熊本での不思議な話

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いま飛行機が遅れてて、ボーッとしながら
熊本でのことを思い出していた

ビジーフオーの時、
仕事で、熊本に来ることが多かった

そのたびに
いろいろ世話をしてくれた
スナックのママがいたんだ、

いつも、お金を取らないで、食事やお酒を飲ませてもらっていた

それから10年くらいたって

一人で仕事をするようになって、ふたたび熊本を訪れた

確か、その時は
ディナーショウの仕事だったと思う

仕事が終わって
部屋で
ふと、そのママのことを思い出した

ずいぷん会ってないけど
お礼だけでもしたいなと思った

お礼したくても、店の名前も場所も覚えてない

そんなことを考えていると、部屋の電話が鳴った

そのママの妹だった

ママは5年前に亡くなったそうだ

妹さんに、俺の気持ちを伝え
電話を切った

どう考えても
この部屋で、じっとしている気分ではない


マネージャー連中に電話した
彼等は飲みに行くと言って、すでに夜の町に出ていた

待ち合わせをしてから、直ぐに部屋をでた

熊本は水商売の店が多く、しかもあまり広くない範囲にかたまっている

彼等もまだ飲む店を決めてなかったので
みんなで探すことにした

なにしろ店の数が多過ぎる


そこへ若い呼び込みのやつが寄ってきた

めんどうなので、そいつの店に行くことに決めた

ついて行くと
どうも見覚えのあるビルに入って行った

地下に降りると、そこに扉があった


ママの店だ
あのお礼を言いたかったママの店だ

瞬時に
呼んでくれたんだなと思った

中はもちろん、全部かわっていて
女の子のいる店になっていた

あれだけの数のお店があるなかで

ここに来るということは

そう理解するしかなかった

ママ

生前は

いろいろ世話になりました

本当にありがとうございました




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