【詩】天秤 | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せを求めると、不幸せとの比較が生まれる。

生きやすさを求めると、楽しくてしょうがなくなる。

むしゃくしゃしたからって 他人に八つ当たりするのは
さらに自分の罪悪感をためるだけ
この思いを何かにいかさなきゃもったいないよなと 
詩人気取って 言葉を冷静に綴っていこうか

人の優しさ 本当の優しさ それに気づける怒声 罵声
僕の中のためていたもの 発狂寸前の鬼の心
誰かを救うために鬼になる 「心を鬼にして」は前向きな言葉
自分が間違っているのかと錯覚する 否定 洗脳
人との関係を数字では計れないと 大人になってから知る
今までの辛さ 思い 価値観が 合わさる人間 タイミング 

世の中はこうだと 成り立つものを言う人ほど
それに苦しめられる皮肉な運命 それでそれは生まれない 
知らないことでの不幸 知らせてあげても聞かない不幸

自分の大切な人を幸せにと考えていけば 

自ずと自分も幸せを感じられる
自分が幸せになるために 他人を幸せにする偽善か 

それでも苦しめるよりはいいだろ 
自分を大切にするってことは 

そばにいる人を大切にしているってこと

苦労は喜んで受けてやろう 

その分乗り越えたら幸せを感じてやろう
未来のことはわからない わかっていたら失敗はない
だからこそ苦しいし だからこそ幸せなんだろ
いちばん楽しい映画は 最後のどんでん返しのハッピーエンド

命より大切なものなんてあるものか 

愛より大切なものなんてあるものか
命より大切なものなんてあるものか あるものか

この詩には続きがあって それを見透かしたように
180度ひっくり返るような不可能は 

最終手段という名の 命の天秤が可能にした
自分の心を奥底を 文字と距離の時間差を通じて 

伝え 伝われと 託していく 
誰かの声が その想いを うまく誇張させる

長い年月をかけて積み上げてきたものは 

良くも悪くも その人を固めていく
体の痛みは休めのサインだってわかる
心の痛みは きっと何かを変えなきゃっていうサイン
心の悲鳴によりそって 自分をよくするために崩壊させる勇気
難しいのか 難しいんだ でも可能なんだ 不可能ではないんだ

命より大切なものなんてあるものか 

愛より大切なものなんてあるものか
命より大切なものなんてあるものか あるものか