高橋さんの涙 | 楽しく考える男子バレー

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インカレ、準々決勝東海中大にフルセットで勝った後、「あー疲れた疲れた」と自販機にお茶を買いに行ったら……
中大の選手が目を赤くしていました。4年生かな? あんまり見ちゃいけないと思って、すぐに目をそらしたんですが。
中大のOBか家族かわかりませんが、側を通ったおじさんが「いい試合だったじゃダメだ。勝たなきゃ」と言っていました。
そうなんだけどね。でも本当に、どっちが勝ってもおかしくなかった試合だったから、中大も誉めてあげてね。(笑)
自販機の前の椅子に、タオルを頭からかぶった東海の選手がポツンと1人いて、「あれっ?」と思ったら、タオルの下から涙目の高橋さんの顔が現れて……
ドキッとして、お茶持って席に戻りました。
最後のインカレで負けて、中大の4年生が泣くのはよくわかるでしょ。
3年の高橋さんが、準々決勝で勝って泣くのって、それだけだと「なんで?」って感じですが。

今年6月の東日本インカレで東海は準決勝で中大に負けました
ユニバメンバーの山内さん・金子さん・富松さんと積山監督もいなくて、マネさんが監督で、リベロの石川さんと高橋さんと1年の清水さん・塚崎さん中心で戦って、福澤さんのいない中大にフルセットでした。
あのメンバーなら東海が負けてもしかたなかったと思いました。
春はまだ、1年はほとんど試合に出ていなかったし。
でも、石川さんと高橋さんはすごく悔しそうで、高橋さん、やっぱり泣いていました。
居ない選手の分も、自分たちが中心になって勝たなければと思っていたのかなあ。
でも、2人とも力が入りすぎちゃったのか、いつものプレーもできていませんでした。


秋季リーグはフルメンバー対決で中大に負けました
この試合は見に行かれなかったのですが、中大は秋季リーグ一番の出来だったようです。
中大が上位リーグに残れば、もう一度対戦できたのですが、下位リーグだったので、秋季の対戦は東海の1敗で終わりました。


正直、インカレで中大と当たりたくはなかったんです。苦手意識があるのではないかと思って。
心配した通り、清水さんが決めきれなくて、第5セット途中で高橋さんに代わり、なんとか勝利しました。
高橋さんには中大戦は特別な思いがあったのだと思います。


高橋さんは決勝で筑波に負けた後も泣いてたのかな?
ちょっと泣き過ぎ?(笑)泣きたいときは、泣いてもいいですよね。
でもね。来年はツライ涙を流さなくてもいいように、東海のみなさん、レシーブ練習、しっかりやってくださいね。

互角にレシーブできるようになれば、東海は負けないチームだと思いますから。