いつだって最終回

あなたは忘れなさい。
代わりにわたしが忘れないでいてあげるから


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私を信用してくれていてうれしいわ。
でも、『グレート・ギャッツビー』の終りの部分を読むたびに、自分を信じられなくなるのよ。
なんて言うか、あの部分ってものすごくきれいでしょう。あれほど完璧なエンディングを書けないのなら、そもそも何かを書き始める意味もないんじゃないかって思うの。
『グレート・ギャッツビー』ほど素晴らしい本を書ける気がしないなら、本を書く意味なんかないんじゃないかって。

    アーヴィング『ホテル・ニューハンプシャー』
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「古池や蛙飛びこむ水の音」。俳句の切れ字というものをどう理解すればいいかずっと悩んでいたのだが、切れ字が二重構造や屈折をつくるものであるなら、例えば切れ字を「VS(ヴァーサス)」として翻訳するとわかりやすのいではないか。「古池(の静かさ) VS 蛙飛びこむ水の音(の大きさ)」。

このVS(ヴァーサス)を使うととっても短い音数でも二重構造をつくることができる。例えば、「シン・ゴジラ VS エヴァンゲリオン」など短い言葉でも、この短い言葉のなかに二つのワールドのせめぎ合いを生むことができる。「古池 VS 蛙飛びこむ水の音」。そういう格ゲー的なものとして。

「飛込の途中たましひ遅れけり/中原道夫」など切字(けり)が最後にある場合も、「飛び込みの途中で魂が遅れた VS なんかの空間(身体だけ飛び込んで水音)」として戦わせてみる。VSなので、勝ったり負けたり引き分けになったりそのつど微妙なバランスのVS(戦い)になる。

例えば切れ字を絵で考えてみると、絵には額がある。その額が切れ字になる(たぶん)。絵は額で終わる/切れるのだが、そこから〈外〉の世界と対立する。絵は額で切れている。マンガもコマが切れ字になる。1コマ1コマ切れることで、他のコマとの小さな対立と連関が意味になってひろがってゆく
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おそろしい約束がある左腕/樋口由紀子(『句集 容顔』)
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