【ワシントン=犬塚陽介】ハイチ大地震の被害状況の速報にからみ、ミニブログ「ツイッター」やインターネット経由の無料ビデオ通話「スカイプ」が改めて注目を集めている。被災地の生々しい傷跡が写真や文章で次々と世界に配信され国際社会の支援態勢を加速させたほか、赤十字などによる募金の要請では携帯電話やパソコンによる操作性の良さもあって、従来のテレビ広告をしのぐ効果をあげているという。

 12日夕の地震発生後、夕暮れとともに欧米メディアが現地情報の入手に苦心するなか、携帯電話などを手にしたハイチの“即席記者”が被災地の状況をツイッターに乗せて世界に発信し、克明に伝えた。

 米CNNテレビは、ツイッターでの情報提供をハイチ国民にも呼びかけ、次々と配信される現地情報をニュース番組でそのまま伝えた。また、スカイプのビデオ通話をハイチと米国のスタジオ間で結び、住民の声や特派員のリポートを放送するなどテレビカメラ以上の活躍をみせた。

 米紙ロサンゼルス・タイムズもハイチのツイッター使用者の送信コンテンツのリストを作成してネットに掲載。取材陣が現地に到着するまで、米大手メディアはツイッターで伝わる情報を最大限に報道することで速報性を保った。

 一方、募金の案内でもネットメディアが活躍している。CNNによると、ハイチ出身の著名ミュージシャン、ワイクリフ・ジョン氏がツイッターで一人5ドルの寄付を募ったところ、申し込みが殺到して一時的に接続が不可能となった。

 米国赤十字もツイッターや会員制交流サイト「フェースブック」を通じて援助を募っており、ネットメディアが発揮する効力はテレビをしのいでいる。

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