こんにちは、本店副店長の田村です。

先回は、マウントの話をしましたよね。
ボディとレンズのマウントが同じでないと
接続できない…と、そんなお話でした。

で、裏業がある…ってちらって触れました。

今日は、その裏技をご紹介しましょう。

その名もマウントアダプターといいます。

マウントアダプター02 マウントアダプター01

この2台のカメラは、私の愛用品です。
左が、ASAHI PENTAXのSPFで、右がCanon EOS 50Dです。
(ASAHI PENTAXのカメラはフイルムカメラです)

マウントを見比べてみましょう。

マウントアダプター03

見ての通り、ぜんぜん形状が違います。
というより、それ以前に大きさが違います。
もちろん、EOS 50Dにこのレンズは付くはずもありません。

が…、下の写真の、下の丸いわっかをボディにつけて、

マウントアダプター04

こんな風にすれば…

マウントアダプター05

なんと、レンズを装着できるんです!

マウントアダプター06

で、この組み合わせで撮ってみたのが、
こんな写真です。

マウントアダプター07

この、丸いわっかをマウントアダプターと言います。

レンズとボディの橋渡しをする役目…ということです。

このパーツは、いろいろな種類が出ていて、
組み合わせは本当に無限にあります。

ただ、注意点もあります。

基本的に、撮像素子(センサーサイズ)が小さいボディ用のレンズは、
撮像素子(センサーサイズ)が大きいボディには装着できません。
撮像素子については、ここでお話しました。

また、オートフォーカスがきかない(ピピッって言わない…)、
F値に制限が出る…などの組み合わせもあります。

たとえば、私の持っている組み合わせでは、
マニュアルフォーカスで、F値はレンズ側で操作することになります。

そのあたりのリスクを十分理解すれば、
面白い使い方も出来るかもしれませんね。

私のように、古いレンズを活用してみたい…と言う人にはぴったりかも…

/本店副店長、田村