2009-11-16 11:07:09

建築系雑誌は今どんな感じなのか

テーマ:たてものメディア
先日のセミナーでもお話しましたが、
建築家のスキルと建築スタイルが6つの要素に分けられるという話の続きです。
建物は現実に一品生産品であり、街並みに影響を及ぼしながらも
建物の価値やその成果を一般に流通させるのは、写真と記事という二次副生物となります。

つまり、良い建物とか好きな建物を知る、理解するには建築・住宅系雑誌への掲載に頼らざるを得ない。
という面があります。

インターネットの普及により、個別に建築専門家を探すことは便利になりましたが、
それでも誰がいいの?とか今何が流行っているの?といった付加情報や普遍的権威との格付け
といった部分は建築雑誌社や編集者さんや評論家の人々の手によっています。

で、建築スタイル別に向いている雑誌メディアの相関図を作成してみました。


建築エコノミスト 森山のブログ

一般の方々や建築専門家の方々にとっても分かりやすいチャートになったかと思います。
芸術性を要望される方は図の右上方向の雑誌から情報収集していただくのがよいでしょう。
また、性能や価格にこだわる方は左から下方向の雑誌が向いていますね。
また、中心に近づくにしたがって部数や入手しやすさとも連動していますから、
中心部分に近づけば近づくほどその雑誌は多方面をカバーした誌面づくりをしなくてはなりません。
また、中心部に近づけば近づくほど広告との連動がしやすくなり、価格は安くなります。中心にあるのは現状はTVとか新聞ということになります。
周縁部では広告収入が得られにくくなり、価格も高くなりますので、部数よりもニッチで先鋭的な情報を開拓する必要があります。


コメント

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1 ■建築エコノミスト森山さん、こんにちは。

建築雑誌の種類は多いんですね。

私は、週刊ダイヤモンドというビジネス雑誌を定期購読していますが、ビジネス雑誌並みに、建築雑誌の種類があることには驚きました。

2 ■雑誌の分類

今日のレーダーチャート面白すぎです。こういう住み分けみたいなものが有るんですね。あと新建築が入れば完璧ですよ(笑)

3 ■Re:建築エコノミスト森山さん、こんにちは。

>広島県人さん
コメントありがとうございます。
昔はもっとあったんですよ。
消えた雑誌として業界で有名だったのは
「SD」、「建築文化」、「都市住宅」あたりが有名です。
戦前から存在していたのが「建築」、「国際建築」といった雑誌もありましたが、そちらは30年くらい前になくなっています。

4 ■Re:雑誌の分類

>カル-アさん
コメントありがとうございます。
「新建築」は本来真ん中に位置していたんでしょうね。現在は最周縁にいるような気もするし、いまだ真ん中付近にいるような気もするし、判断保留です。

5 ■参考になります

雑誌にも色んなタイプがあるんですねえ。本屋では気をつけて雑誌を見てみたいと思います。

6 ■Re:参考になります

>扉の家主さん
コメントありがとうございます。
ぜひ本屋さんで手にとってみてください。
このジャンルの雑誌は大体高い(1500~2000円)ので、図書館というのもいいと思います。

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