ゆるゆる日記

ゆるゆる日記


テーマ:
東京タワー



ずらずらと言葉を並べた帯も引っ剥がし、
真っ白い装幀のカバーもどこかに捨てて、
どこへ行くにも手放さずに読んだ。
停車駅のベンチで読んだ。
帰宅直前の家の門の前で立ったまま読んだ。
真っ赤な本のページに人差し指を挟んだままいつも歩いてた。

ピンポン玉くらいのものがいつの間にか喉元にあって、
それが上へ上へと突き上ってこようとすると、
長いこと流されずに「ソイツ」が貯まっていた場所に気づく。

『東京タワー』
オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー
1500円也


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テーマ:
パッチギ!

『パッチギ!』 を、観たぞー。
なかなかによいね。コレは。
井筒和幸監督って、テレビで騒いでる怖いだけのオッサンなのかと思ったら、こんなきちんとしたもの作れるんだね。そんな時間、どこにあるんだろ?(と思ったら『岸和田少年愚連隊』も井筒監督だった。これも千原兄弟が熱演しててオススメ)
北野たけしも監督だけど、テレビのほうはテキトーにやってるカンジだもんね。

『パッチギ!』のストーリーは簡単。
1969年の京都。フォークソングに興味を持つ主人公の高校生が好きになった女の子は、朝鮮高校の番長(番長ですぜ)の妹だった・・・。日本版ロミオとジュリエット。
ということだ。

よかった点。
音楽の使い方が、よい。
適度な暴力シーンの滑稽さ。
時代考証に手を抜かない。
ヒロインがブラスバンド部のフルートの娘で、沢尻エリカ、カワいすぎ。
オダギリジョー、あんた、いいわ。

もうちょいな点。
あんなに人をぶん殴ったら、死ぬのでは?
主人公と女の子の恋を育むシーンが少なすぎじゃい!

オレ、ブラスバンド部のフルートの娘に弱いんだよねー。
高校の時、狂ったように恋したことあるからさ。(ゆみこさん、今どこに?)
で、時代考証には、かなり恐れ入りました。
2時間通しで、すべてのシーンを1969年に仕立てあげるのに、どれだけの金と労力がかかるのだろう? 美術さん、ご苦労さま。
こんどタンポポカフェのマスターに「フォーク・クルセダーズ」のCD貸してもらうことになってんだ。
それにしても「橋の欄干でギターを叩き壊すシーン」にはジーンときちゃうね。

あー、映画が観たい。
『マラソン』が観たい。
『エリザベスタウン』が観たい。
『SAW2』の前に『SAW』が観たい。



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『花とアリス』 をDVDで借りて観た。
岩井俊二監督の作品は見る人の好みが分かれることが多いようだけど、この作品も多分にもれずモロに岩井俊二ぶりを見せつけて僕には美しい。

一か所、どうしても忘れられないシーンがある。
発見を繰り返しながら、何回も何回も、巻き戻して、見た。
「ねえ、これ、あげる」
「……」
「引き出しのいちばん奥にしまっておいて。それで、いつか見つけたら、その時にあたしのこと思い出して」
「毎日見つけるよ」
「それじゃダメだよ」

という場面の、わずか3分前に「そのシーン」はある。

「その意味」がわかった瞬間、無意識に僕の顎がピクリと動いて背筋が伸び、鼻から吸い込んだ冷やかな空気が体の皮膚の内側でさざ波を立てながら広がってゆく。
喉元で枝分かれするように右肺と左肺へ。そして右手と左手の指の先へ、さらに脊髄を伝わって下半身へと、すさまじい勢いで「寒気」が伝わり、あっという間に全身に鳥肌が立つ。

すごいよ。
ねえ。
すごいよ。

みんながわかるから「すごい」んじゃないよ。
すごいから、すごいんだよ。


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