BISTROT ZEBRA の 裏Blog

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兵庫県姫路市綿町63 藤野ビル1Fにある、
アフリカ料理とフランス料理のお店、ビストロゼブラ。
主にディナータイムで、カウンターパーソンをしている私が、書き込んでおります。

毎年3月は、猫のワクチン接種月です。
この日もkimiちゃんは、車内でにゃあにゃあ言いながら、何とか病院へ。

カゴから診察台に出すのも一苦労。
やっと出てくれたと思えば、めちゃめちゃビビってます。
体重は去年から100g程増えたくらいの4.9kg。
帰宅後、すぐに自分の居場所に走っていき、夜ご飯はいつも通り食べてました。
特に体調の変化はなく、元気に過ごしてくれて助かります。

今回の診察代
ピュアバックス RCP 猫ワクチン 4500円
消費税 450円
TOTAL 4950円
年明け最初の日曜は、芦屋へ行ってきました。
大江千里「 New Year Piano Concert “Door Number YOU”」というタイトルのコンサート。
昨年、行われたけど歌わない千里さんを見るのもなあ、何て思ってたけど、見てないのに文句を言うのは違うなと思い、ローチケの先行でチケット取りました。

場所は芦屋ルナホール。
毎年、KANさんのライブへ行ってた時は「私よりも少し年上の方々が多いな」という印象でしたが、今回はそれよりもう少し年齢層高め。
きっと、青春時代は大江千里を聴いていた世代なんだろうな、羨ましいな。
私の周りには、今も昔も大江千里を聴いていた人が全く居ないので、普段は何を聴いているのか凄く気になりながら開場列に並んでました。
レギュラー番組を放送してるαステーションと、地元のFM COCOLOからお花が届いてました。
何気に物販コーナーが、小さくありましたが、何かここだけ80年代っぽい雰囲気。
 
現金以外の決済方法は、各種クレカ、PayPay、LINE Pay。
昼夜2回公演あり、私はゆっくり寝たいので夜公演へ。
それでも17時開演は早い。
何で今更大江千里と思われるかもしれませんが、30年ほど前の小学6年生の頃、ミュージックステーションで「格好悪い振られ方」を歌ってる千里さんを好きになって以来、それまで発売されていたアルバムを買いまくり、出演しているドラマや映画を観たり。
 
中学生の頃に放送されたドラマ「十年愛」に出演、主題歌も千里さんという素晴らしいドラマになるはずでした。
しかし、内容がとても酷くて「ありがとう」という曲を聴く度に思い出す、教室でバカにされたあの日。

その曲を、今回のコンサートでは子供らの合唱団と共に演奏する千里さん。
それを見て、涙する観客。

世代も違えば、それぞれの曲に対する思い入れが違うのは分かる。
けど、私はそこに感動がなく、悔しかった日を思い出してしまう。

ま、そんな事はとにかく、内容は良かったです。

大江千里時代の曲をジャズにアレンジしたり、昔の曲、主にアルバムからの選曲で舞台でピアノにたった一人で、全力で弾く千里さん。

もう歌えないのね。
時々、観客に歌詞を振って来るので、嬉しくなって歌ったり、振り付けしたり。

いつもと違った形のコンサートでしたが、行って良かったと最後には思えた内容でした。

そして、翌日から原因不明の体調不良になり、やっと先月の出来事を今頃書いて投稿しました。
KANさんが亡くなったと、FCからのメールで知りました。
小6の頃、トワイライトエクスプレスの車内があまりにも暇過ぎて、備え付けのラジオで流れていたのがKANの曲。

それから気になって、同級生に「野球選手が夢だった」のアルバムを借り、カセットに録音して毎日聴いてた。
初めて買ったのは、CDではなくカセットの「イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ」
初めてのアルバムは「めずらしい人生」でした。
この中の「永遠」という曲は、単にその人を好きという気持ちだけでなく、今までこんな歌詞の表現を知らなかったので、とても好きな曲の一つになりました。

途中、私の人生で色々あって、KANさんから離れていたけど、30代に入り、また聴くようになり、ファンクラブにも入り、毎年ライブに行くのが何よりも楽しい行事となりました。

悲しすぎる、昨日のニュース。
でも、フランスの事、日本人が行かなさそうな海外旅行のコラム、ポップを弦楽四重奏にアレンジしたり。
沢山の世界を教えてもらいました。

急に聴きたくなった「何の変哲もないLove Song」をスマホで聴こうとしたら、入れてなかった事に気付き、アルバムを引っ張り出してきました。
きっと、文章としておかしな事になっているかもしれないけど、今の私にはこれが精一杯。

KANさん、お疲れ様でした。