ペーター・ダムの仕業だ。

俺が指揮者だったころ、演奏会が終わった翌日に、糞生意気な幼稚園児から「おまえだろう、指揮してたのは」と言われて大笑いしたことがある。お公家さんのような白くて可愛い男の子だった。前の日の演奏を聞いていたのだ。今はどこかでサラリーマンにでもなっているのだろう。

それはともかく、この「魔弾の射手」。

ホルンが狂ったような轟音を鳴らしている。血沸き肉踊る響きだ。こんな面白い演奏は無い。

カルロス・クライバーという人がやっぱりどこか狂ったところがあって、冒頭の序曲の入りからしてやらかしている。クレッシェンド、面白すぎ。

ワイルドだろ~アップ

序曲でたっぷりペーター・ダムとその仲間たちのホルンが聴ける。ビブラートをかけた同質の演奏法でよくそろっている。楽器はメーニヒだっけ?ドレスデンの弦楽器の音がまたいい。

風流だぜ~アップ

グンドラ・ヤノヴィッツ、テオ・アダム、ペーター・シュライアー、エディット・マティスと、旧東ドイツのスター総出演。懐かしい。

ウェーバー:魔弾の射手 全曲/ライプツィヒ放送合唱団

¥4,077
Amazon.co.jp

AD
とにかくホルンがティルシャルすぎてすごい。

いい音オケのチェコフィルの能力全開の演奏だ。

全体に近接音で録音されていて、特に金管楽器のブレスがはっきり聞こえる。コラール部の一斉に息を吸う音には、はっとさせられる。このような息遣いが聞こえる演奏こそが聞く価値のある演奏だ。

マタチッチもよくうなっている。

この曲はなんだかもやもやした意味不明の前奏があって、今ひとつ印象が薄かった。第4楽章でも跳躍のあるひょうきんな主部が始まってからしか印象がなかった。今回聞いてみて、これはMozartのレクイエムのなかのレコルダーレじゃないか、と思った。

アーノンクールの考察を読んで、ブルックナーのこの曲についてレクイエムを引用していることを知った。そう思って聞くと面白い場面がいっぱいある。それにしても、ブルックナーが憧れてやまないMozartとはなんと芸風の違うことか!

ひたすら巨大で崇高な「感じ」を突き詰める愚直なブルックナーと、死者のための音楽を書いても透明で儚い風情を漂わせるモーツァルトとはずいぶん方向が違うような。

ブルックナー:交響曲第5番/マタチッチ(ロヴロ・フォン)

¥1,050
Amazon.co.jp

AD
【Carot One】 Fabriziolo ヘッドフォンアンプ

¥27,800
楽天

これが欲しくて注文した。イタリア製のヘッドフォンアンプ。真空管を使ったプリアンプだ。

真空管の味わいがいい。音を聞いてみたらブルックナーのホルンの炸裂音が幅広く聞こえる。
届くのが楽しみ。色合いがいい。にんじん色。

みんなに見せびらかしたくなる。
AD
ショスタコーヴィッチのジャズ組曲。これは掘り出し物。すばらしいアルバムだ。すべての人に聞いて欲しい。790円で買った。安かった!!
ショスタコーヴィチ : ジャズ音楽集 / 2人でお茶を/ブラウティガム(ロナウド)

¥2,039
Amazon.co.jp

プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲/クラヴサンと管弦楽のための「田園のコンセール」(リール国立管/カサドシュ)
これがまたいい。「クロード・ジェルヴェーズによるフランス組曲」は知人がアレンジして、地方で演奏したことがあったのだが、プーランクのオリジナルを聞いたのは初めてだ。いいCDを見つけた。

$映画侍、ぶった斬り!!!

あと、エディット・マティスの歌うMozart:戴冠式ミサ。
ペーターシュライヤー指揮のシュターツカペレ・ドレスデン。東ドイツ時代のオールスターズ。曲目も日本版にはない感じのもの。戴冠式とAve verum corpusは定番だが、KV 339のヴェスペレがすばらしい。この曲好き。アダージョとフーガ( KV 546)、フリーメイスンのための葬送音楽、という組み合わせ。

エディット・マティスは美貌で可愛くて、フィガロのスザンナや、魔弾の射手のエンヒェンなんて良かったなあ!いまCDで聞いてみると、歌もうまいなあ。太くて澄み切った声の響き。素晴らしい。

映画侍、ぶった斬り!!!
とにかく、目に付いたそこそこの値段のCDを躊躇なく買ってみた。

シューリヒトのブルックナーの8番9番。ウィーンフィルのホルンが強烈な音を出している。
気持ちよくカタルシスが得られる。ベタな熱演。ブルックナー中毒者はこんな感じの演奏を欲しているんだな。
Symphonies No.8 & 9/A. Bruckner

¥1,692
Amazon.co.jp

ベイヌム/コンセルトヘボウのCD。ブラームスの交響曲全集、ブルックナーの9番を買った。
ブルックナーの9番はすごい。シューリヒトより俺は好き。コンセルトヘボウのホルンの深々とした音が凄い。管楽器もチャーミング。弦楽器のしなやかさはため息が出る。この時代のコンセルトヘボウを生で聞きたかった。録音は古くて、スケルツォのティンパに連打のあたり音程がゆがんでいる。でも全体の響きは鮮明に聞き取れる。ブラームスもすばらしい。四番が特に好き。一楽章の始まりのため息とか、二楽章の古色蒼然たるホルンの響き、チェロのメロディなど枯淡の味わいがある。

ブルックナー:交響曲第9番/ベイヌム(エドゥアルト・ヴァン)

¥1,200
Amazon.co.jp

ブラームス:交響曲全集/ベイヌム(エドゥアルト・ヴァン)

¥2,400
Amazon.co.jp

マタチッチのブルックナー、二枚。七番と五番。この演奏も大好き。チェコフィルのホルン、管楽器の艶やかな響きが好きなんだ。弦楽器もつやつやしている。チェコフィルのホルン吹き、ティルシャル兄弟に会って話をしたことがある。普通のあんちゃんだった。舞台裏で聞いているとあのチェコフィルの音。ノイマンの指揮で日本に来たときだ。懐かしい。


ブルックナー:交響曲第7番/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 マタチッチ(ロヴロ・フォン)

¥1,200
Amazon.co.jp

ブルックナー:交響曲第5番/マタチッチ(ロヴロ・フォン)

¥1,050
Amazon.co.jp

ケーゲルのマーラーの三番。ドラティのマーラー9番。どちらも激安ワゴンに入っていた。ドラティなんて540だったかな?ケーゲルも990円。十分楽しめる内容。ライブ録音はどんな演奏でも聴いてみたい。わくわくしてくる。

マーラー:交響曲第3番 ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィル他/マーラー

¥4,600
Amazon.co.jp

マーラー:交響曲第9番 アンタル・ドラティ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団/グスタフ・マーラー

¥2,300
Amazon.co.jp