2009年08月28日(金)
posted by mosrite-us
JOEのダブルネックギター
テーマ:豆知識動画サイトが大活躍の現在★そのサウンドも映像も少し前とは比較にならないほどの進歩ですよね★アメリカの西海岸で50年代に大人気だった『タウン・ホール・パーティ』の映像も、たくさんアップされていますよね。
セミーとモズライトの名が世に知られた第1号機を持つジョー・メフィスと第2号機のプレイヤーとなった12歳のスマート・ボーイ、ラリー・コリンズの映像はすぐにみつかりますよね★
片側ワン・ラインで、カーヴに沿って6個が並んでいるオールド・クローシャン系ヘッド?が1954年のファースト・モデル。ギターのヘッドがMカットを伴った3x3になっているのは1955年★
これを基準に観ると映像の順がバッチリ推定できます!
モズライトのプロ用1号機ダブル・ネック・ギターのヘッドが、このようにすぐ改修となったのは、ジョーのアンプをエンドースしていたスタンデル社への配慮があったんです。
以前のブログに掲載したTNMギターのテリー・ネイル・マッカーサー氏のレポートでもわかるようにこのオクターブ・ネックは、元穴を埋めて・・・とありますので、新たにネックを造って差し替えたのではなくて、ヘッドのワン・ライン6を3x3に加工し直していたんです。トップはつき板で化粧し直されていたわけですね★おそらく、行方知れずのメイン・ネックも同様の加工が行われていたでしょうね。
不思議なのは、アジャスト・ロッドの出し方です!このオクターヴ・ネックはヘッドにありませんが、メイン・ネックはそちら側からのアジャストになっていたんですよ!







1 ■初期の特徴が出ていますね
前回はレスありがとうございます。まあギター中
毒なので(笑)、モズライトに限らず良いギターを
見ると、手にとって見たくなるものです。そこから
インターネット検索で画像を調べたり、知識が深
まっていくんですね。今はかつてリアルタイムで
ベンチャーズを聴いてきた団塊の世代の方が、
「エレキ禁止令」によってギターを弾けなかった反
動で、再びギターを手にしているようですが、そ
れを考えると今は本当にいい時代と言えるでしょ
うね(まあヴィンテージ・モズライトは手が届かな
い場所に行ってしまいましたけど・・・)。情報は
幾らでも手に入れられるので、ジョニー・ラモーン
がセミーに生前オーダーしたカスタムモデルや、
サーフボードを象ったギターとベースの「サーフラ
イト」、はたまた「モズライトの松葉杖ギター」なん
て面白い物も見つかるんですよね。
さて、このジョーとラリーのギターですが、ごく
初期のモズライトの特徴がしっかり出ているギタ
ーです。ピックアップは初期のギターに使用され
ていたCARVIN製、ボディはセミアコースティック
(フルデプスタイプ)、そしてギターのヘッドは、若
かりし日のセミーが製作したトリプルネックギター
(レギュラースケールのネックの上下にオクター
ブギター)と同様の形状と、初期のギターに用い
られたディテールが使われています。ピックアッ
プがセミー自らワインディングし、オープンでプラ
スチック板を加熱して、木型に押し付けて整形し
たシングルコイルに変わるのがこれより後の「ジョ
ー・メイフィス・ソリッドボディ」と「ベンチャーズモ
デル・プロトタイプ」以降ですから、モデルの変遷
を辿る上では貴重なギターだと思います。