夏はビール! の時代は終わったのか | ニュースから世相を感じて

夏はビール! の時代は終わったのか

こんにちは、もといです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000001-dol-bus_all&kz=bus_all


そもそもアルコールが飲めない人、弱い人もいるわけです。そうした意味で、
多様性が許容される、いい社会になっているだけだと思うのですがねえ。
どうやら、こうした記事を書ける記者の中には、下戸、つまりお酒を飲めない人が
いないのかもしれないですね。。。

…もっとも、最後に申し訳程度に、飲めない人へ? フォローをしているようですが。


ビールを飲めない若者が増える中、甘いビールが増えている 
まずはキンキンに冷やしたビールを一杯! 

これが夏の風物詩――だったはずだが最近のビールの傾向をみるかぎり、そうはいえないようだ。

 まず、ビールが苦手という若者が増えている。酒席での最初の一杯もチューハイやカクテルで、となる。
なぜビールが苦手なのかといえば、最も多い理由が「苦いから」らしい。
では苦くないビール、別の味がするビールならば大丈夫なのだろうか?

レモンやチョコレートなどの味(フレーバー)をつけたビールは以前からあったが、
この数年で注目度が高まり「フレーバービール」という呼称もほぼ定着した。ビールをベースとした
カクテルにも関心が寄せられている。

さらには「スイーツビール」と呼ばれるものまで登場した。
例えば神奈川県の地ビール会社、サンクトガーレン(有)は昨年からスイーツビールを売り出している。
バニラビーンズの甘い香りの「スイートバニラスタウト」、黒糖を使った「黒糖スイートスタウト」の2種で、
いずれも黒ビールである。もともと黒ビールはカラメル感が強く「甘い」と感じられる。
日本のビール党の間では好き嫌いが分かれるところだが、甘みとの相性は悪くなさそうだ。

キリンビールが昨年発売した「一番搾りスタウト」も黒ビール。当初は「香ばしさとコク」を前面に押し出していた。
だが、そうしたベーシックな楽しみ方に加え、ここへきて「フローズンスタウト」のレシピをサイト上に公開したのだ。
要は黒ビールにガムシロップを加え凍らせたものなのだが、この夏を機に甘くほろ苦い
大人のスイーツとして定着するかもしれない。

これらの「甘いビール」はいずれも、豪快に飲み干すというより、ゆっくりと味わうことに主眼が
置かれているようだ。ビール離れの鈍化に貢献することがあっても、
夏の風物詩としてのビール復権にはつながらないかもしれない。

いささか寂しいことではある。しかし、もともとアルコールへの耐性が強くない日本人にとって、
各々が自分のスタイルで「まずは一杯」する傾向が広がることは悪いことではない。


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