ミドル使用率と決定率 | 楽しく考える男子バレー

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昨日、ツイッターでも話題になっていました。


プレミアについて、下記の記事にまとめられています。


Vプレミアリーグ20日終了時点でのミドルたち


ミドルを多く使っている順は下記だそうです。


1 堺 2 サントリー 3 ジェイテクト 4 東レ 5 合成 6 FC東京 7 パナソニック 8 JT


アタック決定率にミドルの名前が沢山並ぶチャレンジとの違いは…外国人選手以外の理由が思い付かなくて悔しい。


とあり、助っ人打数も紹介されています。
多く使っている順は下記だそうです。


1 JT 2 堺 3 FC東京 4 合成 5 ジェイテクト 6 東レ 7 パナソニック 8 サントリー


サントリーは助っ人が離脱しているし、パナソニックはOPじゃないので単純な比較はできませんが……
助っ人1位のJTミドルは8位、助っ人2位の堺ミドルは1位と、対照的なのが面白いですね。


チャレンジとの違いは、外国人選手の有無だけでなく、日本人サイドの決定力にもよると思うのですが、どうでしょう?
プレミアのサイドは、高校大学のトップチームでエースだった選手が多いので、その分ミドルにしわ寄せが……
サイドのパイプが増えたことで、それ以前よりさらにミドルの打数が減ったような気がします。


今季チャレンジは全然見ていないので、それはどなたかにお任せするとして、観戦の多い大学を見てみることにします。
関東の大学は帳票が公開されていないので、アタック決定率等の個人成績しかわかりません。


2013年秋季リーグ 関東1部男子 個人成績(最終)


アタック決定率
1 小宮雄一郎(日体3年/#19)63.9%
2 高橋拓也(専修2年/#13)60.2
3 田井中勇貴(日体4年/#9)56.2
4 濱松啓陽(早稲田3年/#7)54.3
5 山田脩造(日体3年/#20)53.2
6 柳田将洋(慶應3年/#9)53.0
7 七里幸洋(早大4年/#3)51.2
8 久原翼(東海1年/#31)50.4
9 廣瀬優希(順大3年/#12)50.0
9 鎌田将人(明治4年/#3)50.0
11 長友優磨(専修4年/#1)49.8
12 加藤弘道(学芸4年/#5)49.1
13 岡田拓巳(慶應4年/#1)49.0
14 鶴田大樹(東海4年/#1)48.9
15 専田和也(早稲田3年/#9)48.4


アタック決定率ベスト15入りのポジション別人数は以下です。

MB 6人 1,2,3,4,9,9
WS 5人 6,8,12,14,15
OP 4人 5,7,11,13


3つのポジション、人数的にはあまりかわりませんが、上位はミドルが占めています。


大学別アタック決定率ベスト15入りの人数 ()内は秋季順位


2人 日体(3)
1人 早稲田(1) 明治(2) 順大(5) 専修(9)
0人 慶應(4) 東海(6) 筑波(7) 中大(8) 駒大(10) 学芸(11) 武大(12)


ベスト15入り選手がいる大学が上位に多いですけれど、必然なのか偶然なのか、これだけではわかりませんね。
プレミアとはかなり違う傾向にありますが、データが少ないので正確な比較にはなりません。


慶應はOPに偏っているのではなく、OPとWSの2枚が同じくらい。
パナソニックに近いでしょうか?

筑波はOP中心、最もプレミアに近い傾向と思います。
ミドルも多い堺タイプなのか、ミドルが少ないJTタイプなのかはわかりませんが、中間くらいでしょうか?

大学や高校の試合も、もっと記録が公開されると、違いを認識したり、改善点を考える上で役に立つと思うのですが……
大学などは各チームでデータを取っていると思いますが、そこからどんなものが導き出されているのでしょうか?


みなさんは、ミドル使用率と決定率から、どんなことを考えましたか?