民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が平成16年に購入した土地をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は15日夜、小沢氏の元私設秘書で陸山会の会計事務担当だった民主党の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=に出頭を求め、4回目の事情聴取を始めた。石川氏はこれまでの特捜部の任意聴取に、土地代金は「小沢先生の個人資金」などと供述したとされるが、特捜部はこうした供述が虚偽だった疑いが強いとみて石川氏に対する強制捜査も検討している。

 関係者によると、陸山会は16年10月、東京都世田谷区の土地を約3億4千万円で購入。この際、石川氏は簿外で調達した4億円を土地代金に充てたにもかかわらず、収支報告書に記載しなかった疑いが持たれている。

 小沢氏側は当初、4億円の定期預金を担保に金融機関から借りた4億円を土地代金に充てたと説明していたが、陸山会が土地代金を支払ったのは融資を受ける前だったとされる。特捜部は、定期預金を担保にした融資が土地代金の原資を隠す偽装工作だったとみている。

 石川氏はこれまでの任意聴取に「小沢先生に相談し、小沢先生から4億円を借り、土地代金に充てた」と説明。しかし、特捜部は虚偽説明の疑いが強いとみて、小沢氏本人に対しても参考人聴取に応じるよう要請した。小沢氏は多忙を理由に拒否している。

 こうした状況から、特捜部は土地代金の原資を解明するため、年明けからゼネコン関係者の聴取を再開。13日からは小沢氏の個人事務所のほか、大手ゼネコン「鹿島」など関係先を一斉捜索した。特捜部はこの原資について、水谷建設などゼネコンが小沢氏側に渡した「裏献金」の疑いがあるとみている。

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