~店長の戯言~

こちらは、最上階に邪教徒と地縛霊が住まい、階下では脱毛サロンと育毛サロンがしのぎを削る、建物自体は古めかしくも抜群の耐震強度を誇る雑居ビルにて、ユーズドクロージングを売り捌く男、基い漢が綴る、愉快痛快奇々妙々なる駄文の羅列でございます。


テーマ:


『ぼくのエリ 200歳の少女』

監督:トーマス・アルフレッドソン
脚本(原作):ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
出演:カーレ・ヘーデブラント
    リーナ・レアンデション
    ベール・ラグナル 他


~あらすじ~
雪に閉ざされた北欧スウェーデンはストックホルム郊外――。学校では辛辣なイジメに遭い、家では殺人を夢想するばかりの内向的で孤独な北欧系美少年のオスカーは、ある日、隣に越してきた美人なのかブスなのかはっきりしないルックスの謎めいた少女エリと会話を交わす。深い孤独を共有する2人は必然的に互いの距離を縮めてゆく。時を同じくして街では、不可解な失踪や猟奇的な殺人事件が起こり始める――。


お奨め度(10点満点)
★★★★★★★★☆☆(8点)


~感想~
新年早々、こんなブログを覗いてしまうくらい暇を持て余す素敵な諸兄姉に、謹んで新春のお喜びを申し上げます。


という本来の敷かれたレールから、2012年も中国高速鉄道並みの脱線を試みる男もとい漢、マスターTでございます。

本年こそは「バカ発見器の異名をとるツイッターばりの更新頻度」を目指し、さっそく自己紹介と"連結"する形で更新してみた映画感想、端的にまとめますと、

センス欠如な映倫のボカシ処理と、センス皆無な"200歳の少女"なる邦題の怒涛のミスリードをもってしても、その輝きは聊(いささ)かも損なわれることがない珠玉のヴィンパイアムービー。

ってなもんでございます。まあ実際は〝聊かも損なわれることがない〟わけではないんですけどね。ボカシと邦題でミスリードされても、それはそれで素敵な純愛映画を堪能できるという意味です。実際、ヴィンパイアものにあまり良い思い出のない私(*1)が、予備知識一切無しで鑑賞した初見も、細かい点に違和感を覚える程度で概ねミスリードに乗っかっちゃってましたし。そもそもこの作品を鑑賞するきっかけとなったハリウッドリメイク版『モールス』の解釈も、実は大差がなかったりします。

しかしですねえ、これだけ出色の出来栄えですと、御年33歳のホラーキチGUYは

「あーいい映画だった、雰囲気『白い家の少女』な『小さな恋のメロディー』ミーツ『キャリー』って感じぃ?」

って偉そうにしたり顔で満足するだけでは飽き足らず、違和感の原因を色々と調べたくなってしまうんです。

オスカーの父親がアイワズゲイってちょっと意味深なんですけど?
12歳のガキンチョだからいきなりエリのオメコ見てびっくらこいたのかもしんないけど、なーんかあのモザイクシーンって、思わせ振りじゃね?
大体、オスカーの窮地にダイナミックすぎる暴れっぷりを披露するエリって、冷静に考えると完全に打算めいてんだけど、ホントのとこはどーなのさ?

時に懇切丁寧すぎて登場人物が解説までしてしまうハリウッドムービーとは趣を大きく異とする本作、知的好奇心というか出歯亀根性をそそり捲くる点も秀逸です。そして検索ワード『エリ モザイク』でクリックすることたったの2回で辿り着いた衝撃の真実。至極納得のいくものでした。見る角度、シーンによって、"えらいベッピンさん"と"すんげえブッサイク"の振り幅が尋常じゃないエリのルックス1つを取っても然りです。

オスカーの父親がゲイなのは、性別を超越した愛の存在を『ブロークバックマウンテン』風味で提起する目的があり、オスカーはあのボカシのシーンでオメコを見たのではなく、去勢された傷跡を見てギョッとしたのであり、そんな己の凄惨な過去とオスカーの立場がフィートバックしたが故のイジメッ子大虐殺だったのであります。

このように、中2くらいから成長の止まったツルツルの我が脳みそに、リストカッター加護ちゃん(*2)の手首よろしく無理矢理シワを刻むような真似をしなくても、十分に楽しめる逸品に相違はございません。それでも、しんしんと雪が降る、一見すると静謐な冬景色が実は生きることの過酷さの暗喩なのだろう、とか、仲間の喉笛噛み切ってチューチュー生き血を吸ったエリの行方を追う街のボンクラな大人たちの、一見すると意味がない倦んだ日常を映すことで、オスカーがエリとともに生きる道を選択するラストに説得力を持たせたかったんだな、なんて製作サイドの意図を自分なりに汲み取りながらの鑑賞も、十二分に価値があります。そして無駄に見識を深めるほどに、ボカシ入れを決定した映倫のボケナスと、噴飯ものの邦題をつけた配給会社のタコスケの耳元で

「血ぃ吸うたろか~」

のサムい寛平ギャグを口ずさみながら彼奴等を拘束、ガイガーカウンター片手に福島県のホットスポット(*3)へ遺棄したい衝動に駆られるのでありました。


(*1)ヴァンパイアものにあまり良い思い出のない私・・・・・・小中学校の卒業式の恒例行事"呼びかけ調"で、パッとしないヴィンパイア映画を挙げ連ねてみたい。
主役のケイト・ベッキンセールがキメキメなのに、画像が暗すぎてけっこう台無しだったアンダーワールド。
あんまり賢くないヴァンパイアどもが30日も掛けてちんたら人間を襲うせいで、緊張感がまるで無かった30デイズナイト。
主役のウェズリー・スナイプスの剃り込み&長ランスタイルが、中学時代の先輩ヤンキー小澤さんにしか見えなくて何度も目を擦ったブレイドシリーズ。
美男美女を謳い文句にした主人公カップルが、全くもって美男美女に見えなくて何度も首を捻ったトワイライトシリーズ。
お粗末様。


(*2)リストカッター加護ちゃん・・・・・・加護亜依。元・モーニング娘。在籍中は相方のバカリボンこと辻希美とともに人気を博すも、16歳で同グループを卒業後、

未成年での堂に入った喫煙シーンをフライデーされて謹慎
キモいルックスのCAFEオーナーのおっさんと温泉お泊りデート&懲りずに喫煙現場を撮られて事務所解雇
文具はさみでリストカットという色んな意味で痛々しい自殺未遂の過去を引っ提げて芸能界復帰
当時付き合っていたDV癖のある彼氏にブン殴られて鼻を骨折
映画競演した俳優との不倫発覚。その俳優の元妻に恥ずかしい直筆メモ片手に訴えられるも調停をすっぽかして200万円支払い命令
その後の仕事もドタキャン連発で事務所を再び解雇
同棲相手の飲食店経営者と2人3脚で芸能界復帰を画策するも、その相手男性が恐喝未遂容疑で逮捕され水泡に帰す
関係者にしっかりと事前報告を済ませた上での薬物多量摂取とリストカットで再び自殺未遂。死ぬ気ゼロ。
『1億円でAV5作品契約』なるアサヒ芸能の記事が2ちゃんねるとウチの常連客あたりで盛り上がる。
ブログで芸能界復帰を宣言。ラン&ガンで所属事務所に損害賠償請求訴訟を起こされる。
12月21日未明にブログで妊娠と結婚を報告。Yahooニュースのトピックスを飾る。今流行りの個人的には虫唾が走るオブラードワード『授かり婚』というやつだが、幸せ感ゼロなのはさすがである。そしてどうでもいいことだが、単なる『中出し婚』のくせに無理矢理「ウチ、めっちゃ幸せ」モードで同じく結婚と妊娠を報告した、羊水腐る女こと黄濁身(コウダクミ。変換したら真っ先にこの文字が出てきて感動したので、そのまま掲載)のネット上でのブッ叩かれ振りには、胸のすく思いを禁じ得ない。

とまあ、タイプしているこちらの気が滅入るほどの転落人生をリミッターカットで暴走中。近影に見る現在23歳とは思えないほどの虚ろな表情は、『ぼくのエリ』にも通ずる諸行無常を感じずにはいられない。合掌。


(*3)福島県のホットスポット・・・・・・様々な大人の事情(クソ喰らえ)で殆どメディアでも取り上げられていないが、子どもがたくさんいる住宅街のド真ん中で、目を疑う数値を叩き出しているのが現状。我が家の軒先で数値を測って愕然としている初老の男性が、事情も分からずその場に近づいてきた孫に向かって、「こっちにくるんじゃないっ!」と涙ながらに声を荒げていた姿が忘れられない。情に訴えて福島物産展を開くくらいなら、切羽詰った福島の現状を赤裸々に伝える場を設けてほしいと願うばかりである。



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(ブログは相変わらずの自己満足オナニー文章で恐縮なのですが、当店WEBサイトは新着情報を1年365日、おふざけ一切無しで毎日充実更新中です。お手隙の際は是非お立ち寄り下さい)


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