ヘルプマーク、そのデザインは赤十字マークの逆の配色、そう、スイスの国旗もどきにハートの図柄が添えられています。

 

 

ヘルプマークはあくまでも助けてほしいことがある人がその意思をわかりやすく表示するためのツールであって、それを見た人が具体的にどういう行動をすればいいのかを理解していることが前提となります。そのためにはもっと世間で認知してもらいたいですね。

 

 

心臓機能障害と知的障害を持っている私の息子もそうですが、見た目に障害者であるとの判断が付きにくい場合は有り難いですね。外見からはわからなくても援助や配慮を必要としている方たちがたくさんいらっしゃることを思うと、ヘルプマークやマタニティーマークを契機とする親切の連鎖がどんどん広がってほしいです。

 

 

どこでもらえるの?

 

 

最初に配布を始めた東京都や既にヘルプマークを導入している各地方自治体の窓口で無料配布されています。一覧には今後導入を予定している、あるいは現在検討中の自治体もいくつか含まれます。わが大阪府も極力早期導入していただきたいものです。

 

自治体によってかなりの温度差があります・・・。

 

 

障害や病気をお持ちの方の緊急時に、周りの人たちが適切な対処を取れるようにするためにも、もっともっと知っていただきたいですね。

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マタニティーマークとは、外見からは判別し難い妊娠初期の妊産婦に対する理解を得ることを主眼とした、妊産婦自らが身に付けて、その存在を喚起するためのマーク。

 

 

ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見ではわからない人々が周りに配慮が必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマーク。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご存知でしたか?

 

 

◆マタニティーマークについて知っていますか?

知っている:53.6% 知らない:45.7%(2014年調べ)

 

 

私は幸いにも知っていましたが、実際に身に付けておられる妊婦さんを電車等で見掛けたこと、というか気づいたことは二、三度しかありません。お互いの認識不足もありますが、昨今付けることによるデメリットが問題視されていて、マタニティーマークの存在を知っている妊婦さんも、あえて身に付けない方が多いということです。

 

 

妊娠初期の妊婦さんは見た目にわからないことが多いので、マタニティーマークを付けていると、周囲の人たちから気遣ってもらえるという利点がある反面、心ない言葉を掛けられたり、逆に席を譲ってもらえなかったり、お腹をジロジロ見られるなど不快な思いをした、あるいは、まったく信じがたいことですが、突き飛ばされる、足を引っ掛けられる、お腹を押される、蹴とばされるなどの暴挙に遭遇した妊婦さんもおられるといいます。

 

 

なんだか悲しくなってきます・・・。

 

 

日本人って、世界で最も親切で献身的で慈悲深い国民であると自負してるので(あくまでも主観ですが・・・)、妊婦さんだけに限らず、人が人に優しくなれる社会に少しでもしていかないといけません。

 

 

一方、ヘルプマークに関しては、数値で示された資料は見当たりませんでしたが、おそらくマタニティーマークより認知度はさらに低いと思われます・・・。 次回に続く。

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命と幸せ

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私も今月で満54歳になります。もうそろそろ初老の域です(苦笑)
 
私自身に残された時間はそんなにたくさんありません。
 
おかげ様で両親とも健在ですが、すっかり年老いてしまってます。
 
先天性心疾患(心臓病)を抱えて生まれてきた6歳の息子は
 
吹田市の国立循環器病研究センターに命を救ってもらいました。
 
そんなことを考えていると、『命』ってなんだろうなって思います。
 
 
 
 
『命』・・・尊いもの、大切なもの、かけがえのないもの。
 
 
 
 
当然です。永遠に続くものではないから・・・。
 
その尊さ大切さを感じて、精一杯生きていくのが正道ですが、
 
些細なことで自らの命を絶ってしまう人がいるのも現実です。
 
「些細なこと」って、あんた当事者でもないのに簡単に言うなと
 
叱られそうですが、最重度の障がいや難病を持った人たちが
 
毎日毎日生きていくためにがんばっていることにくらべたら、
 
おそらくそのほとんどは些細なことだと言い切れます。
 
 
 
 
街で見かけるホームレスの人たち。
 
 
 
 
どういう事情でその境遇に甘んじているのかわかりませんが、
 
誤解を恐れずに言うと、非常にたくましく生きておられます。
 
命への執念、生きることへの執着がそうさせるのでしょうか。
 
好きでこうなったわけじゃない、あんた勝手なことを言うなと
 
これまた手厳しい指摘を受けそうですが・・・。
 
 
 
 
では『幸せ』は・・・。
 
 
 
 
この世に生命を授かったものなら当然『幸せ』でありたいし、
 
誰もがそう心から願うはずです。
 
今、私が関わっている方の多くは障がいや病気をお持ちなので、
 
健常者からは「かわいそう」・「気の毒」・「不幸」といった言葉が
 
投げ掛けられますが、すべてがすべてそうでしょうか・・・。
 
 
 
一概にそうとは言えないと思います。
 
 
 
強い精神力で逆境を乗り越え、余程の努力を重ねたのでしょう。
 
満面の笑みがこぼれている障がい者にお会いして、実際にお話し

 

を伺ったことがありますが、はっきり幸せだとおっしゃってました。
 
前述した息子は心臓病を抱えて誕生し、そのことが直接の原因
 
なのかどうか定かではないですが、知的障がい(B1)もあります。
 
今の彼に「幸せか」と聞いたところで、満足に会話もできないので
 
何とも言えませんが、少なくともこの子を授かった私たち夫婦は
 
間違いなく幸せです。
 
 
 
そうなんです・・・。
 
 
 
幸せって本人の気持ちの持ちよう、そう本人次第なんですね。
 
また誰かや何かと比較するものでもありませんし、
 
大小でも優劣でもなく、その尺度は人それぞれ異なります。
 
 
 
命だってそうです。
 
 
 
その大切さは人から教えられるものではなく、
 
自らの心で感じ取るべきものなのでしょうね・・・本来は・・・。
 
何が言いたいのかというと、かの徳川家康の遺訓の中の一文。
 
 
 
「不自由を常と思えば不足なし」
 
 
 
これですよ、これ。これなんです。諦めや妥協ではないですよ。
 
「不自由」をいろいろな言葉に置き換えてみてください。
 
今の現状や置かれた境遇をすべて受容できる心が芽生えると、
 
命を尊ぶ気持ちも、幸せを享受する気持ちも、
 
ごく自然に持ち合わせることが可能になるんでしょうね。
 
そう簡単に割り切ることができない現実があることも確かですが、
 
一度しかない人生、限りある命に感謝して幸せに暮らしましょうよ。
 
 
 
PS.わかったようなことを偉そうに言ってすみませんでした。
 
そして、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 
 
 

画像は『吹田誠翔園』の内観です。一度見学にお越しください。

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特例子会社<2>

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前回の続きです。障害者雇用は企業の社会的責任の一つと考えられているので、特例子会社を設立することによって社会的責任を履行できるとともに、社会貢献している企業であることをアピールすることができます。

 

企業が特例子会社を設置する大きな理由は次の三つですね。

 

①親会社の法定雇用率の算定

②社会的責任の履行とイメージアップ

③障害者の特性に配慮した柔軟な経営

 

①は単純に障害者法定雇用率の達成、及び障害者雇用納付金の減額、障害者雇用調整金(報奨金)の支給に関するもので、詳しくは下図を参照ください。

 

厚生労働省ホームページより

 

独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構ウェブサイトより

 

なお、障害者雇用の義務は50人以上の企業に課されますが、障害者雇用納付金の徴収は100人以上の企業が対象になります。

 

②に関しては、いい意味での企業PRにはなりますが、法定雇用率未達成の場合において、とりわけ雇用状況が悪く、改善が見られない企業は企業名が公表されてしまいます。

 

平成26年度は該当する企業が8社(下図)、平成27年度は一定の改善が図られたということで、民間企業は該当なし、国等の機関への適正実施勧告もなしという結果でした。

 

厚生労働省ホームページより

 

③は障害の特性に適合した人事制度を適用できる、つまり、親会社の就業規則とは別に障害者の労働能力や就業条件を配慮した就業規則や賃金規定、設備環境等を整備することによって、障害者の職域拡大を図ることが容易になります。

 

とはいっても、就労継続支援B型事業所(かつての授産所・授産施設)と違って、あくまでも株式会社等営利法人の子会社なので、それ相応の利益も追求しなければなりません。

 

このように、特例子会社のメリット・デメリットも色々あるわけですが、なにはさておき、まずは障害者に十分配慮していただき、働きやすい環境と安心できる職場を提供していただきたいと思います。

 

最後に苦言を呈すると、当日にビデオで登場したパナソニックエコシステムズ共栄株式会社の社長のお話しはとても上から目線で、障害者側の立場からは甚だ不愉快なものでした。まあ、非常勤ということなので、親会社からあてがわれた便宜上の存在なのか、障害者のことをしっかりと理解されているようには到底思えませんでした・・・。

特例子会社<1>

テーマ:

「特例子会社」とは、日本法上の概念で、障害者の雇用に特別な配慮をし、障害者の雇用の促進等に関する法律第44条の規定により、一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受けて、障害者雇用率の算定において親会社の一事業所と見なされる子会社。

 

「特例子会社制度」とは、企業が障害者の雇用に際し、特別の配慮をした子会社を設立し、一定の認定要件を満たしていると管轄の職業安定所長の認定を受けた場合、この子会社の労働者を親会社の労働者とみなし、親会社が雇用する労働者数に加えることができる制度。

 

どういうことかおわかりでしょうか・・・。

 

ここで説明が必要になるのが「法定雇用率」なるもので、以下のように定められています。

 

民間企業、国、地方公共団体は「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき、それぞれ一定割合(法定雇用率)に相当する数以上の身体障害者、知的障害者、及び精神障害者を雇用しなければならないとされています。法定雇用率は、国、地方公共団体、一定の特殊法人は2.3%、都道府県等の教育委員会は2.2%、民間企業は2.0%とされています。

 

したがって、従業員50人以上を抱える民間企業は2.0%の法定雇用率に準ずる障害者雇用を達成しなければなりません(すなわち、少なくとも1人以上の障害者を雇用する義務を負うということです) 平成30年には現在の2.0%からおそらく2.2%、あるいは2.3%に引き上げられるのではないかと予想されています。これからさらに、障害者雇用はしっかりやりなさいよと指導が入るようになるでしょうね。逆に言うと、特例子会社制度は企業側にとって障害者雇用が円滑に行えるように考慮された制度であるとも言えるでしょう。

法定雇用率未達成の事業主は、法定雇用障害者数に不足する障害者数に応じて1人につき月額50,000円の障害者雇用納付金(反則金)を納付しなければならないこととされています。なお、障害者雇用納付金の徴収は、常用雇用労働者数を101人以上雇用する事業主が対象とされています。

 

障害者が配慮され、安定した環境で就労できるという意味では良い制度ですが、障害者を本体から隔離して別会社(特例子会社)に集積するという発想は、ノーマライゼーション(障害を持つ者と持たない者とが平等に生活する社会を実現させる考え方)の見地からいかがなものかとも思います。

 

今日見学させてもらったのが、大阪市東淀川区にある『パナソニックエコシステムズ共栄株式会社』という、1980年に松下精工株式会社(現パナソニックエコシステムズ株式会社)100%出資により、日本で5番目、パナソニックグループでは最初に設立された特例子会社です。ちなみに日本で最初に認可された特例子会社は、1950年にシャープ株式会社が設立した『シャープ特選工業株式会社』なんだそうです。

 

 

パナソニックグループ全体の特例子会社は全国に8社あるということですが、トータル的にも法定雇用率はクリアしているものと思われます。パナソニックエコシステムズ共栄株式会社で勤めている障害者の8割強が重度の聴覚障害者で(以下の画像参照)、その理由を現場担当者に聞いてみると、子会社設立当時の理念という少々曖昧な説明でした。

 

あくまでも私見ですが、法定雇用率に相当する雇用数において、重度障害者は軽度障害者の2倍のカウント数とみなされます。すなわち重度障害者だと実数は半分で済み、さらには聴覚障害者は知的には健常な方が多いので、手話や筆談等の手段はさておき、知的障害者や精神障害者よりコミュニケーションが比較的スムーズに取れるのではないかと想像します。

 

 

ということは、吹田誠翔園の利用者の多くは軽度から中度の知的障害者や精神障害者なので、正直なところ、パナソニックエコシステムズ株式会社の特例子会社に限って言うと、門戸は開かれていないのも同然という印象を受けました・・・。

 

次回に続く。

強みは何?<2>

テーマ:

当事業所でメインとなる訓練としましてはパソコンを使用したものになります。

 

パソコンの基礎からワード・エクセル等のOfficeワークはもちろん、フォトショップやイラストレーターの習得、ゼロから学ぶプログラミングまで幅広いカリキュラムを組むことが可能です。

 

なかでも一番の売りは、インターネットを使った販売、集客、マーケティングなどに特化した学習ができることです。

 

一般就労にはこういったスキルは重宝され、ネットで売上げを上げたり、広告・宣伝等広報的な役割を担って、企業に貢献するという点でも有効ですが、もし定着できずに離職した場合に自宅でもカフェでも十分自活できる力を身につけていることは非常に重要です。

 

精神的な障害や疾患をお持ちの方の多くは、仕事をしたくとも勤務時間の長さやコミュニケーション不足からの人間関係に苦しみ、職場に馴染めずに離職してしまうケースが後をたちません・・・。

 

われわれや職場管理者、ジョブコーチ等の支援者の定着への取り組みも当然大切ですが、こういったことも視野に入れた自立支援を実践していくべきではないかと考えます。

 

画像は動画マーケティングのカリキュラムの一例となります。

 

強みは何?<1>

テーマ:

一般就労に必要な知識や能力の向上のための必要な訓練、一般就労に関する相談や準備等の支援を行うのが、私たち就労移行支援事業所です。

 

一般企業にどれだけ利用者を就職させ、どれだけ長い間定着させるかが最も問われるわけですが、当事業所の就労支援員に、十数年助成金に携わる人物がおり、彼のコネクションは500を超える企業や団体の経営者・代表者に及びます。

 

これはどういうことかと言いますと、利用者の適性・属性に見合った職場への就労と定着を強力にサポートできるということです。さらには、彼の先にはキャリアコンサルタントや産業カウンセラーが多数おり、皆さん私たちに協力するということで、業務提携してくれました。

 

障害は個性ということでもあり、利用者一人一人が最高の状態と環境で、就職に関われるように『吹田誠翔園』は全力で取り組んでまいります。

 

まずは、見学・相談・体験等、心よりお待ちしております。

 

TEL 06-6170-3690 FAX 06-6170-3691
E-MAIL suitaseishoen@gmail.com

 

就労するにあたり重要なことは、いかに続けて仕事ができるか、職場に定着できるかということです。ここで一番必要なことは、円滑な「人間関係」の構築でしょうか・・・。

 

健常者でも苦手とする人が多いなか、障害をお持ちの方でもとりわけ精神疾患系の方は上手くコミュニケーションが取れずに、休職・離職したけれど復職・再就職がためらわれることの多くは、この「人間関係」に対する不安です。

 

吹田誠翔園では専門の支援員が、全国の一流企業や官公庁で研修をされている葛西久仁子先生の全面監修のもと、コミュニケーション能力向上を主とした訓練を行っています。

 

当事業所では、障害をお持ちの人が一般就労するために必要となる知識を養い、技能を高める訓練をします。

 

メインとなるのがパソコンを使った訓練で、パソコンの基礎知識からプログラミングまで、幅広く対応したカリキュラムに沿って学習していただきます。

 

利用者ごとにパソコンに関する知識やスキルが違ってきますので、無理のない程度にご自身のペースに合わせて進めます。

 

こんな感じで、それぞれのレベルに応じて訓練します

 

とりわけ、当事業所が目指していることは、自力でも生きていける、生活の糧を得ることのできるスキルの習得です。

 

確かに一般企業で働くことにおいては、WordやExcelの技能も重要ですが、離職・復職を繰り返しているような方には、自宅でもカフェでも自活できる力を身に付けていることの意義は大きいです。

 

もちろん、会社勤務あるいは雇用契約を結んだ上での在宅勤務が理想ですが、こういった就業体系もありではないでしょうか。特に発達障害系の方はとんでもないセンスを発揮して、自活から起業に至るケースも今後出てくると思います。

障害者就労移行支援事業所『吹田誠翔園』です。

 

就労移行支援とは障害者総合支援法に定められた就労支援事業の一つで、一般企業に就職を目指す障害をお持ちの方に対して、就労に必要な知識や能力の向上を目的とした訓練や準備、就職活動の支援、および就職後の職場定着支援を行います。

 

利用者それぞれの適性・属性・可能性を見極めて、それらに見合うカリキュラムを実践していくことで、「障害」という個性を生かし、人としての尊厳を最優先にとらえ、自分らしく生き生き働くことを目指します。

 

『吹田誠翔園』では、障害をお持ちの皆さまのご見学・ご相談・お問い合わせを心よりお待ちしております。

 

TEL:06-6170-3690 FAX:06-6170-3691 

E-MAIL:suitaseishoen@gmail.com

 

https://www.facebook.com/suitaseishoen/