何が7年目？って…
覚えている人はどのくらいいるんだろう？
「東北地震から」って人は多いかな？
でも私にとっては「原発事故から」7年目。
なんとか、かんとか生きてますって気持ちはずっとそのままです。
最近、2011年の被爆時をまた思い返す出来事があり、
当時、家族の中でひどく健康状態が悪化した私と長女が、
なぜ選ばれし二人になったのかを考えています。
で、やはりこれが結論？と思います。
「初期被曝」
実は私は大変放射能が舞っていたと言われている3月15日に、
午前中をずっと野外で過ごしています。
法廷スケッチの仕事が入っていて、
でも裁判官だったか検事だったか、交通事情で来られなくなり裁判が流れた。
それが判明するまで建物外で待ち、
後は裁判所から徒歩20分程度のところにある実家に寄りました。
もちろん嫌だな、こんな時にとは思っていましたし、
マスクはしっかりＮ９５をかけて歩いていましたが…
私がうろついていた場所は
その後にミニスポットより小さいマイクロスポットと呼ばれることとなる場所でした。
「ここらへん」と言われる目安になってる公共物の道路1本隔てたところが実家です。
それに加えて、私は3月20日の雨にも濡れています。
駅から10分ほど徒歩で歩いている間、
傘もさしてマスクもしていましたがデニムの膝下がひどく濡れ、
とてもとても嫌だったのですが、どうにもならず夕方まで…。
その後しばらくして足の薬指の爪がポロリと落ちたのは、そのせいかもしれません。
長女は東京で働いており多摩川のすぐ横の登戸に住んでおりました。
地震時に帰宅難民をしたのち、
私の連絡で昆布をかじりつつ部屋の中を目張りして待機していました。
が、やはり放射能が大量に舞っていたと言われている3月16日朝、
品川から新幹線に乗って帰省しました。
一週間は会社を休んで、部屋に待機しているようにと連絡していたのに、
もう怖くて耐えられないとＮ９５のマスクして帰ってきたのです。
１番、2番によくない日、良くない場所を選ぶように二人でうろついてます。
夫は他と一切遮断されたクリーンルーム内で働いており、
次女は神奈川県内で私の連絡通り
一週間を昆布かじりつつ部屋の中を目張りして待機。
せっかく買ったからと部屋の中でＮ９５のマスクをしていたと言います。
これが多分、家族内で選ばれし二人になった訳かと思います。
またまた３月１１日がやってきます。
大きなパレードもするようです。
私は一人で大社にいつものように立つ予定。
時間が重なれば合流します。
反原発を言う人も、中身はいろいろ。
私は健康損ねるから原発はいらない、再稼働なんて御免です。
福島にはもう住んだりしちゃいけないと思っているし、
静岡東部にこうして住んでいても心配している。
心配しつつ暮らすなんて、シアワセとはいえないよ。
千葉の小学校の屋上の汚泥から、１万５千ベクレル。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084226821.html
ここ静岡だって、たまっちゃってる何かがあれば、似たり寄ったりだと思う。
ゴミの焼却灰を見れば、ここらもかなり汚れが濃縮されているのが分かる。
だからと言って、もう薄汚れているんだからと
余所からの汚れ物を引き受けて燃やして更にまたまき散らすのも嫌だ。
健康を損ねるから嫌なんです。
健康を損ねたからごめんです。
小虫が健全に育っていかないのを目の当たりにしたから怖いです。
…と言うことを口にすると、反原発の仲間にさえも
ずいぶん非難されたり呆れられたりすることが多いので、
私は表に出ることをなるだけ控えて暮らすようになりました。
「健康被害なんてありえない」と言いつつ、
「１００ベクレル以下だから、大丈夫」と言いつつ、
原発に反対することの意味が、私にはわからない。
健康に被害がないというなら、
小虫の羽が縮んだり死んだりしないなら、
原発あっても構わないもん、私。
でも、そうじゃないじゃん。
さて、ここからは近況。
2月20日、この日は前日と打って変わって嵐の日。
こんな日に限って、車の手配ができず、頼れる人が見つからない。
で、実家の父とタクシーで医者へ行きました。
こういう時は免許のないことを残念に思います。
しかし、プロの運転ですから嵐の中でも気楽…
と思っていましたら、なんとお釜掘られました！！！
人の事は言えないが、嵐の中を出歩く人は多いようで
道路は混みあっており、
信号が青になってのろのろ走り始めたところでガチャン！
スピードも出ていないし、私は腰に違和感がありましたが
痛みではないし、そのまま治ると思っていました。
ところが翌日の夜から腰から足にかけて痛み始めて
歩けなくなったりしたら父や孫のこともあるしヤバいと医者へ。
先週はずっと出かける用事が満載でしたが、全部キャンセルしました。
また被曝か…と思いつつ、仕方ないのでレントゲン。
結果、骨には異常はなく、
等間隔にきれいに並んだ骨を医師に大変褒められました。
痛みは衝撃から体を守るために体が防御態勢を取ったことによる
筋肉疲労・・・要は筋肉痛らしい。
３、4日で痛みのピークが去り、１週間で治ってくるはずと言われました。
ええ、今はすっかり痛くなくなりました。良かった。
父には電話していますが、事故翌日は事故を忘れていた…良いような悪いような（汗）
体に異常もないようです。
私は晴れ女なのに、父とタクシーに乗る羽目になるときは
なぜか雨になります…なんだろうねぇ？父、雨男？
２月中にはと焦っていたバラの剪定は、なんとかすましました。
途端に雨も沢山降って、芽が膨らんできています。
でもまだ庭のレイアウトが全然なされていません。
足腰も無事だったようなので、４月までには庭も綺麗にしたいなぁ。
