こんにちは、3月で仕事を辞め、現在絶賛無職の元ロン毛です。

 

今回伝えたいのは、


・髪を切った
・寄付するために伸ばしていた
・ロン毛への想い

 

ただこれだけのことを綴ったから、興味のあるところまで読んでいただけたら。

 

先日、4/12(水)に2013年11/12より伸ばし続けていた髪を、

バッサリ切った。
なんだか、ずっと一緒にいた人が、ある日いなくなる。

そんな気持ち。


 

3年5ヶ月、日付にすると1247日(因数分解すると29、43だった)
という気が遠くなる日数を共にした相棒だったから少しさみしいし、
首の血管回りに天然マフラー(髪の毛)がないのでちょっと肌寒い。

 

約3年もロン毛だったから、今の僕はきっと誰にも気づいてもらえないだろう。

 

髪を切ったし、初めて髪を伸ばしていたことについて文字に起こそうと思い、
柄にもなく駅前のスターバックスに来て、
大学卒業以来出番のなかった重たいノートパソコンを開いてみた。
早数時間、窓の外を眺めているけど、
残念ながら、僕を超えるロン毛はもとより、ロン毛の男性は僕が見た限りいない。
居るのはパシャパシャと写真を撮って、
きっと、『#スタバ』みたいにSNSにあげているであろう人ばかり。
せっかくなので早速僕もインスタグラムにあげてみた。
upするのに必死でハッシュタグは付け忘れた。まだまだだなぁ、なんて。

 

さて、どうでもいい話にずれちゃったけど、僕が髪を切ったのには理由がある。
『髪の毛を寄付するため』
長かった髪をそろそろ切ろうと考え、せっかくだから寄付しよう。となったわけではなく、
寄付をする、実はそのために今まで伸ばしていた。
そもそも、

『寄付するために切った』訳ではなく、
『寄付するためにロン毛にした』が正解。

長かったなぁ。

 

『髪を寄付する』
こういった活動を、ヘアドネーションという。

簡単に説明すると、
頭髪の悩みを抱える方たちのヘアウィッグをつくるのための人毛寄付。

 

今回の寄付先は、伸ばすきっかけにもなった
NPO法人 Japan Hair Donation & Charity
18歳以下の子供たちに無償でヘアウィッグをプレゼントしている団体。

人毛ウィッグってすんごい高いんだって。
気になる方はこちら

 

ほんとに長かった髪を切って、僕はついに寄付をする。

 

髪の毛はもちろんだけど、寄付までの道のりも長かった。
ただ、

僕が今回ヘアドネーションについて、こうやって文章にしたことで、
この活動を知っている方が少しでも増えて、
長髪を切ろうと考えている方が寄付してくれたら嬉しい。

 

正直、今の社会でロン毛は生きづらい。特に地方はね。

 
でも、こんな僕でも、ようやっと、どこかの誰かの役にたてる。
あわよくば、
 

『あれ、もしかしてあの髪の長い人も寄付するのかな?』
なんて思ってくれて、ロン毛も生きやすい世の中になったら最高だ。

 

僕が伝えたいことはここまで。一応、ここまで。
つまりは、髪が寄付できるってこと。

 

ここからのことなんか所詮余談だし勝手に書こうと思う。そもそもブログは勝手に書くものだし。
ただ、ロン毛という文化とかに興味があったり、
ここまで読んだからせっかくってなってたら、きっと長くなるけど、ぜひ。

 

○ロン毛のきっかけ
求めればだいたいなんでも手に入るこの時代に嫌気がさして、
超絶アナログになりたい。そう思っていた時期が、僕にもありました。今もだけど、ね。
今ある生活の中で、何か一つなくなったら面白くなるかな?と考えに耽り、
・明日から裸足で生きる。
・ケータイを捨てる。

挙げ出したらきりがないけど、本当にいろいろ考えた。

 

・裸足で生きる。
これ、イケルかな?と思ったけど、街を感じながら歩いていたら、
ガラスの破片は落ちてて危ないし、アスファルトは熱くなるし、
「なんだよ、全部土に戻せよ。」って思って諦めた。
あと、裸足で歩くと変な人に見られるのって嫌だなって。

 

・ケータイを捨てる。
その当時の僕には無理だった。文通とか、電話とか。
ほんのちょっと昔の人みたいに、手帳にみんなの電話番号メモって公衆電話からかける。
とか考えたけど、公衆電話そもそもそんなにないし、今の時点ではその生き方無理だなって思って諦めた。
誰にも文句言わせないレベルになったら、いつかやる。

 

そんな中で、
『世界から猫が消えたなら』
じゃないけど
『世界から美容院が消えたなら』
って考えて。
髪、切れなくなったら困るじゃん?僕、困りたくて。


美容院なくなる→床屋なくなる→お母ちゃんのハサミ
→包丁みたいな刃物→・・・石器時代か。

 

ってなって。
あぁ、僕には石を刃物にする術はないから、
おとなしく原始人みたく髪伸ばそうって思って。見たことないけど原始人。


そしたらヘアドネーションの活動団体が日本にもあるって知り、
50cm以上の髪の毛の寄付が少ないって知って。
だから、50cm寄付することを目標にずっと伸ばしてたら、
切ってみたら60cmもあって。これが役に立つんだなぁ、としみじみ。

 

僕の持論だと、『ロン毛に悪い人はいない。』
もちろん、中には悪い人も居るんだろうけど、
少なくとも、僕が今まで出会ったロン毛の人に悪い人はいない。
これはなにがって、
何年も髪を切らずに伸ばしてられる人が、悪い人なわけないでしょってだけ。
でもほんとにそうだし、愛がめっちゃある人ばっかりで。
髪が長くなるにつれて、感覚がだんだんと自然に帰ってくんだよね、きっと。

 

ロン毛あるあるってのもすごくあって、
・女の子の大変さがわかる
・見た目ですぐ覚えてもらえる
・街を歩けば人に見られる
・なんか雰囲気が出る
・ロン毛見つけると、勝手に勝ち負けをつける
・だいたい三つ編みされる
・第一声が『髪長いね』

死ぬほどあるあるがあるけど、キリがなくなっちゃうから。
ただ、ロン毛の人はみんな、人と違った面白い声のかけられ方されるの待ってると思う。

 

実際にロン毛にしてみて、一番に感じたのは、
人から受ける印象の悪さ。

別に悪いことしてるわけじゃないのに、嫌な顔をされ、電車に乗ると隣に座る人はほぼいない。
小さい子は、多分だけど、男なのか女なのか。そんな純粋な気持ちからじーっと見てくるから、僕はいつも笑顔で手を振るんだけど、
最近とてもショックだったことは、そんな小さい子の親が、
見るのをやめなさい。と、こどもの頭を振り向かせたこと。
親としては正解、、、なのかもしれないけど、
ロン毛だった僕がもしも子供を育てることになったら、その行為はきっとしない。

 

やっぱり見た目とか第一印象とかが世間一般ではとても大事だっていうのは、日々感じた。
風当たりは強いし、髪が長いっていうだけで嫌な顔をされることも多々あったし、それでも伸ばして。
『僕、髪の毛寄付するんですよ』っていうだけで、いきなり態度が変わったりして。
だいたい、人の印象なんかそんなもんだから気にならなくなるけど。
もちろんよかったこともたくさんあった。見た目に関わらず愛してくれる人たちがたくさんいるから。

 

ファッションとしても、スタイルとしても、精神としても、ロン毛が好きで
いつかはまたロン毛にすると思う。

ただ、今の僕には、ロン毛でかつ収入を得て、生きていく術がなくて、
知識も、経験も、技術も、もちろんお金も。
だから、今回はひとまずの目標を達成して、
また次に進もうと。
ゆっくりゆっくり、丁寧に、こなしていく。
そしていつか、
ヒゲが長かったり、髪が長かったり、タトゥーが入ってたり、
そんな、『世間一般』からすると柄が悪いだろう人になったとしても、
道ゆくおばあちゃんの荷物を持ってあげるような最高な愛の持ち主になるんだ。
そういう愛ある人のいる街にしたい。

 

最後に、ロン毛とは全然関係ない僕の大好きな本で、村上春樹さんの
『もし僕らのことばがウイスキーであったなら』
って本があるんだけど、
まえがきの一番最後を読んで、その言葉遣い、絶妙な空気感が好きだったら、ロン毛じゃなくてもお友達になりたいと思う。

言いたいことはまだまだあるけど、これで終わり。
ありがとうございました。

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