2005年04月24日

「あほらし屋の鐘が鳴る」斎藤美奈子

テーマ:読書酩酊
                   

                   著者: 斎藤 美奈子

               タイトル: あほらし屋の鐘が鳴る

 

         TBテーマ<あなたの好きな関西弁>第4弾でもあります。

 

 

【本書のタイトルの大阪弁に関する想ひ出】

「おかあちゃんは、どうちゃらこうちゃらやさかいなぁ」と、オトンがちょっと甘い口調で言えば、♪大阪で生まれた女であるオカンは、こう答えていました。
「あほらしやの鐘が鳴るわ」(ノ; ̄◇ ̄)ノ マアマア、オサエテ
身も蓋もないご返事っていうんですかぁ。ま、そのやうに、私はこの言葉の用例を聞きました。

 

【著者と著書の特徴について】

こんなコテコテの大阪弁を本のタイトルにしている斎藤美奈子さんは、イマをトキメク文芸評論家。
平成14年度に「文章読本さん江 」で第1回小林秀雄賞 を受賞(同時受賞は橋本治『「三島由紀夫」とはなにものだったのか 』)といえば、そのトキメキ方がわかろうというもの。
って、本好きな方にはシツレーな説明でありましょう。

 

文芸評論というものは全くオモシロクナイ、わざと難しそうに書いてるけどホンマはこの人らアホちゃう!(--;とひそかにお思いの、関西界隈により多く生息すると思われる諸氏諸嬢にも、この人のは自信をもってお勧めできまする。

おもろい、おもろい! 大笑い。
 

【本書について】

「あほらし屋の鐘が鳴る」は、社会評論と文芸評論をあわせたみたいなエッセイっていう感じでございましょうか。本文は関西弁ではありませんが、学生時代、関西出身の友人(著者は新潟出身)に「あほらし屋の鐘が鳴る」と聞いたときの驚きと悦びが、前書きに書かれていたはず(図書館で借りてしもたんですぅ。涙)
 

アマゾンのレビューから引用
「なにをゴチャゴチャえらそうに。あほらし屋の鐘が鳴るわ!」 失楽園、もののけ姫、戦争論等、世間を騒がせた話題作品を一刀両断。文学からスポーツ、雑誌、テレビまで、平成の「ああ勘違い」コレクション。
     目次
  ハードボイルドな彼
  女性誌な人たち・ファッション誌編
  おやじ慰撫史観
  女性誌な人たち・ライフスタイル誌編
  失楽園な時代
  もののけの季節
  女性誌な人たち・専門情報誌編
  ダディの復権
  女性誌な人たち・雑誌は変わる編
  バイアグラの波紋

最新刊の「ものは言いよう」から入るより、ずっと斎藤美奈子嬢のステキがわかる、と思うな。

最新刊は既刊の数々のオモロイ&目から鱗の本の数々に較べれば、オラ、イマイチでしただ。

 

【その他の著書】

上記以外に、こんな本もよいですぅ。

 

●「どうして、いつも男の中に女一人なの?」あなたのそんな疑問に答える

タイトル: 紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像

 

●ミーハー読者好みのラインアップ。話題の作家たちをバッサバッサと斬る

タイトル: 文壇アイドル論

 

●文学作品を「妊娠」をキーワードに解剖。♂のMも目から鱗と言っていた

  タイトル: 妊娠小説

 

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コメント

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1 ■TBありがとうございました!

ちょうど今、斎藤美奈子の「趣味は読書」を読んだところです^^。

2 ■gutapyさん、こんばんは

妙なトコにTBして、スマソ(さっきも)。
わぁ、でも、なんてぴったしな・・・。
またまた記事を拝見させてくださいましぃ(いつもあつかましぃ)

3 ■斎藤美奈子さん

ahahaさんのご紹介により、読むことが出来ました。本のタイトルは違うのですけれど、面白かったです!いや、気持ちいい斬り方ですね。
記事中にリンクさせて頂きましたので、トラバ致しました。
二箇所リンクしたので、すみませんが、もう一つ同じトラバがいきます~。

4 ■つなさん、TB&コメント有難うございます

「趣味は読書」をお読みになったのですね。読んだかどうかあやふやだったので(コレや)、書棚を見たらありました。上のラインアップに入れるの、忘れてました(^_^ゞ そいから、またざっとですが、読みました。
「趣味は読書」のラインに一番近いのが、上でいうと、「文壇アイドル論」ですが、こっちゃのほうがさらにマジヤバ(笑 そういう人たちをこんなにばさっとおやりになるのですねっていう感じ)です。
村上春樹、俵万智、吉本ばなな、林真理子、上野千鶴子、立花隆、村上龍、田中康夫というラインアップで、まず、すっげ。「趣味は読書」より、本格的な文芸評論(やっぱり面白い、というか、これこそ、面白いです)かな、と思いますです。
あ、私、斎藤澪奈子氏はお亡くなりになってから知りました_(.・)/ドテッ
私も二つ、トラックバックさせていただきましたm(_ _)m

5 ■石垣の上にのぼってる少女

これを、「わざと危ないことしてつっぱってみせてる」ととるか、あるいは
「男の子に負けないくらいやんちゃな女の子」ととるか。
見た人によってさまざまだよなあ、と思っております(笑)。
私にとって、この人は、前者に見えてしまうのですが、それは、おそらく、肌合いが合わないせいというのがでかいのでしょう。
ことさら、大上段にふりかぶっているところを、
「だから、ここが甘いんだよ」
と、あっさり、抜き胴してみたくなっちゃうような(笑)。今回の私の記事も、そういう欲求に負けて書いてしまったものなのです(笑)。

6 ■とらさん、コメント&TB有難うございます

>それは、おそらく、肌合いが合わないせいというのがでかいのでしょう。
 それは、あるだろうなぁ、と思います。
 とらさんのたとえに笑いました(^^v
 そういうタイプ、いやだなと思う人も、面白いなと思う人も、いろいろですものね。
>あっさり、抜き胴してみたくなっちゃうような(笑)。
 ここも、実に、とらさんらしい喩えだと(^^v 

7 ■あはは~!


いえいえ、姐さんを呼び捨てにしたんじゃないんです。(笑)

>あっさり、抜き胴してみたくなっちゃうような(笑)。

とらさんのコメントがほんとに可笑しくて爆笑しました!思わず、目に浮かびましたわ^^。

8 ■ぐたさん、こんばんは

呼び捨てでもいいですよぉ(笑)
>とらさんのコメントがほんとに可笑しくて爆笑しました!
武術家とら の面目躍如というところですか? あはは

9 ■ご無沙汰しています

この本の文庫版を読み、エントリを書いたので、トラバさせていただきました。

>最新刊の「ものは言いよう」から入るより、ずっと斎藤美奈子嬢のステキがわかる、と思うな。

ここ、激しく同意ですー。
「ものは言いよう」は社会的意義はあったと思うんですけど、斎藤美奈子の良さが出ているという意味では、この本が一押しだな・・・と。

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