理化学研究所などは14日、仁科加速器研究センター(埼玉県和光市)の加速器リングサイクロトロンから発生する重イオンビームを照射する方法で突然変異を引き起こし花を咲かせるため、冬の寒さを必要としないサクラの新品種「仁科乙女」を開発したと発表した。
 通常のサクラは、花を咲かせるためには一定期間低温にさらされなければならず、春以外の季節に咲かせるには冷蔵庫などが必要で、商業ベースには乗りにくかった。
 同センター生物照射チームの阿部知子チームリーダーらは、山形県で栽培される「敬翁桜」という品種の枝に加速した炭素イオンビームを照射。この枝を接ぎ木して育てたところ、約5カ月の間隔で年に2回咲くものが見つかった。
 さらに、気温15~20度に保った温室で育てると、春から秋にかけて花が断続的に咲き、従来品種のように冬の寒さが要らないことも判明。逆に屋外で冬の寒さにさらすと、春には従来品種の約3倍の花が一斉に咲くことも分かった。 

【関連ニュース】
桜の開花予想を終了=「民間が充実」と気象庁-54年の歴史に幕

輸入新型インフルワクチンを特例承認へ―厚労省(医療介護CBニュース)
<直木賞>佐々木譲さんと白石一文さん 芥川賞は該当作なし(毎日新聞)
砂川市有地を神社敷地に提供、最高裁が違憲判断(読売新聞)
<ニュース1週間>小沢氏元秘書、石川衆院議員を逮捕/ハイチでM7.0/京セラ稲盛氏、日本航空会長に(毎日新聞)
荒れる国会「ドラ息子」「すねに傷」 やじに傍聴人は「声聞こえぬ」(産経新聞)
AD