5日前の火曜日、母から突然電話があった。


母「あんなぁ。風呂がなんぼやってもつけへんのや。」


どうやら風呂が故障したようだ。


築30年以上の借家だから、あちこちボロボロだけど、今度は風呂か…。


母「それでな、いま四国ガスの人に見てもろたんや。代わるで。」


え?いきなりだな。


四国ガスの人「すみません。四国ガスの○○と申します。」


僕「あっ、お世話になっております。」


四「いま見せてもらいましたけどね。これは取り替えないとダメですね。」


僕「そうですか…。おいくらぐらいになりますか?」


四「そうですね。6万円ぐらいですね。」


い!6万円?!


ちょっとこれは自腹で払える額ではないな。


僕「わかりました。大家に言ってみます。」


と言って、いったんお帰りいただくことにした。


さてと、大家か…。


面倒だな…。


15年くらい前に、立ち退きしろと言われて大ゲンカしたんだよな。


そのときもこちらになんの落ち度もないから堂々とお断りしたんだけど、常識のない大家で、ヒドいことを言われたんだよな。(僕もだいぶ言い返したけど)


そして電話。


僕「風呂のガスが壊れたので、修理をお願いしたいんですけど。」


大家「もう見積もりは取られたんですか?」


僕「四国ガスの人に来てもらって、6万円と言われました。」


大「え!6万円?!


・・・


ずっと家賃も上げてないしなぁ。


修理するんやったら家賃上げさせてもらわな。」
 
 
 
 
 
はーーーーーっ!!!
 
 
 
 
 
 
僕「それはおかしいですよね!」


大「おかしいことないですよ。」
 
 
 
 
 
これはダメだ。ケンカになる。
 
 
 
 
 
僕「不動産屋に仲介してもらいましょう。後で電話しておきます。」
 
 
 
 
 
 
民法第606条
1.賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。

 
 
 
 
 
民法に書いている。


完全にこちらの言うことの方が正しい。


しかも、修理をタテに、家賃の値上げを請求するなんてあり得ない。


「ゆすり」と同じだ。
 
  
  
  
  
  
その後、不動産屋に電話して、仲介を頼んだ。


まぁあの大家は民法を知らないんだろうけど、不動産屋なら正しく対応してくれるだろ。
 
 
 
 
 
 
翌朝、僕から不動産屋に結果を確認するために電話した。


不動産屋「昨晩、大家さんに電話したんですけどね、こんな条件を出されました。

一つは、修理代を折半する。

もう一つは、家賃を2000円上げる。」
 
 
 
 
 
はーーーーーっ!!!
 
 
 
 
 
 
民法第606条
1.賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。

 
 
 
 
 
 
僕「それはあり得ないです!ゼッタイダメです!


何を言ってるんですか!


これはどう考えても大家さんが支払う内容です。


民法の606条にも書かれています。」
 
 
 
 
 
不動産屋は仲介で困っているのはわかるが、いくらなんでも常識を考えてもらわなければ。


もう一度、こちらの考えを強く大家に伝えてもらうことにした。
 
  
  
   
   
   
   
しかし…


問題は…


このまま長引くと、


母がずっと風呂に入れないことだ。


銭湯は遠いし、


デイサービスという手はあるが、毎日行かせるわけにも。
 
 
 
 
 
 
いやいやいや
 
 
 
 
 
 
 
やっぱり、あの大家は許せない。


これで泣き寝入りする訳にはいかない。


修理をタテに家賃を釣り上げるなんて詐欺だ!


強い姿勢で臨まねば!
 
 
 
 
 
 
それにしても、


こういうのが一番困るんだ。


母が一人暮らしさえしていなければ、こんなトラブルに会うこともないんだ。


こういうところが、遠距離介護の辛いところなんだ。
 
 
(長くなったので続く)

 

 

 

\moto/
 

 

にほんブログ村 介護ブログ 遠距離介護へ  ←怒りを感じてくれた人はクリックを
にほんブログ村