アーノンクールのCDを非圧縮でiPodに入れ、iBasso A02をつなぎ、AKG K121 Studio で聞く。
ヘッドフォンアンプは効果絶大。音の精度が格段に上がった。空間の広がりもいい。

トラベルソ一本と歌の小さなアンサンブルから、合唱とトランペット三本がフォルテで歌いまくる 曲まで音量の幅が大きく、なかなかいい音で聞けなかったが、ヘッドフォンアンプを入れることで相当改善した。

テナーソロと重なっている音が、バスーンなのか、オルガンなのか、チェロかビオラか、というあたりが良く聞き取れる。中音域の音の伸びがいい。低音域も引き締まった感じで全体がクリアに聞こえる。

コールアングレの幅の広いリードの歪み音(ガチョウの鳴き声みたいな感じ。ブレスやフレーズの変わり目にどうしても入ってしまうゆらぎ音)まで克明に聞き取れる。楽しい。

バッハのロ短調ミサが好きで、ずっと聞き入っている。俺はオケでこの曲を二回演奏したことがある。東京カテドラルと紀尾井ホール。プロだからね。コーラスでも二回やったかな?これは物好きでアマチュアの合唱に入れてもらったんだ。

最近、英国大使館合唱団の演奏を目黒で聞いて、またこの曲のCDを聴きたくなった。

冒頭のキリエの叫びから、バッハとしか言いようのない、たくましい歩みのようなフーガ。

クリステ エレイソン の華麗なギャラントスタイルのデュエット。この曲好き。

その後の、二度目のキリエ。倍全休符なんてめったに見ないけど、この曲のスコアを見ればいっぱい見る。音楽史の授業や楽典でサンプルに出てくるのがこのキリエだな。バッハの時代にはもはや古いスタイル、古様式で格調高く収まる。

トランペット三本で三拍子の グローリア。Et in terra pax からの四拍子がいいな。胸に迫る。神の数は3、地上=人間をあらわす数は4だからね。この箇所のブレーキ感と「地に満つる」感が大好き。

次の Laudamus te がまたいいんだ。ここまで聞くともう止まらなくなってくる。ソプラノのソロだが、その前のヴァイオリンソロのリズムパターンが癖になる。

Gratias agimus tibi の厳かな合唱。感謝します、と言うわけです。この曲がまたすごい。大クレッシェンド楽曲。アラブレーベでまたしても倍全休符、倍全音符が出てくる。他の曲では見たこと無いね。楽典の教科書には必ず載ってるけど。

ああ、止まらない。このくらいにしよう。どうせ誰も読んでるはず無いんだから。
自分のためだけに自分の気まぐれに書き飛ばす。

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