C2[シーツー]BLOG

川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
C2[シーツー]の編集・発行人。 毎月30本アベレージで、
年間300本以上を鑑賞。“シネマ・コネクション”を
キーワードに、映画をナビゲート!
▶シーツーWEB版  www.riverbook.com


テーマ:


 09年『第9地区』で映画ファンを熱狂させ、13年にはマット・デイモンを主演に迎えて『エリジウム』を撮り、今度は新たに始動する『エイリアン』でメガホンを取ることが決定したニール・ブロムカンプ監督。今回のオーナイスは、そんなハリウッドで最も期待と注目を集める新鋭の新作『チャッピー』をピックアップ。


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 タイトルのチャッピーは、人工知能AIをインストールされたロボットの名前。AIロボットを扱ったSF映画はよくあるけど、本作では赤ちゃんのように無垢な状態で生まれたチャッピーを、ストリートギャングに育てさせるのがミソ。母性に目覚めたギャングの女に愛を注がれ、男たちから憎しみや暴力を教えられ、チャッピーはすくすくとギャングロボットへと成長していく。猥雑さあふれる独創的な世界観、人間と異形のものとの戦い、そしてクライマックスのロボットバトルと、同じヨハネスブルグで撮影された『第9地区』とは類似点も多いけれど、大きく違うのは、やっぱりチャッピーの成長と家族の愛の物語になっていること。



 さてそこで本題。本作のオー!ナイスなポイント1つめは、チャッピーを育てるギャングカップルを演じたニンジャとヨーランディ。この異様な存在感! 一体、何者? と思ったらこの2人、ケープタウン出身のラップグループ、ダイ・アントワードのメンバー、NinjaとYo-Landi Vi$$er。名前はもちろん、全身タトゥーに奇抜なファッションも素のまんま。2人の個性をすっぽり映画にいただいちゃうブロムカンプ監督、やっぱ面白いセンスしてるわー。しかも名前がニンジャですから(笑)。そうチャッピーのデザインは士郎正宗の『アップルシード』をヒントにしたと公言しているように、日本の漫画が大好きなブロムカンプ監督。前2作同様、今回も日本への愛が随所に。チャッピーが武器の扱いを学ぶシーンでは、お約束の手裏剣が登場! だって教えるのはニンジャですから(笑)。さらにクライマックスのバトルシーンでは、ニンジャの衣装に衝撃の日本語プリントが!!!! テンションがアガリまくったところでの何コレ感! もうたまりません。日本人だってデザイン重視でうっかりヘンな英語のロゴT着ちゃうからね。あるある(笑)。まあうっかりにしろ確信犯にしろ、私はこういうセンス大好きなんで、オーナイス!なポイントとしてプッシュさせてもらいます!



『チャッピー』2015年5/23(土)→ミッドランドスクエアシネマほか

公式サイト


(C) Chappie -Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

シーツーWEB版に戻る

#エーガね #C2シネマ情報局


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


 本年度アカデミー賞で作品賞ほか最多4部門を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。『21グラム』『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が、コメディ色濃厚なダーク・ファンタジーに初挑戦して見事な手腕を発揮。そして『ゼロ・グラビティ』に続いてオスカーを獲得した撮影監督エマニュエル・ルベツキの流麗なカメラワークと、全編1カットかと見紛う驚異の長回し映像、さらに豪華実力派キャストによる寸分の狂いもない完璧な演技など、どれもこれもが素晴らしい。まあ、そこはすでに紹介され尽くした感があるので、オー!ナイスでは別のポイントから映画の魅力に迫ってみたい。


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 タイトルだけではどんな映画なのかわからない、小難しい印象も受けるけど、実は笑いどころが多い本作。なにしろ主演のマイケル・キートンと共演のエドワード・ノートンが、パンツ一丁で爆笑を誘うのだから。そこでオー!ナイスでは、バカバカしくも大真面目に2人の「パンツ」ついて語ってみたい。まずはキートン。演じるのは、かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的スターとなったリーガンだ。映画の冒頭リーガンはいきなりパンいちで登場。履いているのはコントの定番“白ブリーフ”だ。「なんでまた白ブリーフ?(笑)」と思わずニヤついてしまうが、少し緩んだ肉体と“白ブリーフ”のコラボには、本物の俳優として認められたいがため、ブロードウェイの舞台に挑む落ち目スターの悲壮感が漂い、お尻部分のたるみさえ愁いをたたえているよう。さらに後半、リーガンがタイムズ・スクエアをパンいちでうろつくシーンでは、ちょっとマヌケで微笑ましく、見る人を自然に笑顔にしてしまう“白ブリーフ”が最大限に威力を発揮。もし、これがボクサーパンツやトランクスなら可笑しみも切なさも半減したはず。“白ブリーフ”恐るべしだ。

▼オーナイスなパンツ姿を予告でCHECK!


 さて、片やエドワード・ノートン演じるマイクは、引き締まった身体にモードな柄のビキニタイプを装着。辛口の舞台評論家さえ一目置く実力派俳優であり、かなりのスケコマシ。舞台裏でも舞台上でもやりたい放題でリーガンを挑発、ピンチに陥れるマイクには、いつでも臨戦態勢なビキニタイプがピッタリきている。とはいえ、決して派手ではなく、あくまでクールな柄物というのもポイントだ。



 たかが「パンツ」、されど「パンツ」。キャラクターや心情を的確に表現するアイテムとして注目してみると、映画がもっと深く楽しめる………かどうかは不明です。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』2015年4/10(金)→TOHOシネマズ名古屋ベイシティほか

公式サイト



(C)2014 Twentieth Century Fox

シーツーWEB版に戻る

#エーガね #C2シネマ情報局


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


 原作は名古屋在住の文學界新人賞受賞作家・大島真寿美の青春小説。ロケ地は原作者の母校、昭和高校をはじめとする名古屋市内、そして岐阜県、三重県。そんな東海人にとってほぼご当地映画というべき『チョコリエッタ』がついに名古屋で公開! ということで、今月のオー!ナイス!な1本は『チョコリエッタ』に決定!


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 主人公は学校の進路調査書に「犬になりたい。」と書いちゃうぐらい、生きていることに嫌気がさしている16歳の女子高生、知世子。いつも不機嫌な彼女に興味を惹かれカメラを向けるのが、永久浪人を目指す変わり者の先輩、正宗。クソな世界になじめず、クソな自分にムカつき、先に進むことすら拒んでいる2人に、10代の自分が重なった。そうそう、大人になって振り返る青春はいつもまぶしく輝いているけど、真っただ中にいる瞬間はとてつもなく憂鬱でイラついていたのだ。そんな思春期の苛立ちと震災後の日本への憤りをリンクさせ、閉ざされた心の扉がほんの少しだけ開く瞬間を繊細に写し取った風間志織監督。巨匠フェデリコ・フェリーニへのオマージュを散りばめたファンタジックで透明な映像世界がなんとも魅力的だ。



 そして忘れちゃいけない! 最高にオー!ナイス!なのは主演の2人。雑誌「Seventeen」の人気モデルで、映画『渇き。』『劇場版 零~ゼロ~』、ドラマ「ごめんね青春!」などに出演し、女優としても注目を浴びる森川葵が、髪をベリーショートに切り、主人公の知世子をチャーミングに好演。さらに正宗を、映画『共喰い』『そこのみにて光輝く』で高い評価を受けた菅田将暉が感受性豊かに演じていて素晴らしい! 2人が放つ今だからこその輝きにすっかり心奪われてしまった。

『チョコリエッタ』2015年3/21(土)→名古屋シネマテークにて

公式サイト



(C)寿々福堂/アン・エンタテインメント

シーツーWEB版に戻る

#エーガね #C2シネマ情報局

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


 音楽を通して人の想いが心に浸透するせいか、なぜか感動率が高い音楽映画(当人比)。今月は『はじまりのうた』(7日(土)公開)、『味園ユニバース』(14(土)公開)、『くちびるに歌を』(28日(土)公開)と、音楽を扱った映画が相次いで公開されるけど、いずれ劣らぬ良作ばかりなワケで。そのなかでもとりわけ驚いた『君が生きた証』を今月のオー!ナイス!な映画としてご紹介。


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 突然、起こったある事件で息子を亡くし、息子が遺した楽曲を唄うことで、息子を理解しようとする父親。その歌に魅了されたミュージシャン志望の青年。それぞれに事情を抱えた2人が音楽を通して巡り合い、疑似親子のような関係を築いていく。そして亡き息子が遺した楽曲も、アコースティックギターの弾き語りから、エレキギター、ドラム、ベースが加わって大きく広がっていくのだ。物語と音楽が相まって高揚していく感覚がくぅーっ堪らない! 哀しき父親を演じたビリー・クラダップの歌声も魅力的で、心にじわじわ沁み入ってくるのだ。



 でも、実はこの映画、一番のオー!ナイス!なポイントが詳しく書けないっ(涙)。なんつっても、そこは絶対に知らずに観た方がいいので、ネタバレしない程度に。あまり詳しく語られなかった事実が明らかになる後半の展開が衝撃的で、父親の最後の歌に込められた息子への想いに胸がぎゅーっと締め付けられる。ひとつの曲がこれほど重要な意味を持ち、切実に伝わる映画は初体験。監督は『ファーゴ』『マグノリア』の名優ウィリアム・H・メイシー。初監督作にしてこの出来とは驚き! 早くも次回作に期待せずにはいられないよ。

『君が生きた証』2015年2/21(土)→センチュリーシネマにて

公式サイト


((C)2014 Rudderless Productions LLC. All Rights Reserved.

シーツーWEB版に戻る

#エーガね #C2シネマ情報局


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


 あらゆる娯楽要素テンコ盛りで、登場人物が歌って踊るボリウッドのイメージを覆したおしゃれテイストの『マダム・イン・ニューヨーク』、アメリカナイズされてパワーアップした『チェイス!』など、ニュータイプが続々と登場! 新たな進化をはじめたインド映画。そこで今月オー!ナイス!な映画としてピックアップするのは、2014年インド・アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」など14部門を独占し、50以上の映画賞を受賞、インド国内で20億円の大ヒットを記録したという『ミルカ』。


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 『ミルカ』とは、インドの国民的英雄で“空飛ぶシク教徒”の異名を取った陸上選手ミルカ・シンのこと。インドとパキスタン分離独立の悲劇で両親を失った少年が、幾多の苦難を乗り越え一流のスプリンターへと成長していく。ミルカ・シンの実話に基づいたドラマチックな物語に、躍動感あふれるダイナミックな映像、感動をあおるハイテンションな演出が気持ちよくハマり、インド映画らしさがありながらも、その枠にとどまらない骨太なヒューマンドラマに仕上がっている本作。



 これをさらにオー!ナイス!なレベルに引き上げているのが、ミルカ・シンの半生を演じきったインドの気鋭スター、ファルハーン・アクタル。なんでもインドでは映画監督としてヒット作を手がけ、歌手、テレビ司会者、俳優としても活躍するマルチタレントだとか。本作では過酷なトレーニングによって鍛えられた体脂肪率5%の筋肉美、ヒゲを蓄えたワイルドなヴィジュアルで女性をノックアウト! ワールドクラスのセクシーな魅力は、ハリウッドスターにも引けを取らないのだ。



 ちなみに日本のみなさんは、日本人陸上選手役でチラッと出演した武井壮の勇姿もお見逃しなく。

『ミルカ』2015年1/30(金)→TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて

公式サイト


(C)2013 Viacom18 Media Pvt. Ltd & Rakeysh Omprakash Mehra Pictures

シーツーWEB版に戻る


いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:


第39回報知映画賞作品賞を受賞した『0.5ミリ』で、主人公の山岸サワを演じて、原作・脚本・監督を務めた実姉・安藤桃子に絶賛された安藤サクラ。この映画では、強く逞しい女であり、愛にあふれた聖母のようでもある、女優・安藤サクラの多彩な魅力に唸った。そして今月公開されるもう1本の主演作がこれまた凄い! ってことで、今月のオーナイス!な映画は、安藤サクラの魂の熱演に震える『百円の恋』。


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 『百円の恋』は、故・松田優作の出身地、山口県の周南映画祭で、2012 年に新設された脚本賞、第1回「松田優作賞」のグランプリ作品。実家に引きこもり、自堕落な日々を送る一子と、引退目前のボクサー狩野の出会いと挫折、再生が描かれる。松田美由紀、黒澤満、丸山昇一という錚々たる顔ぶれがグランプリに選んだのも納得の骨太な物語だ。
 生きることに向き合わなかった一子が、痛みや悲しみ、怒りをボクシングにぶつけ、最後にはプロのリングに立つ。闘いへと向かう一子の変化を、全身全霊で体現した安藤サクラがとにかく凄い。中学生の頃、実際にボクシングをやっていたそうで、フットワークひとつとっても本物のプロかと見紛うほど見事。そしてトレーニングと壮絶な減量を経て挑んだ試合のシーンの凄まじいこと! リングへと向かう鬼気迫る表情、実際にパンチをくらい、ボロボロになっても闘うことを諦めない姿に、熱くならずにはいられないのだ。
 そんな安藤サクラはもちろん、もうひとつオーナイス!なポイントにあげたいのが、『イン・ザ・ヒーロー』に続いて、映画ファンを熱くする傑作を撮り上げた武正晴監督。どん底から這い上がろうともがく人間たちへの眼差しは温かく、俳優たちの魂の込もった演技をじっくりと、圧倒的な熱量とともに捉えていて素晴らしい! 愛知県知多市出身ってことで、今後も全力で応援していきたい。





『百円の恋』12/20(土)→シネマスコーレにて

公式サイト


(C)2014 東映ビデオ

シーツーWEB版に戻る

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:


カンヌ国際映画祭審査員グランプリ、アカデミー賞主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞を受賞。世界各国で高い評価を受けたロベルト・ベニーニ監督、脚本、主演の傑作『ライフ・イズ・ビューティフル』。本作が日本で公開された1999年。周囲の映画好きが、今年の、いや生涯ベスト1!と絶賛するなかで、私が年間ベスト1に挙げたのは台湾のチェン・ユーシュン監督作『ラブゴーゴー』だった。サエないおデブちゃんたちが織り成す恋模様が可笑しくって切なくって、笑いながら大号泣。『ライフ・イズ・ビューティフル』の感動も及ばないほどに、私にとっては愛おしい映画として心に刻まれたのだ。あれから15年、待って、待って、待ち続けたチェン・ユーシュン監督の新作『祝宴!シェフ』がやっとこさ登場!! ということで、今月のオーナイスな映画に決定!


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

台湾では、お祝いごとがあると屋外で宴が開かれ、そこで腕を振るう「総舗師(ツォンポーサイ)」と呼ばれるおもてなしの心を極めた宴席料理人がいるんだそう。『祝宴!シェフ』は、総舗師だった亡き父の想いを引き継いだヒロインが、究極の料理に挑む、笑って泣けるお料理エンターテインメント・ムービー。料理嫌いの女の子の成長と奮闘を描くストーリーは、まあベタと言えばベタ。でもそこに台湾ならではの食文化、キテレツな登場人物やサイドストーリーを上手く絡ませていくのがチェン・ユーシュン監督の凄腕。なかでもオーナイス!なポイントに押したいのが、主人公を差し置いてオイシイところを持っていくヒロインの母。台湾の藤山直美というべき肝っ玉女優リン・メイシウが演じる豪快で逞しくて愛らしい母パフィーが最高なのだ。カラフルでキッチュな世界観はアジア版『アメリ』みたいでステキだし、2時間25分がアッという間! 15年間、待っててよかった(涙)。





『祝宴!シェフ』11/1(土)→伏見ミリオン座にて

公式サイト

(C)2013 1 PRODUCTION FILM COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.

シーツーWEB版に戻る
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


 TVドラマが映画になるのは、もはや人気シリーズのスタンダードになりつつある日本。でも映画からTVドラマになってさらに映画になるのは稀なパターン。しかも監督、スタッフは別で、キャストだけはそのままなんて見たことないよ! ってことで、今月のオーナイスな映画は、そんな新しいスタイルを確立した『まほろ駅前狂騒曲』。


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 はじまりは11年に公開された映画第1作『まほろ駅前多田便利軒』。直木賞作家・三浦しをんのベストセラー小説を、大森立嗣監督が映画化。責任感が強く他人を放っておけない便利屋の多田と、飄々と掴みどころのない宿なし同級生の行天の友情と再生の物語が、男臭いオフビートなノリで描かれていた。なんつっても、多田と行天に瑛太と松田龍平をキャスティングしたセンスが素晴らしい! ふたりの距離感や空気感がなんとも心地よく、続く13年のTVドラマ「まほろ駅前番外地」でもふたりは同じキャラクターを演じることに。一方で監督は「モテキ」の大根仁が担当。キャストや設定は同じでも、多田と行天の関係性が映画とはビミョーに違っていて、ゆるくてダサくてカッコいい、大根仁監督らしいドラマに仕上がった。
 そして今回、さらに映画に返り咲き。第2作『まほろ駅前狂騒曲』が作られた。再び登板した大森立嗣監督は、ドラマのゲストや新たなキャラクターを登場させつつ、ドラマでは描かれなかった多田と行天の過去や内面を深く掘り下げ、子どもの介入によって変化していくふたりの気持ちと関係もしっかり見せた。
 てなワケで、オーナイスなポイントは、映画とドラマをリンクさせつつも、似て非なる世界観を作り上げたスタッフ&キャストってことで! 次はTVドラマの第2シリーズを期待。 そして映画⇄ドラマを縦横無尽に行き来して、もっともっとファンを楽しませて欲しいっす。





『まほろ駅前狂騒曲』10/18(土)→ミッドランドスクエアシネマほか

公式サイト

(C)2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会

シーツーWEB版に戻る


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


 続編に期待を裏切られることが多いだけに、面白かった時は本当に嬉しくなる。ってことで、今月のオーナイス!な映画は、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編『猿の惑星:新世紀(ライジング)』。


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 前作“創世記(ジェネシス)”は、最先端のパフォーマンス・キャプチャーを駆使してリアルな猿たちを創造。なぜ人類の文明が滅び、猿が支配者となったのか? という1968年のSF映画の金字塔『猿の惑星』の謎と起源に迫るストーリーはもちろん、現実世界の投影や衝撃のラストシーンもオリジナルから受け継いで、映画ファンの心をワシ掴みに。
 そして続編“新世紀(ライジング)”は、その魅力を踏襲しつつ、さらにスケールアップしているのだ。描かれるのは、高度な知能を持つ猿のシーザーが反乱を起こし、人類を死に至らしめるウイルスが世界中に拡散していった前作のラストから10年後。シーザー率いる猿と生き残った人類に一触即発の事態が勃発。平和か対立かをめぐってそれぞれのコミュニティが揺れ動き、やがて恐怖と憎しみが連鎖していく。そんな現代の世界情勢を思わせる深淵なドラマ、リアルさを追求したクオリティの高い映像、手に汗握る大迫力のバトルアクションと、まあとにかく面白さテンコ盛り! そんななかオーナイス!なポイントとして特筆したいのが、猿のリーダー、シーザーのいいオスっぷり。強さ、優しさ、威厳、カリスマ性と、リーダーとしての資質は、先月のコラムに書いた、私的ランキング「理想の上司第1位」に輝くトランスフォーマー、オプティマス・プライムに匹敵! これからシーザーがどんな進化を遂げるのか、ますます目が離せないのだ。





『猿の惑星:新世紀(ライジング)』9/19(金)→ミッドランドスクエアシネマほか

公式サイト



(C) 2014 Twentieth Century Fox

シーツーWEB版に戻る


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


 女性は強く、男性は弱くなったと言われて久しい昨今。女性の夢や憧れを引き受けてきたディズニー映画ですら、『アナと雪の女王』『マレフィセント』では王子様への幻想を捨て去った感が。それでも、やっぱり命懸けで自分を守ってくれる王子様にトキメキたいのが女心。そこでオススメしたいオーナイスな映画が『トランスフォーマー/ロストエイジ』。


映画ライター=尾鍋栄里子。C2[シーツー]、Kelly、朝日新聞ほかで執筆!

 ご存知『トランスフォーマー』は、製作総指揮スティーブン・スピルバーグ×監督マイケル・ベイが手がける大ヒットシリーズ。もとは日本生まれの変形ロボット玩具だし、瞬時に姿を変える金属生命体=トランスフォーマーが大暴れする、いかにも男性向けのSFアクション。なんだけど、悪の組織<ディセプティコン>から地球を守るために戦う正義の軍団<オートボット>は、女性から見てもシビレるぐらいカッコいいのだ。特に正義感にあふれて情が深く、仲間たちの信頼も厚い総司令官オプティマスプライムは、男が惚れる男。トランスフォーマー界「理想の上司ランキング」でぶっちぎり1位間違いナシの理想のリーダーなのだ。
 新章というべき新たな戦いを描く本作では、オプティマスの男っぷりにますます磨きがかかって、裏切られてもなお人間を信じ、守ろうとする姿に女心がきゅんきゅん。もうダメっ!と思った瞬間、恐竜型<ディセプティコン>にまたがって登場するシーンなんて、まさに白馬の王子様(笑)。後半は心の中で「きゃ~、オプティマス~♥」って何度、絶叫したことか。その活躍が進化した3D映像で堪能できるんだからたまりません。強くて優しい王子様への未練を引きずって悶々としている女性は、ぜひ新次元3D映像の胸きゅん体験をしに劇場へどうぞ!





『トランスフォーマー/ロストエイジ』8/8(金)→ミッドランドスクエアシネマほか

公式サイト


(C)2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro.

シーツーWEB版に戻る


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。