昨日まで天城の別荘リフォームで伊豆に行っておりました。
ちょうどよい機会でしたので伊豆石についてお話しておこうと思います。
伊豆石とは伊豆半島で産出する石材のことで、実は二種類あります。
硬いほうの伊豆石(安山岩系の真鶴石、小松石、根府川石)と
軟らかいほうの伊豆石(凝灰岩系の伊豆青石、沢田石、長岡青石、若草石)です。
一般的にはこの軟らかい方の石が伊豆石で通っていると思います。
それは、お風呂で使われることで有名だからです。
この伊豆石は凝灰岩系ということで大谷石と同じような火山灰が降り積もったところに圧力がかかって凝結したタイプの石です。
グリーンタフ(緑色凝灰岩)と言われる岩石のひとつで、Mg6Si4O10(OH)8といった科学組成が代表的らしいので水酸化マグネシウムによる発色かもしれませんね。
植物の緑色を発色させる葉緑素内部のクロロフィルもその分子構造のポルフィリン環の中心にマグネシウムを持っていますから、緑色の岩石も植物も同じ金属元素が発色に作用しているという意味で興味深いです。
ちなみにこのポルフィリン環の中心元素を鉄に変えると、血液中のヘモグロビン(正確にはヘム鉄といいますが)になります。色は赤ですね。
凝灰岩系のため石の目は大谷石に似ていますが、色は青グリーンで目がもっと詰まっていて、軟らかいといっても大谷石ほどもろくありません。
そのため、表面が粉を吹いたようにザラザラしており、お風呂の床などでも滑らず、また肌触りもいい感じなのです。
しかも、水に濡れるとより青味を増して綺麗な発色を呈するので、温泉や露天風呂などにもぴったりです。
伊豆では一般家庭でも水場やお風呂に使われており、私がリフォーム相談を受けている伊豆天城高原の別荘でもお風呂は伊豆石でした。
この伊豆石もかっては、塀などに多く使われており、特に伊豆下田などでは伊豆石で作られた蔵なども数多くありまして、伊豆名物の素材でもあります。韮山反射炉にも使用されています。
ところが、そういった一般使用分野がコンクリートブロックやセメントに置き換わってしまい、ご多聞にもれずすでに幻の素材に向かっている状況です。
現在伊豆石は若草石と呼ばれるグリーンの石材で採れる採掘所は一ヶ所のみです。
伊豆石の東海採石興業株式会社さんのホームページ。
大谷石よりも硬く、色も綺麗な伊豆石は、大谷石同様室内で使っても面白みのある素材ではないでしょうか
ちょうどよい機会でしたので伊豆石についてお話しておこうと思います。
伊豆石とは伊豆半島で産出する石材のことで、実は二種類あります。
硬いほうの伊豆石(安山岩系の真鶴石、小松石、根府川石)と
軟らかいほうの伊豆石(凝灰岩系の伊豆青石、沢田石、長岡青石、若草石)です。
一般的にはこの軟らかい方の石が伊豆石で通っていると思います。
それは、お風呂で使われることで有名だからです。
この伊豆石は凝灰岩系ということで大谷石と同じような火山灰が降り積もったところに圧力がかかって凝結したタイプの石です。
グリーンタフ(緑色凝灰岩)と言われる岩石のひとつで、Mg6Si4O10(OH)8といった科学組成が代表的らしいので水酸化マグネシウムによる発色かもしれませんね。
植物の緑色を発色させる葉緑素内部のクロロフィルもその分子構造のポルフィリン環の中心にマグネシウムを持っていますから、緑色の岩石も植物も同じ金属元素が発色に作用しているという意味で興味深いです。
ちなみにこのポルフィリン環の中心元素を鉄に変えると、血液中のヘモグロビン(正確にはヘム鉄といいますが)になります。色は赤ですね。
凝灰岩系のため石の目は大谷石に似ていますが、色は青グリーンで目がもっと詰まっていて、軟らかいといっても大谷石ほどもろくありません。
そのため、表面が粉を吹いたようにザラザラしており、お風呂の床などでも滑らず、また肌触りもいい感じなのです。
しかも、水に濡れるとより青味を増して綺麗な発色を呈するので、温泉や露天風呂などにもぴったりです。
伊豆では一般家庭でも水場やお風呂に使われており、私がリフォーム相談を受けている伊豆天城高原の別荘でもお風呂は伊豆石でした。
この伊豆石もかっては、塀などに多く使われており、特に伊豆下田などでは伊豆石で作られた蔵なども数多くありまして、伊豆名物の素材でもあります。韮山反射炉にも使用されています。
ところが、そういった一般使用分野がコンクリートブロックやセメントに置き換わってしまい、ご多聞にもれずすでに幻の素材に向かっている状況です。
現在伊豆石は若草石と呼ばれるグリーンの石材で採れる採掘所は一ヶ所のみです。
伊豆石の東海採石興業株式会社さんのホームページ。
大谷石よりも硬く、色も綺麗な伊豆石は、大谷石同様室内で使っても面白みのある素材ではないでしょうか


