無間道

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ケーブルの「Movie+」で
「インファナルアフェアー」祭りをやってまして、
録画して、家に帰った合間にちょこちょこ見てました。


いいね、いいですよ。
作品として完成度が一番高いのは1(無間道)かなぁ。
でも3部作全て見て欲しい作品だと思います。

皆演技が上手です。
ナゾが解ければ解けるほど、
「あの違和感はコレかぁ」と思うことしばしば。
例えばマリーさんの「惚れた男」とか。



登場人物の中ではヤン最高。
トニー・レオンは
「普通の感覚を持っていて葛藤する人」
を演じさせたらピカチュウさん、
もといピカいちだね。
ディカプリオにあそこまでできるのか心の底から心配。


ラウはかわいそうだとは思うけど、
「こいつやっぱり甘ちゃんだなぁ」
と心のどっかで思っちゃうのよね。
アンディ・ラウのオーバーアクションのせいかと
思ってたけど、3(終極無間)でリー先生の催眠術で、
アッサリゲロっちゃってたので役の性格なんだろうな。

↑ビックリしてモーレツにツッこんじゃった。

サムは意外と気の毒。
あの残酷さ、下品さ、陽気さが更に哀しく見える。
あの役者さんの他の作品も観てみたい。


ウォン警視、実は一番極悪人なんじゃなかろうか?


その他の登場人物2(無間序曲)ではハウ、 マリーさん、
3(終極無間)ではヨンやヒゲの人なんかも光ってます。

ハリウッドリメイク、ダメそうな気がするなぁ。
この物語は「理不尽なことを受け入れる葛藤」といった

東洋美学の集大成だよね、どう見ても。

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U・ボート

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あまりにも有名なこの映画の鑑賞後の効能として、
男性は間違いなく「ヒゲおやじ」になろうとします。
女性はヒゲのはえてない男性に魅力を感じなくなります。
効果の持続は平均3日程度。


ジェネオン エンタテインメント
U・ボート ディレクターズ・カット



原題「Das Boot」、ドイツ映画です。
第二次大戦中、ドイツの潜水艦「Uボート」で繰り広げられる物語。
映画に出てくる「笑うノコギリ鮫」マークが「U96」のものであること、
また、原作者ブーフハイムが便乗取材したのが「U96」であることから、
一般に「U96」艦であるとされてます。

誰でも一度は耳にしたはずのテーマ曲が
ハンパなくカッチョイイです。


そして、とにかく潜水艦の中が狭くて暗いのです。
観客もずーっとその中に居るような閉塞感を覚えます。

その分、テーマ曲に乗って海の上を軽快に飛ばすシーンは、
一緒にスカっとするし、
敵艦をやりすごすために潜水テスト以上に
深く深くギリギリまで潜るシーンは
一緒にかたずを飲んでしまいます。

そう、もうすっかり彼らの仲間気分ですよ。
こんなサイトもできちゃうくらいですよ。

UボートーU96調査報告書ー
このサイトは映画を観れば観るほど楽しめます。



最初がちょっと間延び感があるかもしれませんが、
潜水テストのあたりから、目が離せなくなってきます。



個人的には機関長がステキ。
古代進よりも沖田艦長よりも、
徳川彦左衛門ラヴ恋の矢

この夏、閉塞感を満喫しよう!

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ナイト オン ザ プラネット

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原題:Night On Earth
この映画に関しては邦題の方がちょっとだけステキだと思う。
ジム・ジャームッシュのオムニバス映画です。


当時オムニバスブームだったのよね。

懐かしいなぁ、90年代。

あたしゃカルト世代ですよ。


当時(18歳)、この映画のウィノナ・ライダーが大好きで、
Yes mam」を連呼してました。
髪型と服装マネしてました。
あと、ストレンジャー・ザン・パラダイスの女の子の髪型(=おかっぱ)もやりますた。
↑多感なお年頃があったことを強調!



あの頃は、アメリカ2編(ロサンジェルス編、NY編)以外は、
「まどろっこしいなぁ。」と思ってたのですが、
最近ケーブルで放送されてて観なおしたところ、
フランス編もイタリア編もフィンランド編も
すごく良くできてて面白かった!
これ、まどろっこしさは若さゆえですかね...
新たな味わいを覚えたのは老いですかね...



あとね、トム・ウェイツのテーマ曲がカッチョイイ☆
彼は一応ロックにカテゴライズされてるんだけど、
労働者の酔いどれ音楽です。声がシブイ♪
またリズムがカッチョ良いのですよ。←そういう意味ではジャズに近いかも


ジム・ジャームッシュ作品で好きなのは
ナイト・オン・ザ・プラネットまでだなぁ。
ダウン・バイ・ロー、
ストレンジャー・ザン・パラダイス、
パーマネント・バケーション...
あ、ミステリー・トレイン忘れてた。


映像もオシャレなんだけど、
音楽のセレクトもいいし、
「何でもない日常こそが最大のドラマ」的な発想が好き。

そして何よりもアタシの青春の空気が

その映画と共にあるんですよね。



買っちゃおうかなぁ、DVD。
ちうわけで自分で買うための

アフェリエイト貼ろうと思って記事にした次第。


パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
ナイト・オン・ザ・プラネット



あ、青春の映画特集やろっかな。
・ピーター・グリーナウェイの「コックと泥棒、その妻と愛人」。
・ジャン・ピエール・ジュネの「ロスト チルドレン」
・ニール・ジョーダンの「ブランケット城への招待状」と「狼の血族」
・テリー・ギリアムの「バンテッドQ」と「バロン」と「未来世紀ブラジル」
・リュック・ベッソンの「グラン・ブルー」と「フィフス・エレメント」
・コーエン兄弟の「バートン・フィンク」と「未来は今」そして「オー ブラザー!」
・ジャック・タチの「ぼくの伯父さん」シリーズ
・岩井俊二の「Undo」...他

やばい考えるとワクワクするっ☆
しかし、果たしてホントにこれだけ書けるだろうか...

たいてい監督で観てたのねあたし。

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未来は今

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この映画のこと記事にしたような気もするけど、
まぁいいか。


ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
未来は今



ヒットメーカー コーエン兄弟の作品の中で、
1、2を争う無名作品ではないかと思う。
でも、アタシは一番好き。(二番目は オー・ブラザー!)

すごくステキな希望の映画


原題は 「THE HUDSUCKER PROXY」
成り行きでハッドサッカー社の次期社長の座についたマヌケな男と
副社長の陰謀の物語。
まぁ、単なるダメ男ファンタジーです。

フランク・キャプラの作品(「素晴しき哉人生!」「群集」)や

「未来世紀ブラジル」といった映画への洗練されたオマージュや、

物語を左右するブルーメール(グリーンメールの揶揄?)、

ズボンの二重縫い(小さな心遣い)の大切さ、
あらゆるものが「円」に集約していく物語の美しさ。
#円は螺旋階段を上からみた図でもあるのですよね。

さすがコーエン兄弟です。


まぁ、そんな細かいことはおいといても、
ティム・ロビンスのアホっぷりと、
ポール・ニューマンの悪役っぷりと、
普段はクールな役の多い
ジェニファー・ジェイソン・リーの
チャーミングさは必見!

コメディー映画なので、
何も考えずに見ていられるのですが、
観終わった後に、ポッと希望が灯った気がします。


人は何度でもやり直せる。
周りの人はやり直すチャンスを与えなきゃいけない。
未来は今(この時の積み重ね)なのだよ。

たしかこんな台詞をウクレレ持った前社長が言ってた。



根本解決はしてなくても、
希望を持ち続けることができれば

なんとかなるんじゃなかろうか。


しかし、
こんなに世界観が安定していて、
音楽も良くて、テンポも良いのに、
なんでヒットしなかったんだろう...orz

マンシー大学の応援歌、フリ付で歌えるのに。

For the Boys

テーマ:

ただいま頭痛の中、頭の中を駆け巡ってるもの

・びょん様と新庄は似ている
・テルーの唄(ゲド戦記)
・さむい



ゲド戦記の予告編良いすね。
10年ちょっとにみた「フォー・ザ・ボーイズ
って映画の予告編を思い出します。


あの予告編は(あんなに手を加えてないのに)稀にみる秀作だと思う。

ベット・ミドラーがビートルズの「In My Life」を
歌っているシーンがフルコーラス使われており、
ナレーション一切なし、歌のシーンのみ。
(映像もたぶん歌のシーンだけだったと思うんだが)
でも前後の説明がなくてもこの歌だけで間違いなく泣けます。
当時18歳だったアタシはボロボロに惨敗でした。




以下若干ネタばれ含みます。



ゴッドマザー風の彼女が登場して一言
"It's Christmas time. Gonna sing a little song for you."
そして「In My Life 」を歌いはじめると
それまで騒いでいた兵士たちが水を打ったように静まりかえる。


彼女が歌い終わった後にピースサインをすると、
兵士たちもピースサインで応える。
ただそれだけ。

In My Lifeの歌詞がまたよくてね。
ビートルズの を聞いた時はラブ・ソングだと思ってたのに、
あのシーンでは出征した息子を想う母親の
深い深い愛情の歌にしか聞こえない。
編曲はしてあるものの、歌詞は全くいじってないです。
歌ってすばらしいですな。
↑ベット・ミドラーの歌唱力あってこそなんだけど


DVDだと歌のシーンには和訳がないみたい。
ビートルズの「In My Life」だけでも
歌詞を事前に調べてから観ると更に何か伝わってくるかも。

映画検定

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先日「オタク検定 」なるもののニュースが世間を駆け抜けていましたが、
このたびキネマ旬報にて「映画検定 」なるものを実施するようです。


【4級】

20代、30代の若い世代の方を対象とし、90年代以降の作品を中心に、映画史では欠かすことの出来ない古典や、監督、俳優、簡単な映画用語を含む、基礎知識を問う。映画ファン入門コース。



【3級】

映画全般を通して、映画史に欠かすことの出来ない古典、多くの観客を集めた作品、映画会社、監督、俳優、スタッフや簡単な映画用語についてを問う。映画ファン初級コース。



【2級】

映画全般を通して、映画史に欠かすことの出来ない古典のみならず、B級作品、カルト作品も対象とし、映画についてのあらゆる角度からの問題を問う。映画史、映画用語、興行関連なども対象とする。映画ファン上級コース。



【1級】

映画全般を通して、あらゆる映画をあらゆる角度から問う。また映画史、映画用語、興行関連など映画周辺の知識についてもより深いレベルで対象とする。映画ファン達人コース。




おぼろげな記憶をちゃんと整理したら、
4級、3級くらいはイケると思うんだよね。
2級くらいは欲しいなぁ。
#興行収入などは興味ないから1級は無理だな。

4月上旬から申し込み開始のようです。

職務経歴書の資格欄に「映画検定 ○級」って書きたいよん。

アカデミー賞

テーマ:

気づけば終わってた。
今年はめぼしさがなかったのよね。
ブロークバックマウンテンもクラッシュも
あんまし観たいと思わないし...

あ、でも主演男優賞をとった、
フィリップ・シーモア・ホフマン
この人けっこう好き。
イジワルや小悪党な役が多いなか、
「マグノリア」では唯一のまともな人を演じてた人です。


トルーマン・カポーティ(「ティファニーで朝食」をが一番有名かな)は、
不思議ちゃん主張が強すぎちゃってあんまし好きではないのですが、
この映画は観たいと思いました。

ディナー・ラッシュ

テーマ:

レストラン物だけどマフィア物です。
ゴッド・ファーザーに食事のシーンがあるでしょ、アレを1本の映画にした雰囲気。
登場人物たちが一箇所でグダグダしてるのでぼんやり観てしまいがちです。でもラストの20分は目を見開いて釘付けになりますよ。

この20分だけでもう一度観たいと思わせる映画。


テンポは良いんですけどね、画面が暗いからグダグダしちゃうのかなぁ?
レストラン(リストランテ)の一夜なので間接照明が多いでしょ。何やってるのかわからん。
そのせいか、お料理があんまし美味しそうに観えなった...orz

第一、あーいう雰囲気のリストランテなのに東京タワーみたいなパスタ出されたところで
「見た目はハデだけど、こんな食べづらくて食べるトコの少ないお料理は何のため?」
ってどん引きしちゃう気がする。
アタシもオーナーと同じくミートボールパスタのがいいなぁ。


2002年ってそういう時代だったっけ?


経営方針がバブリーな頃のイタ飯屋みたいなイメージです。

息子は確かに店の売り上げを伸ばしてますが、N.Y.1の売れっ子料理評論家と寝たからにすぎないワケでしょ。オーナーが頑なに店の経営権を渡さなかったのは、彼の料理の実力を信じているからこそ「評論家にウケる(媚を売る)こと」で店を維持しようとする息子の安易さに不安が残ってるんじゃないでしょうか?
だからどんなに問題児でも伝統的な料理を得意とする(息子とは正反対の)ダンカンが手放せない。


ま、最後にオーナーが店を譲ったのは、そんな息子に対する、小さな報復でもあり応援でもあると思うのです。
評論家が「事件のおきた店はそれだけで売り上げがあがる」と言ってますが、実力が伴わなければ諸刃の剣ですしね。「どんな騒ぎが起きても、実力はあるんだからなんとかやれるだろ」ってなとこなんじゃないかと。ニクイね。


ハピネット・ピクチャーズ
ディナーラッシュ ~スペシャル・エディション~

阿修羅のごとく

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ずっと観たいと思っていた
「阿修羅のごとく(2003年 森田芳光監督)」を観ました。

コレ、NHKのドラマ版はアーカイブスでは見たことあるんです。
石田あゆみサンや吹雪じゅんサンが出てました。
八千草薫サンは次女役(今回は黒木瞳サン)じゃなかったかなぁ?

で、今回観た映画版。

ちょっと2時間で収めるには無理があるように思いました。
あとね、森田芳光サンの演出と、向田邦子サンの思惑が上手く融合できてないような違和感がたまにありました。
なんだろ、
森田芳光監督は笑いに持って行きたい。
でも、向田邦子サンはさらりと流してあとで納得する伏線にしたい...
てな具合に得意なベクトルが違うんですよ。

まぁ、こんなかんじの散漫さはありましたが、
物語としては名作です。

女たちの複雑な心理が、理屈ではなく行動で描かれてるかんじって、
今のドラマには少ないですよね。


タイトルにもなっている「阿修羅」について少し説明を加えますと、


阿修羅あしゅらあすらとも)は、八部衆に属する仏教の守護神。修羅しゅら)とも言う。大乗仏教時代に、その闘争的な性格から五趣の人と畜生の間に追加され、六道の一つである阿修羅道(修羅道)の主となった。帝釈天と戦争をするが、常に負ける存在。この戦いの場を修羅場しゅらじょう)と呼ぶ。

姿は、三面六臂(三つの顔に六つの腕)で描かれることが多い。

奈良県・興福寺 の八部衆像・阿修羅像(国宝)や、京都府 ・三十三間堂の二十八部衆像・阿修羅像(国宝)が有名。

---WikiPediaより一部抜粋---


この物語を上手に説明しようと思ったら、
小林薫さん演じる、次女のダンナが最後につぶやく
「女は阿修羅だなぁ」
というセリフがすべてになってしまうのですが。


八千草薫さん演じる母親が、ただ我慢するだけの女でなかったところがちょっとうれしかった。

仕返しの方法が、とてもかわいらしくってね。


あ、そうそう。

NHKドラマ版のテーマ曲であるトルコの軍楽曲が話題になりましたが、森田版のテーマ曲も良かったですよ。

ロード オブ ドッグタウン

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ロード オブ ドッグタウン


今週末:12/10(土)から順次公開されます。
いますごくすごく観たい映画です。
この映画の予告編は東京駅でお昼のグリーンカレーを食べてる時に観かけたのですが、エウレカセブンとちょっと同じニオイがしました。
#ちうかエウレカセブンがこういう空気感を目指しているんだと思われる



1970年代に3年間だけ世間を席捲した
実在するスケボー集団"Z-BOYS"の物語です。
彼らはスケボーを自在に操るだけでなく、
サブカルチャーをも巻き込んで
一大ムーブメントを起こしていきます。


アメリカ西海岸、
 すべては空っぽのプールから始まった


っていうキャッチが超カッチョイイっす。



いち早く雰囲気を感じたいという方は
DOGTOWN&Z-BOYSというDVDが発売されています。
(こちらはドキュメンタリ映画)

角川エンタテインメント
DOGTOWN & Z-BOYS


レンタルなどもされていると思いますので
チェックしてみてはいかがでしょうか?
見比べてみても面白いかもしれませんね。



こんな キャンペーン もやってましたよ。