私たち親子、滋賀AWAYは4回目です。
守山2回、野洲1回。でも、今回の東近江市は初めて。
今まではボランティアの方も気持ちがいいし、フロントの案内もきびきびしていたし、何より、レイクスブースターさんたちも気持ちがいい方が多いので、遠いけれど楽しみな会場でした。
しかし今回、今までのことが全部帳消しになるような対応を受けました。滋賀レイクスターズのフロントの方が変わったんではないかと思ったくらい。
腹立たしいというよりも、とても悲しかった。
私の考えや意見がおかしいかどうか、考えて頂きたいので文章にしてみました。
車椅子席の利用は多い訳ではないでしょうが、少しでも車椅子の方が利用しやすくなるようになってほしい。
書いていて本当に気が滅入ってしまうような内容ではありますが、このブログの目的の一つのために、一緒に考えて頂けますでしょうか?
☆AWAYチケット購入準備
いつもAWAYのチケットを購入するにあたり、まず各球団ホムペで
1. 車椅子エリアの有無
2. 車椅子チケットの購入方法
を確認します。
さらに各球団フロントに電話をして、
3. 駐車場の確保
4. 車椅子エリアが表示されていない場合は、
設定がどうなっているか?
5. 会場の動線の確認
をします。そして
6. 車椅子エリア以外での利用の可、不可
を確認。許可して頂けるならチケットは当日、またはオンラインで購入します。
守山の際は、アウェイエンドラインチケットを2回とも購入し、動線も確保して頂きました。
野洲の際は震災後の緊急参加のため、車椅子エリアでの観戦をしました。
車椅子エリア外での観戦は、仙台、新潟、富山、長野、浜松、京都などがあります。購入した席は
仙台、新潟以外、
アウェイエンドライン席
でした。新潟は車椅子エリア自体がアウェイベンチのエンドラインです。
☆滋賀フロントへ
チケット購入前の問い合せ内容など
今回急に参戦を決めた事と、バスツアー組のみなさんから6番SSシートがバスツアー組の人数分の確保でさえ、手違いで出来なかった旨の情報を頂いていました。なので、6番SSが確保できないか、また、6番SS後ろの1F自由席の状況を調べるべく、フロントに電話しました。(11/29/火_10:00…28日、月曜日に電話したところ、担当者休み)
・やはり6番SSシートは完売との事
・6番後ろの1F自由席は、SSシートとの間に
通路が空いているので、遠くなる事
・7番SSシートしか空いていない
布引体育館のチケット販売の席種票
↓
という回答を貰いました。
守山などの時にも通れたけれど今回も大丈夫かとの質問にも、通路が空いているので大丈夫との返事。2日間の駐車場の確保もあわせてお願いしました(車No.の連絡済み)。
エンドライン席などはパイプ椅子などで作ってあるケースが多いので、購入後、席番を連絡したりして、その番号の椅子を事前に抜いてもらっている事が多かったのですが、今回は連絡はいらないとの事でした。守山の際は、自分で抜いて良いと言われていました。
購入した座席。
1日目;SS指定ブロック7/28、29
2日目:SS指定ブロック7/32、33
☆試合当日1日目
入場はもちろん、1階から。受付のボランティアさんはいつもと同じように感じのいい方で、入り口通路の確保もスムーズ。チケットも2枚お渡ししました。
ところが、なぜかエレベーターに案内されそうに。
あわてて、1FのSSシートなのでと説明。1階体育館入り口へ誘導されました。
問題はここからです。
チケット席種を見た球団フロント。いきなり
【少々お待ち下さい】
とのことで、体育館へ入る扉の手前で待たされました。
私たち親子のまわり、体育館に出入りする人が通り過ぎる。邪魔迷惑感もあれば、ちょっといづらい場所。
戻ってこられてから購入のいきさつを質問され、説明をするとまた、
【もう少し、お待ち下さい】
それからさらに、10分くらい同じ場所で待たされる。
戻って来てからの説明。
・東近江市布引体育館が狭いので、7番SS席に車椅子が入らない
・後ろがメディア席の机が入っているので、安全が確保出来ない(??)
・見えやすいところに案内するので、好きなところに
決めて欲しい
といって案内された最初の場所。(2日目に撮ったので、フェンスがおいてあります。1日目は何も無し)
↓
うづきの目線での視野
↓
一応一人¥4,000-払っているんですがね。
うづきの目線では見えないと説明をしていたところ、フロントのもう一人の方が登場。細川某とか言われ、笑いながら簡単なお詫びを言われた。でも、細川某はそのまま立ち去る。
その後どう頼んでも既存の席には入れないと言われ、結局エンドライン席の端っこにうづき、その隣に私が座る事になりました(緑色で塗ってある部分)。
↓
でもって私の席は、普通のパイプ椅子。しかも座席が斜めになっている不良品。おかげで腰痛が出ました。
7番SSエンド席の他の方は、自分の席に入るためコートから入り着席。安全面の問題とはなんぞやと考えていました。だって、左横に非常口ありましたもの。
見えやすいところに案内と言われたけれど、結局こちらの見えやすいところには決めれませんでした。通路にもなっているらしく、私の椅子の横を関係者、メディアの方ががんがん通り、居心地悪いったらありゃしない。これがSSシート¥4,000-の席との事でした。
☆試合当日2日目
今回は私たち親子は誰の誘導も無く、アウェイベンチ裏席で、今後の事を決めていました。
そこへ昨日の件の担当者が登場。そこで改善点を提案。
・自分たちの番号の席の1つを抜いて、少しだけスペースを
広げて欲しい
(これは昨日も言いましたけど、断られた)
・他の方もコートから自分の席に着いていたので、
少しだけコートを通る事を許可して欲しい
そうしたら、
・後ろに机があるので安全が確保出来ない
・コートに立ち入る事は禁止されている
私の話。
・コートに立ち入るのは試合開始前とハーフタイムのみ。
コートライン内側には入らない
・選手が練習している時に、出入りする訳ではない
・他の会場でもそういう利用をしたことがある
この話が2~3回繰り返され、また担当者は【少々お待ち下さい】の言葉と一緒にどこかに消える。
かなり待たされたあげくの返事。
・安全を確保出来ないのでその場所に入れない
実は待っている間、昨日隣の席の親子が何回も私たちの前をお通りになりました。そして、
【今日はどーなっているん?】
と心配して下さいました。
こちらが椅子を抜いてもらいたいこと。コートから入らせてもらいたい旨交渉中と説明したら、
【俺、車椅子が入れるように、勝手に椅子を10cmずつずらしたんだよね。
なんでフロントが危ないって言っているか、わからんなぁ。入れるのに】
と一緒になって怒って下さいました。
☆結果
帰って来た担当者の返事。
【安全上の問題で出来ない】
7番SS席は左に非常口があるので、退避ルートはあります。全員が避難しなければ行けない時には、コートの中に入っちゃ行けない云々なんて、関係なくなりませんか?
何故なのか質問しても
【安全上の問題で出来ない】
としか、返答が無い。
そこで、
・事前問い合せをし、二日とも観戦するのをそちらは
認識しているはずなのに、今日もまた一から
説明確認、お断りとはどういうことか。
昨日の段階で、二日目はどうしましょうかとかの
改善質問などは出来ないのか
・レイアウト図でも確認した上での電話問い合せなのに、なぜ、
正確なレイアウトを、フロントの人間が把握出来ていないのか
・安全上の問題って、何が問題なのかはっきりしてほしい
という質問をしたが、【申し訳ありません】とハートのかけらも無さげな返答しか無い。
1日目に車椅子の方がいらっしゃっていて、以前の滋賀会場でも拝見した方なので、どういう案内をしたか聞いてみた。
・2階席を案内したが見づらいとのことで、あの場所を案内した
あの場所で納得して観戦頂いた
実際の場所のレイアウト
↓
担当者に、1階のあの場所で見やすいかどうか、自分自身がお金を払って見る席なのかを聞いてみたところ
【確かに見づらいですが、あの場所しか準備できないので】
との解答。
2階車椅子席の場所を聞きましたが、通路の角。人が2階席に行くために大勢通るところでした。あまりにもひどい設定に呆れ、そこでお金を払って見たいかどうかも質問。
【見づらいですかね?】
もうね、ここらへんから車椅子ユーザーを客扱いしていない雰囲気、ものすごい漂っていました。
結局どう話し合っても埒があかないっていうか、改善する気持ちのかけらもこちらを客扱いする気持ちも感じられないので、1F自由席で見るので差額を返金して欲しいと言いました。
そして、
・ここまで事前に確認した事と、実際の行き違いが甚だしいのは初めて
・仙台2会場、新潟3会場、富山、長野、千葉、
東京、浜松3会場、大阪、京都。
JBLでは栃木3会場、日立、トヨタ、JBL2の佐倉でも、
こんな不親切で不愉快な思いをしたことが無い
・サービス業のくせして、ここまでサービスをする気持ちが
無い担当者たちも初めて
・今まで対応が非常に良かったのに、こんなに対応が悪いのは
フロントスタッフが変わったのか?
・自分たちがわからないなら、どうしたらいいか、
意見を求める姿勢が無い受け入れも初めて
という事で怒り狂った私。
そしてこの二日間、黙って隣にいたうづきが口を開きました。
********* ここからは、うづきが書きました **********
◇うづきの意見
以前、車椅子利用のお客を想定していない会場へ行ったことがあったが、その時は相手側から「どうしたらいいか」と直に聞かれ、会場や席の状況を教えてもらいながら相談をして、席をつくってもらった。どうすれば良いかわからないために「できない」というのなら、どうすればいいか聞いて欲しい。
会場の動線や配置などの関係で難しいのは、仕方がないと思う。けれど、それらの情報も教えてもらえず、ただ「できない」では、こちらも納得できないし、困る。
車椅子席にいらっしゃる滋賀ブースターさんは以前、野洲で隣になったことがあった。その以前にも、姿をお見かけしていた。
自分のチームのブースターを、いくら席の配置に限りがあるからといって、あんなところに置くのはおかしいんじゃないのか? 車椅子だと視点が下がることや、目の前に人(テーブルオフィシャル)がいれば、余計見づらくなることは、車椅子利用者でなくてもわかるはず。アウェイの自分は構わないとは言わないけど、自チームのブースターなら、もっと大事にしても良いのではないか。
◆コートに入らなければ、席への移動
できない(?)から安全を確保しかねる…
という件について
「安全確保のため」と言うが、こちらはハーフタイムにしか動かない。自分だけでなく、選手たちにも危険が及ぶ可能性もあるとわかっている。エンド席にはよく座っているから、選手やボールが飛び込んでくる危険性も、知っている。
知っているからこそ、ハーフにしか動かないと伝えているのに、理解してもらえてない感じがした。万が一の事故を避けたい気持ちはわかるけど………。
というかそもそも
「コートに入ること自体が危ないから」
という意味なのか、
「コートに入るタイミングによっては、危ないから」
という意味なのか、結局わからなかった。
こっちだって必要も無いのに、わざわざコートに入る気なんて無い。何か、いろいろ引っかかる。
ここからはうづきの心の声です。
今回に限らず、他の会場でもある事だけど、この際だから叫んでおく。
↓
2階に車椅子席があるって言うけど、
手すりがちょうど目の前にあったりして、見づらいケースがほとんどなんだよ…!
個人的な話もすれば、更にチビだから、余計見えないんだよ…!
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返金もものすごく時間がかかりました。バスツアーの方たちはとっくに到着。やっと自由席に落ち着いた頃には、会場到着から1時間以上経過していました。
2日目の車椅子席がどんな状態か見に行ったところ、ゴミ箱の横でした。一日目と通路が変わったせいかもしれませんがね。
↓
通路の横もなんだけど、いくらなんでもゴミ箱の横は無いよなぁ(怒)
2日目はいつもの車椅子レイクスブースターの方はいらっしゃっていなかったので、不愉快な思いをなさらなくて良かった。
車椅子席の環境がいい会場は、車椅子ブースターの方が非常に多い。仙台はいつもいっぱい、新潟も早くしないと売り切れです。栃木も売り切れになる事が多い。湖西市にいらっしゃった方も、非常に慣れておいででした。
埼玉は所沢市民体育館の設計の関係で、非常に動線が悪いですが、2階車椅子席の利用が多いです。車椅子だけでなく足元がお悪い、杖をついておいでの方の利用も、許可しているようです。
滋賀会場は雰囲気もいいし、今までボランティアの方も含めて、感じがよかっただけに、今回のことは非常に残念でした。
車椅子利用というのは、健常者の方であっても、怪我であったり体調が悪かった時に、あり得る事です。特別な事ではないと思います。
誰でも気軽に楽しめるのがbjリーグの方針であるなら、今回の説明不足で改善を考えないフロントの態度は、正反対の体制と言えるのではないでしょうか。