大工かたさんの七転八起

 とある大工さんのお仕事と道具、子育て、日々の生活で感じることなどを、勝手気ままに書いてます。おっさんのつぶやきです。ヘンテコ発明のご紹介もあります。


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 うちの玄関先に、いきなり、にょっきりと生えてきてパッと咲いた、彼岸花。



 埋め戻した土に球根が混ざっていたのでしょうか?

 ちょうど秋分の日に合わせて、他の群生とぴったり同時に咲いて、とても不思議です。


 そして、その生命力に、愛おしさを感じます。






 そんな秋の土曜日、今日はどーもソワソワして、仕事が手に付きません。





 4人目ともなると、なんとなくタイミングを感じるのかもしれませんね。







 9月24日午後、不肖私の3男坊が、人生のスタートを切りました。
 


 おとーたんでちゅよ。よろぴく。


 平成28年生まれ!! なんかすげえ・・・・子供はまさに、未来です。 なにしろ西暦2100年の世界を、その目で見るかもしれないんだからね。

 
 そして、明くる日曜日は、小学校の運動会です。 お仕事はとりあえずほったらかし。

 がんばるー!
 


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 唐突ですが、学生時代のこと、隣の研究室に、ラジークさん(仮名)という、まじめな留学生の方がおられました。

 ラジークさんは、バングラデシュから、日本の土木技術を学ぶために、やってきました。
 
 日本とデザインのそっくりな国旗を持つ国、バングラデシュは、”ベンガル人の国”という意味で、国土のほとんどが、ガンジス川河口周辺のデルタ地帯となっています。


 繰り返される洪水によって肥沃な耕作可能地が広がる反面、近年の海面上昇もあって、水害のコントロールが欠かせません。そこで、ラジークさんのようなエリートを、災害大国である日本に送り込んできているというわけです。

 実際に彼は、「学んだ技術を持ち帰って、国を良くするのだ!」と、向学心に燃えていました。


 ある時、イスラエルから、高名な教授がやってきました。

 彼を囲んでディスカッションをしているとき、ラジークさんは、ずっと腕組みをして、真剣に話に聞き入っていました。

 (僕は英語がほとんど理解できないので、そんなラジークさんの様子と、それを指差している上級の大学院生たちが、気になっていました。)


 話が終わったあと、大学院生たちがラジークさんを取り囲んで、「おまえ、態度がデカイんだよ!」と、責めたてはじめていました。

 でも、ラジークさんは、一生懸命こう言っていたのです。たどたどしい日本語で。


 「母国では、目上の人の話を聞くときや、改まった態度を示すとき、叱られるときなどは、腕組みをするのが礼儀なんですヨネ。」


 ところが、大学院生たちは、それを無視して被せるように、こういいました。

 「郷に入れば郷に従えっていうんだよ!」

 「そーだそーだ!」


 そのとき、僕は少し離れた位置にいましたが、恥ずかしくて、、、まさに、穴があったら入りたい!気持ちでした。
 顔から火が出るかと思いました。

 (まずは相手の話に理解を示せ! それに、そんなことわざ持ち出しても、わかるわけないじゃん!)


 囲みが解かれた後で、僕はラジークさんに話しかけました。

 「気にしなくてもいいですよ、あなたは悪くない。作法もわかりました。しかし、彼らにはそれが理解出来ないし、理解しようという態度も無いので、無難に合わせておく方が楽ではありませんか。」

 ラジークさんは頷いたあと、母国の作法について、いろいろと教えてくれ、僕はそれを興味深く、きいたのでした。とても親しみやすい人柄でした。



 でも、彼の朴訥で頑固、生真面目な性格のせいで、日本人学生の一部とは、その後もずっと上手くいっていなかったようです。

 遠くからはるばる来日したエリートさんに、こんな子供みたいな地元の学生が度重なる失礼を働いて、まったく申し訳なかった!という感じ・・・。


 こういった無礼な学生の多くが、大手ゼネコンに就職しました。現場で下請けさんに嫌な思いをさせているんじゃないのかなー、という気がして、残念です。


 あれから20年も経ったので、ラジークさんはきっと、お国で偉くなって、立派な仕事をされているんじゃないかなー、と想像しています。

 もっと友達になっておけば、よかったなー。惜しいことをしました。


 ・・・国際人って、何なんでしょうね。


  
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 記事の整理をはじめました。

 軽い気持ちでスタートしたブログが、こんなにも続くとは思いもよらず、、、

 ちゃらんぽらんなテーマ分類をしてきたので、溜まった過去記事を訪問して下さる方には、とっても不親切な感じなのです。


 全記事を通読してくださった、という、ありがた~い訪問者様もおられますが、ここはひとつ、せっかく興味を持って下さる方のためにも、もうちょっと改善しようかなと。

 でも、記事の内容自体が雑多なので、どっち道、分類は無理かなー?


 なかなか作業が捗らないとは思いますが、よかったら、過去記事のテーマ別もご利用ください。


 ではでは。


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 働いても働いても、プランニングや見積の作業が溜まる一方。

 なので、盆明けに覚悟を決めて、当分の間、現場の予定を入れずに、日中もデスクワークを中心に働くことにしました。


 大工日当の収入が無くなって、工務店の採算というものを、改めて考えさせられたりもしました。


 収まりと段取りがわかるのは大工の強みですが、それ以外の仕事は、何年やっても、まだまだ慣れが足りませんね。



 さて、とはいっても、たまには現場もやります。


 応援の要請にも少しは応えたいし、小規模工事でいつまでもお客様を待たせてもおけないので。


 あー! 現場は楽しい! それに楽ちん! 

 ヘロヘロのヨレヨレで現場に行っても、大工仕事だけは、何とか出来ちゃうから、あら不思議。


 そんなわけで、今週は縁廊下の改修です。



 先ずは、木製建具をアルミサッシに交換。

 レベルも立ちも通りも全部とっても悪いのですが、アレコレやって直します。

 
 ガラスを外してゴミになった建具枠たち。



 いわゆるタイヒです。台湾檜。 独特の芳香がします。


 幅40ミリほどの間に、木目が約100年です。すごいなー。



 特に豪邸というわけではないですが、この家を建てた昭和40年頃には、こんな材料が手に入ったんですね。
 今じゃあ、かなりの大金を積んでも、普通には無理でしょう。

 
 枠をバラそうとドツキ回しても、組み手がビクともしません。
 
 マルノコで傷めて抜いてみたら、ピタピタの2枚ホゾでした。悔しいけど、こんな正確で丈夫な加工は、真似できません。
 



 吊り束は定番の寄せアリでした。





 柱と、中鴨居(鴨居と欄間の敷居の兼用)の組み手は、込栓と車知栓の併用でした。



 男木を込栓で柱に呼び付けた上で、女木を車知栓で引っ張っています。50年経っても、よく効いてました。
 

 後からでは無理なので、きっと建前のときに、全部組んだんですね。やってみたいなー。



 何なんだろう・・・この感じ。 ふとした疑問?

 昔の人が作った物を壊して、新しく作ってはいるけれど、本当に良くなっているんだろうか、みたいな。



 いつになったら、やりたいことが出来るんだろう。

 仕事するために道具を買うのか、道具を買うために仕事するのか。たかがコンプレーサー1台買う為に、ボードだったら何枚貼れば貯金できるの? そんなことじゃあ、いつまでたっても、家作りにのめり込む暇がないような気がします。


 時間の余裕、資金の余裕、そういうものを、作らないといけませんね。どうにかして。痛切に、そう思います。


 一体、どうやって? 


 ・・・と、ここまでだったら、おそらく多くの人が、考え至るんでしょうね。 


 むー・・・。
 
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 お仕事関連の野暮用で、急遽、お隣は兵庫県の姫路市に行ってきました。

 姫路といえば、国宝姫路城。


 
 実は、しばらく前から小3の長男が、歴史や城郭に興味を持っているようで、BS番組を録画して見たり、ネットで調べてみたりして、子供にしてはなかなか詳しくなってきています。

 今日は土曜日で学校も休み。夏休みにはチャンスが無かったので、弾丸ツアーではありますが、仕事のついでに親子で見学です。


 どどーん!!!!



 で、でかい~。

 しかも立派。

 
 こんな門、ぶち壊して攻め入ろうなんて、無理です無理無理。





 掛矢と大バールと、新発売のマキタ充電チェンソー持って行っても、何もしないうちに、飛び道具でやられてしまいますネー。


 天守閣の中に入って、最上層の第5層まで登り、外を見ると。
 
 まるで高層ビルからのような眺めが、眼下に広がります。高いところが苦手な僕は、あまり気持ちがよくありません。

 
 それにしても、木造でこんな建物が出来るなんて・・・。


 すごい高さ!

 重量感!!

 材木がでかい!!!

 トラックもレッカーも無かったのに!!!!

 設計した人も、作った人も、変態ですね。

 
 一体ぜんたい、どうやって・・・。



 2階建ての棟上げて喜んでいる自分が、なんだか馬鹿みたいに思えてきました。




 それに、石垣の高さも。

 こんな城に敵が籠もっていたら、もし、これを攻め落とすようにという命令を受けて、どんなに大勢の部下を与えられたとしても、全然やる気が出そうにありません。

 鉄壁の守りです。


 やるとしたら、圧倒的な大軍と物量で完全包囲して、干上がるのを待つしかないような気がします。

 そうなると、僕の専門知識の、地下水位低下工法が使えそうですね、城の外から、城内の井戸を枯らせます。成功したら、3日と持ちませんぞ・・・・もうええか。


 今日の一言。


「現場へ足を運びましょう。見ると聞くとじゃ、大違い。」


 思いがけず、栄養になったような気がした、土曜日の午後だったのでした。





 

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