川勝洋会長は1月22日に開いたメディア懇談会で、4月の診療報酬改定で歯科の改定率を2.09%引き上げることが決まった点に対し、「とても合格点じゃない」などと述べた。

 中川会長は来年度の診療報酬全体の改定率について、「0.19%は本当にわずか」と述べ、厳しい経済状況の中、民主党が公約に掲げた医療費の引き上げをかろうじて守ったにすぎないとの見方を示した。歯科の2.09%引き上げに対しては「とても合格点じゃない。50点いくかいかないかくらいだ」と辛口の評価を示した。

 また、医科と歯科の改定率が1998年度以降同じだったため、両者に差を付けるよう民主党に要請していたことを明らかにし、4月の報酬改定でこうした形が実現することになった点について、「なぜ今これだけ歯科が疲弊しているかを、政府側が認識をある程度してくれたが故にこうなったのではないか」との考えを示した。

 来年度診療報酬では、薬価・材料価格を1.36%引き下げる一方、本体部分の改定率を1.55%引き上げ、診療報酬全体では0.19%引き上げる。本体部分の改定率の内訳は、医科1.74%、歯科2.09%、調剤0.52%。


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