『公立小中学校:土曜授業実施』関連ブログの第2弾です。


 前回のブログにて、学校完全週5日制に関する国の方針転換、それに伴う四日市市教育委員会の土曜授業実施に向けた積極的な動きについて書きました。


 参考【公立小中学校:土曜授業復活へ① ~市教育委員会の積極的な動き~】

http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11752365376.html


 前回のブログで紹介した様に、土曜授業の実施は小中学生の土曜日の有効活用という点では大変評価出来ます。


 各新聞報道を見ても、学校週6日制を望む声は7~8割を占め、大きな世論となっていると言えます。


 しかし、これがどこまで子共の教育に影響を及ぼすかは、未知数であります。


 色々調べていくと、この土曜授業実施の背景で不可解な点が浮かび上がってきました。


 現時点の市教育委員会の方針だと、土曜授業が実施されても年間の授業数は変わらないのです。


 つまり、土曜授業で授業数が増える一方で、増えた分だけ平日の授業が減らされるのです。


すなわち、、「学力向上」は土曜授業実施の目的には含まれていないのです。


 大半の方が、「土曜授業の実施」と聞くと「学力向上の為」と捉えると思います。



ただ、今回の土曜授業の実施はそういった観点は無いのです。


 今一度、この土曜授業の実施の根本的な背景・意義を振り返ってみると、国は「質の高い土曜授業の実施と地域における学習やスポーツ、体験活動など様々な活動の促進」としています。


 その前半部分の「質の高い土曜授業の実施」については、地域の豊かな社会資源等を活用した授業が可能になるとしています。

 

 では、後半部分の「地域における学習やスポーツ、体験活動など様々な活動の促進」についてはどうでしょうか。


 そもそも学校完全週5日制は、『学校外における体験活動の充実を図る事』を目的に採用された訳です。


 学校完全週5日制が採用された時とほとんど同じ目的で、土曜授業実施されようとしているのです。


 相反する制度が同じ目的の下、成り立っているのです。


 この国の教育方針はどういう方向に向かっているのでしょうか。


 せっかく土曜授業を実施するのであれば、その実施が子供達にとって有効に働くシステムでなければなりません。


 学力向上が全てだとは思いませんが、学力テストの結果が全国平均を下回る四日市市の状況を鑑み、学力向上の観点からも土曜授業を活用していくべきだと考えます。


 平成26年度からは本市公立小中学校においては、土曜授業の暫定的実施が始まり、平成27年度からは段階的に土曜授業の拡張がなされます。

 各自治体の教育委員会に一定の裁量が与えられた「土曜授業」、四日市市教育員会は他自治体と横並びの施策では無く、独自策を打ち出し攻めの土曜授業を実施していくべきと考えます。