~店長の戯言~

こちらは、最上階に邪教徒と地縛霊が住まい、階下では脱毛サロンと育毛サロンがしのぎを削る、建物自体は古めかしくも抜群の耐震強度を誇る雑居ビルにて、ユーズドクロージングを売り捌く男、基い漢が綴る、愉快痛快奇々妙々なる駄文の羅列でございます。


テーマ:

「あのー、ショップブログのことなんすけど、あんまり更新しない理由って何かあるんですか?」


店にいらっしゃるお客様から、そんな耳が痛い質問を頂戴して思わず、


「いやぁ、実は今、八王子で話題持ち切りのホスト殺人事件絡みで、頻繁に聴取を受けていてブログ更新どころじゃないんですー」

と、我ながら物騒な嘘をついてしまったと反省しているマスターTです。

実際のところ私が頻繁に受けているのは事情聴取ではなく職務質問なんですが、ここ数ヶ月は1週間に1回の安定したペースでお声を掛けて頂いております。
アラフォーのくせに豹柄のショーツを穿くようなファッションセンスが災いしているのか、はたまたブラジル人の子どもに突然

「Pai(パーイ。ブラジルポルトガル語でお父さんの意味)!!」

と抱きつかれてしまうバタ臭い顔立ちが宜しくないのか、何かにつけ制服さんに呼び止められては

「ちょっと鞄の中身、拝見してもいいですかー」
「ポケットの中に何が入っているのかな」
「身分を証明できる物って持ってる?」
「これからどこに行くの」

などと矢継ぎ早に質問されるんですよね。全く困ったものです。

まあそれもこれも、当店が居を構える東京都八王子市がですね、上記した殺人事件が起こってさもありなんと納得してしまうほど、現在の世界情勢に鑑みると大体シリアの次くらいに治安が悪い街だからに他なりません(これは大袈裟です)。

つい先日も、当店の近所で絶賛営業中の『脱法ハーブ屋』に列を成していた、頭も体も脆弱そうなゆとり世代の若者数名が、正体不明のマッチョ野郎(黒いタンクトップ着用)の襲撃を受けて全身血ダルマで身悶えているという、それはそれはバットマンテイスト全開のシュールレアリズムな光景に出くわしました(これは実話です)。

そんな「福島第一原発周辺よりこっちを警戒指定区域にするべきでは」という議論が、私の脳内衆参両議会において全会一致で可決し即法案化する現状にあっても、あの御仁だけは、泰然自若と自転車のペダルをこぎ続けておられます。
"あの御仁"とはそう、当ブログでも無許可で写真付きの紹介をした(過去の駄文はこちら )、個人的には八王子市を代表する有名人と言えば、ファンモンでもユーミンでも高橋ひとみでもなくこの人しかいないっ!と断言できる『ミラーおじさん』です。

「あーはいはい、東京スカイツリーの人ね」

勝手に納得してしたり顔の人は、今すぐ『八王子 ミラーおじさん』でググッて下さい。
全長634メートルの東京スカイツリーを、持参する凸面鏡を使って当初不可能とされていた全長自分撮りを可能にした人とは全くの別人、しかも私が今から紹介するお方こそが『ミラーおじさん』というホーリーネームで、道行く人から後ろ指を差されること十数年の言わば元祖なのです。バカでかい建造物に便乗して有名になったポッと出とは年季が違います。


久方振りの邂逅は、残暑の厳しい9月の昼下がりに訪れました。
私が仕事の休憩がてら近所の100円ローソンに、500ml牛乳パックを買いにやってきた時でした。

私は軒先ではたと足を止めます。眼前には常軌を逸した数のミラーをはべらせたカスタムチャリが、まるで前衛アートの難解なオブジェの如く鎮座しているではありませんか。

数多のミラーが陽光を反射し、眩いばかりに輝くそのご尊顔を拝した私は、一目散に自分の店へと駆け戻り、デジカメを引っ掴んで再び100円ローソンへ。気分だけは腕の立つパパラッチのそれです。

しかし戻ってみると、つい先程まで異様な存在感を放っていた芸術作品が跡形も無く消えていました。慌てて周囲を見回した私の視界の先に、千鳥足の酔っ払いみたいにフラフラと進むカスタムチャリの姿があります。
私はウサイン・ボルトもかくやの波動走法で、路上駐車していたパトカーの脇を全力で駆け抜けてミラーおじさんを追います。

「ミラー会長ぉ!お待ち下さいぃ!」

私の絶叫に振り返ったミラーおじさんは、ロン毛をたなびかせて走ってくるブラジル人モドキに一瞬ギョッとした顔を見せましたが、程なくして蛇行運転を止め、私の到着を待ってくれています。

「ミラー会長、ご無沙汰しております。お元気そうで何よりです。あっ!会長も500ml牛乳購入してる。これって得した気分になりますよねー」

厚かましさ全開で買い物袋を覗く私は、挨拶もそこそこに右手を差し出して握手を求めます。ミラーおじさんは自分が有名人扱いされるのがとても好きなお方なので(過去にリサーチ済み)、不承不承といったポーズを取りながらも実に嬉しそうに握手に応じていました。

「会長って実は本当に某建設会社の会長職に就いていて、このチャリンコに跨っているのは世を忍ぶ仮の姿なのだという都市伝説が存在するんです。だから自分、勝手に会長ってお呼びしているんですけど、それは事実なんでしょうか?」

ミラーおじさんの正体に迫る質問をドストレートにぶつけてみました。返ってきた答えは私の予想どおりです。

『○▲#%&*■×!@±÷$●◇!』

やっぱ何言ってるか全然分からねえ!発音だけだと『オマン○、オ○ンコ』って卑猥な言葉を連呼しているだけにしか聞こえねえし!

会長の正体に迫りたいヤジ馬根性剥き出しの私は、その後も粘り強く質問を続けるも暖簾に腕押し。諦めて最後に1枚、愛機と一緒の勇姿を撮影をして、突撃取材を終了としました。


~店長の戯言~-いつものポージング
{今回は一応、ご本人の許可(伝わっているかは正直怪しいところですが
何度も首肯されていたので、まあこれはOKだろうと判断)を頂いての掲載です}

結局あのおっさんは何者なんだよ。でもまあブログのネタとしてはテッパンだから良しとするか――。物思いに耽る私の行く手に突然、白と黒に塗装された車が立ちふさがります。
赤色灯をわざわざ回してウィーンという耳障りな警報を一度鳴らすなり拡声器で、

「はいちょっとそこの君、止まってくれるかなー」

降り立った2人の制服警官が腰のホルスターに手を当てながら言います。

「どうしたの。こんな暑い中さっき凄い勢いで走ってたでしょ。誰か追っかけてた?それとも追いかけられてる?身分証明するもの見せてくれるかな」

私にとっての週に1回の恒例行事は、こうして公衆の面前で行われました。

最後に、国家権力に対する私の率直な思いがプリントされたジャケットが当店にありましたので紹介させて頂きます。

不要な長文をご精読賜り誠に有難うございました。


~店長の戯言~-Supreme "Fuck Denim Jacket"

BRAND:Supreme
ITEM:'13S/Sモデル "Fuck Denim Jacket" ウォッシュ加工 "FUCK"総柄デニムJKT
COLOR:ブラック
SIZE:Mサイズ(丈66×幅52)
CONDITION:極美中古


REMARKS:
清々しいまでに”FUCK”が刻まれた逸品です。同デザインのデニムショーツとトートBAGもご用意しております。ご購入を希望されるお客様はこちら まで。


~店長の戯言~-More ロゴ
(当店WEBサイトです。"魅力的な商品をより魅力的な価格で"をモットーに
日々更新作業に勤しんでおります。お手隙の際は是非お立ち寄り下さい)

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