謹賀新年・岸和田にて
テーマ:ブログその前に立ち寄ったのが、岸和田の岸上さんのところです。
以前、「ビフォアー・アフターの匠」としてご紹介したこともありますが、
私の先輩です。
岸上さんは、泉州を基盤に素晴らしいお仕事をされているのですが、
今回は、RC打ち放しメインではなく在来木造軸組の建物を設計工事中とのことで、
これは!いっぺん見とかなくては!と、
松の内にもかかわらず現場に突撃取材してきました。
約束の時間よりちょっと早めに着いたんですが、、
じゃーん!なんだかものすごく立派です。
それもそのはず、今時めずらしい本瓦葺きです。
しかも男瓦の直径が極太なヤツを使ってある、、む~、、やるなあ。
と感心してましたら、
岸上さん、さっそうとツーシーターのカーで登場です。
「もう、来たん?まあ、適当に見とってよ。」
とどこまでも気さくなアニキです。
「なしたん、瓦?初めて使うてみたんやけけど、軒の丸鼻が太うてええやろ?」
いいです、いいです。太くていいですよ~。
泉州のもんですか?
「太いん探してみたら、けっきょく奈良の瓦や」
なるほど~、天平の甍ですね。
「中はなあ、まだまだやねん。」
と言われ内部におじゃますると、、
いや~、、いいわ。
いきなり杉板型枠使ってるし。
その岸上さんのトレードマークともいえる骨太なコンクリート壁に木が絡んでいきます。
何?この木?コンクリートに負けないような強い感じの檜使ってますねえ。
「せやろ?紀州の檜やねん。一等材なんやけどアカミがええやろ?」
うん、いいですよ~。
「このな、コンクリの壁にな、梁は載せてないんやで?4号やからな」
えっ、これ混構造じゃないんですか?
「うん、めんどくなるやろ?せやから構造的には純木造やねん。」
いやいや確かに木造ですが、、この力強さは木でありRCであり、、なんなんでしょうねえ。
これ古材ですか?
「おう、前の家を倒したときになんぼかとっといた材や」
へえ~、梁はそのままですか。
えっと、じゃあこの茶味のある柱はケヤキ?
「ええとこ見とるな、この柱もこの家の古材やねんけど、製材し直してん。」
「せやから、角に製材しても燻製みたいな味が出てんねん」
なるほど~
コンクリート打ち放し、杉板打ち放し、古材、製材古材、新材が混在する
素材迷路みたいな現場です。
で、2階に上げてもらったんですが、、梁の上をスイスイ渡ってきます。
岸上さん怖わくないんですか?
「ええ、君かて建築やってんねやろ?しかもちょうどええ、君の好きな鉄骨渡りや」
はあ、確かに、、そろりそろりと2階の方へいってみました。
この木と同化しているような、
ラグビー選手みたいなおっちゃんが岸上さんです。
で、スルスルと、上の方に上っていっちゃんですよ。
ということで続きます。
岸上勝彦 + 明建築工作舎
岸上勝彦特集4 まとめ岸上勝彦特集3
岸上勝彦特集2
謹賀新年・岸和田にて
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1 ■漢(おとこ)建築
さすが森山さんの先輩。 激漢(ゲキオトコ)ですね。スケールがでかいです。
私どもも先般9坪ハウスで組んだ棟梁が、
フェアレディーZをガルウィングに改造しているんですが、奴のことと重ねて記事を読んでました。
男だったら好きなことを突き抜けるほどやり抜けと。