函館名物の海産物イカをデザインしたイカ型ロボット「イカボー」の新型2タイプが完成した。従来1~2メートルあった全長を半分程度にして軽量小型化。ホテルロビーなどの屋内施設や道外のイベントにも持ち込めるようにし、観光PRへの積極的な活用を目指す。

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 「イカボー」は函館活性化のシンボルにしようと、公立はこだて未来大と函館高専の学生グループが06年にそれぞれ1号、2号機を製作。市民創作の「イカ踊り」の振りをまねる「踊るロボット」として親しまれ、夏祭りなどのイベントに活用されてきた。

 新型も両校の学生が担当。未来大の3号機は全長90センチ、重量16キロと大幅に軽量化し、底部に360度回転できるタイヤモーターを取り付け、自ら場所を移動しながら「イカ踊り」ができるように改良した。

 高専の4号機は、ホテルなどの展示用マスコットとして全長60センチに小型化。発光照明のLEDを使った電飾を施したほか、ヒレ部分の「ミミ」を大きく左右に動くようにし、「愛らしさ」を強調。ロボットを操作できるタッチパネル式のディスプレー装置で、観光PR用の動画なども見られるようにした。

 学生らを指導する未来大システム情報科学部の松原仁教授は「従来型はシンボルとして最初から大型化を目指したものだったが、大き過ぎて運搬方法や費用に制約があった。小型化により全国で見てもらえる機会が増えるのではないか」と話している。【昆野淳】

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