前座まで入れて、総勢10名の噺家さんによる
公演となりました。

まずは前座で三遊亭一太郎さん の「みそ豆 」。
一太郎さんは楽太郎師匠の実の息子さんで
会 一太郎 」の名前で声優をしていらっしゃったのですが
今回、父でもある楽太郎師匠に弟子入りされて
半年のなりたてほやほやの前座さんなのです音譜

聞き取りやすくて、どこか引き込まれる語り口は
これからの成長がとっても楽しみデス☆

そして、公演のトップバッターは
王楽師匠で「おださん~我が師円楽
円楽師匠の思い出噺だったのですが
物真似がなかなか似ていました赤ちゃん
「オダさん」・・・って「オダさん」なんだっ・笑・

(当日発表の演目名は「思い出の我が師」でしたが
公式発表で変更されました)

続いては三遊亭兼好師匠 の「蛇含草 」。
兼好師匠は好楽師匠の2番弟子さんです。

時間が短いのと、季節が違うのともあるのでしょうが
兼好師匠流の「蛇含草」を聞くことができました。

また、兼好師匠の餅の食べ方が本当に本当に
おいしそうなんですよhaato

続いては木久蔵師匠で「つる 」。
割とよく高座にかけられる噺ですが
あるの中では歌丸師匠のイメージがとっても強い演目です。

木久蔵師匠の「つる」もなかなか面白かったのですが
時間がないせいか?
なんだかドタバタ感が強い噺となりました。

続いては小遊三師匠の「魚根問 」。
無学者 」。(別名:浮世根問)
噺の始まりが前にやった木久蔵師匠を真似て
愚者と先生という呼び名でスタートですキャー

イロイロな物の名前の由来をめちゃくちゃな由来で
繋いでいく噺なのですが
どんな由来を言うかに噺家の力量が出る気がします♪

(こちらも当日発表の演目は「無学者 」でしたが
公式発表で変更されました。
あるは「浮世根問」がもっとも近いと思うのですが赤ちゃん

そして、林家たい平師匠 の「金明竹 」。
独演会に行くほどスキなたい平師匠の落語ですが
今回はこの最後の最後でしか聞くことができませんでした(涙)
でも、それがこの演目だったので、思わずガッツポーズぐっ

というのも、この「金明竹」は「寿限無」と並んで
多くの噺家さんが覚える基本のお噺なのですが
それを師匠が演じてくださるところが良いのです☆

故に、あるはたい平師匠や楽太郎師匠の「寿限無」も
ダイスキですぐぅ~。

続いて楽太郎師匠の「旧婚旅行」。
歳を重ねても色気のある可愛らしい老夫婦の
ちょっとオトナな内容の落語でした・笑・
楽太郎師匠演じるおばあちゃんが
とても可愛らしかったです。

そして、中入りを挟んで

三遊亭好楽師匠 の「浮世床 」。
髪結床での若い衆の様子の小咄をいくつも繋げる噺です。
「王」のない将棋にじゃんけんで置く場所を決める碁に
太閤記のヘンな朗読とにぎやかしい風景が
目に浮かぶような好楽師匠の噺でした!

そして、米助師匠の「大相撲」。
まずは当日開催されていた日本シリーズの話題から♪
そして、間もなく始まる九州場所から相撲の噺へ。
さすが、師匠!目の付け所が違います!

トリはもちろん歌丸師匠で「後生鰻 」。
めくりで歌丸師匠の名前が出ただけで会場中から
大きな拍手!!!
歌丸師匠が出てきた瞬間、その拍手は一層大きくなりました!
信心家のご隠居が歌丸師匠が演じると
どこか艶っぽい感じがするところがスキです☆

決まった尺の中で大勢の噺家さんたちが噺をするので
短い噺や小遊三師匠・好楽師匠のように、長さを調整しやすい噺を
みなさん演目に選ばれたようですが
それだけに、力量の差がはっきり出た感じでした。

たい平師匠はつい熱が入りすぎて
時間が押してしまい、楽太郎師匠や歌丸師匠に
突っ込まれていらっしゃいましたけれど・笑・

最後は「江戸のフィナーレ」出演者のみなさんが
私服で舞台に上がってこられてご挨拶。
歌丸師匠の楽太郎師匠を気遣う言葉に
思わず楽太郎師匠が涙を隠されたりの場面もありましたが
また、この師匠方の噺が来年の「博多・天神落語まつり」で
聴けることを願いながらのフィナーレでした。

お開きになって、お客さんが会場を後にする中
舞台裏から大きな拍手が聴こえてきました。

みなさん、福岡でのこの3日間の落語まつりのために
力を合わせていらっしゃったんだなぁと
胸が熱くなる思いでした。
AD
続きましては、桂歌丸師匠のお弟子さん
二つ目時代は桂花丸さんの

三代目桂枝太郎師匠の襲名披露公演デス☆

まず最初は三遊亭楽太郎師匠 の「町内の若い衆」。

短い噺ながらも、サゲがストンとしていて
楽太郎師匠流のおもしろさが出ていました。

ですが、やっぱり楽太郎師匠は古典の人情噺が
ダイスキなので物足りず(涙)

続いて桂米助師匠 の「看板のピン 」。

スポーツズキの米助師匠らしく
枕では当日テレビ中継されていた「全日本大学駅伝」の
話題から。

(あるも落語まつりに出かける直前まで見ていましたが
2区を走った駒澤大学のエース「宇賀地くん」の
走りは素晴らしくて感動しました!!)

この噺は「時そば」同様、うまくやった人の真似をして
失敗するという展開なのですが
サゲに向かうテンポの良さが「時そば」の方が
あるはスキです。

米助師匠はこの噺のときより、口上の司会の時のほうが
面白かった気が・・・がーん

続いては三遊亭小遊三師匠 の「千早ふる 」。

小遊三師匠の十八番が聞けて本当に嬉しかったです。
少しずつ会場が温まっていき
サゲまできたところで会場中から「良かったねぇ」の
声が聞こえてくるほどでした。

物知りぶっている男の言い訳の部分が
小遊三師匠の真骨頂!

堪能しました!

そして、中入り後
「三代目桂枝太郎襲名披露公演」の口上です。

客席側左から
司会の桂米助師匠・三遊亭小遊三師匠・桂枝太郎師匠
三遊亭楽太郎師匠・桂歌丸師匠。

口上は小遊三師匠・楽太郎師匠・歌丸師匠の順でした。

楽太郎師匠は枝太郎師匠が二つ目時代に
歌丸師匠と楽太郎師匠の二人会に行く途中
師匠の着物を電車の中に置き忘れ
1度歌丸師匠の元をクビになった話しがなされ

その歌丸師匠は円楽師匠のことで楽太郎師匠を
大変心配した話をされていました。

この「桂枝太郎」の名跡をなんとか東京に協会に
残したいと強く歌丸師匠が希望されて
今回の襲名となったようです。

(枝太郎は元々上方落語の名跡で2代目以降は東京の名跡となったものの
本来なら2代目桂枝太郎一門の桂圓枝師匠の筋であることから
圓枝師匠と2代目枝太郎師匠のご家族のお許しをいただいての
襲名だったそうです)

歌丸師匠の音頭で三本締め。

そして、この公演の主役桂枝太郎師匠 の「宗論 」。

うーんですが。

襲名披露ということで期待しすぎてしまったのか
それとも、以前に聞いた春風亭小朝師匠の「宗論」の
印象が強すぎたからか

かなりグダグダな感じでした。

噺が途中でつじつまがあわなくなっている部分も
何箇所かあってかなり気になりました。

真打・名跡襲名の披露の出来栄えとしては
ある的には納得いかず・・・涙

次に枝太郎師匠の噺を聞く機会があったら
「これぞ!枝太郎の噺!」というのを聞きたいと思います。

そして、トリは桂歌丸師匠 の「紙入れ 」。

久しぶりに歌丸師匠の高座なので
かなり楽しみにしていましたが
それを裏切らないどころか、益々深みに入ってしまう噺でした。

強い女性が出てくる噺で師匠が演じられる女性は
本当になんていうか立体感があって
強いんだけど、可愛らしく感じられます。

しぐさに口調にテンポに噺に引き込まれます。
よく知っている噺なのに、サゲも知っているのに
やっぱり楽しめます。

やっぱり、歌丸師匠だなぁheart6
AD
まずは、「三遊亭王楽真打披露公演(サラブレットの会)」
デス。

王楽師匠も
「落語の世界には、前座・二つ目・真打という制度があるのですが
相撲の世界と違って、1度上がったらどんなに笑いがとれなくても
下に落ちることはないんです」
とおっしゃって笑いをとっていらっしゃいましたが

(*あくまで王楽師匠が所属しているところにある制度です。
この制度がないところもあります。)


それゆえにその噺家さんにとって、真打披露公演というのは
噺家人生の中で一回しかないわけなので
やっぱり「真打披露公演」は聴いておかなくちゃ!という
キモチになりますはぁと

(同じ理由で襲名披露公演なんかも聴いておかなくちゃ!
となるわけですが・笑・)

しかも、若手の中では本当にしっかりした噺をされる王楽師匠ですし
「サラブレットの会」と副題がついているように
この襲名披露の会を盛り上げるほかの噺家さんも
スキな方ばかりだったのでこの公演をチョイスです☆

まず、トップバッターはご自身、2007年に真打昇進と同時に
林家木久蔵の襲名をされた
二代目林家木久蔵師匠 の「幇間腹
(噺の筋的には↑のリンク先のものが一番近いですが
サゲはこれとは違いました♪)

枕ではこの会の出演者である、父もしくは祖父・叔父を
噺家に持つ、サラブレットの皆さんをご紹介。

みんなが背筋を伸ばして「待ってました!タップリ!」と
声がかかる噺家

Aチームの桂米團治師匠と柳家花緑師匠

逆に噺はいいから・笑・と「待ってました!チョッピリ!」と
声がかかる噺家

Bチームの林家正蔵師匠・林家三平師匠・林家木久蔵師匠

だったらしのですが、正蔵師匠が襲名してからAチームに行ってしまった
と嘆いていらっしゃいました・笑・

林家きくおの二つ目の時から木久蔵師匠の噺を
聴いていますし、昇進・襲名披露公演も聴きにいったのですが
本当にうまくなられたなぁと思いました。

それでも、まだまだ発展途上ではいらっしゃるのでしょうが
この先、本当に成長が楽しみな噺家さんになられたなぁと
感心しきりな高座でした。

ただ、ちょっぴり残念なのが、サゲの部分が早口になったところ。
もう少し最後までしっかり演じられても良かったかなぁと思います。

木久蔵師匠のお噺で場が温まったところで
次は林家正蔵師匠 の「読書の時間

この演目は桂三枝師匠が平成16年に創られた
創作落語ですが、正蔵師匠や王楽師匠のほかにも
たくさんの噺家さんたちが演じられている噺です。

地元福岡の地名なども織り交ぜつつの熱演!

正蔵の名前をお継ぎになられてからの師匠は
本当に顔つきも変わり、ひたすらに精進していらっしゃる様子が
伝わってきて、すっきりと笑わせていただくことができました

続いては柳家花緑師匠 の「権助提灯
花緑師匠は福岡でも独演会を開いてくださっているので
ワタシもたっぷり花緑師匠の落語を
堪能させていただいたことがあるのですが
本当にいつ聴いても安定感があって楽しめます。

旦那と奥方とお妾さんと田舎者の権助との演じ分けは
「お見事!」というほかありません。

本宅と妾宅の行き来がどんどんとテンポが早くなっていって
ストンとサゲがくるところまで、一気に引き込まれていきます。

そして、ココで中入り。

中入り後は木久蔵師匠の司会による
三遊亭王楽 真打昇進披露公演」の口上です。

客席からみて
左から木久蔵師匠・正蔵師匠・楽太郎師匠・王楽師匠
好楽師匠・米團治師匠・花緑師匠。

そして、口上は
花緑師匠・正蔵師匠・米團治師匠・楽太郎師匠・好楽師匠の順でした。

円楽師匠の話題も出て、しんみりする場面もありましたが
みなさんがそれぞれ王楽師匠を盛り上げるための
ココロ温かな口上をしていらっしゃっいました。

最後に楽太郎師匠の音頭で5本締めだったのですが
まずは1本人差し指だけで「人との出会い」
次に人差し指と中指で「人と仲良く」
次に人差し指と中指と薬指で「病気をしないように」
次に人差し指と中指と薬指と小指で「子孫繁栄」
最後に人差し指と中指と薬指と小指と親指で「親兄弟の幸せ」

をそれぞれ祈願しながら三三七拍子。

これを「瀬戸のさざなみ」締めというのだそうで
少しずつ音が大きくなっていく様は感動します!!

すっきり締まったところで
米朝一門の止め名を昨年襲名した
5代目桂米團治師匠 の「天狗裁き 」。

短めの枕からすーっと噺に入っていき
そのままずっと米團治師匠のペースに乗せられたまま
最後のサゲまで行った気がします。

ですが。
あるは米團治師匠の落語は「掛け取り」がすごくスキなので
なんとなく物足りなさが・・・。

いつか、米團治師匠の「代書」や「百年目」が聴いてみたいです☆

そしてトリは5代目三遊亭円楽師匠の27番目にして最後の弟子。
2代目星の王子様こと三遊亭王楽師匠 の「らくだ 」。

本来は円楽師匠の十八番「夢金」の予定だったらしいのですが
米團治師匠が「天狗裁き」だったため急遽「らくだ」に変更。

(天狗裁きも夢金も「夢」が題材の噺なので
「ネタがついて」しまうので変更なのです!)

「らくだ」も円楽師匠がよくしていらっしゃった演目なので
追悼の意味合いもあり、非常に熱のこもった噺となりました。

始めの方こそ少しぎこちなかったのですが
口調のキレがよくて、とても聴きやすかったですし
噺が進むに連れて、笑うというより噺に引き込まれる感じの
熱演でした。

それが良いか悪いかは別にして赤ちゃん

芋の食べ方やお酒の飲み方とってもおいしそうで
あるも一緒に飲みたくなっちゃいました(〃⌒∇⌒)ゞてへっ♪

勉強熱心な王楽師匠のことですから
次に聴ける時にはもっと良い意味で笑える噺になっているのでは
ないかと思います☆
AD

博多・天神落語まつり 2009

テーマ:
待ってましたの風物詩
2009三遊亭楽太郎プロデュース

博多・天神落語まつり

豪華絢爛、夢の共演三日間

ということで、今年も無事に落語を
聴きに行くことができました赤ちゃん

去年も記事にはしていませんが

「米團治襲名披露」
三遊亭王楽「四宿の屁」 桂吉弥「犬の目」 桂こごろう「動物園」
三遊亭楽太郎「寄合酒」 桂南光「胴斬り」
桂米團治「七段目」

「日本の落語団体総集結」
立川笑志「元犬」 三遊亭楽太郎「疝気の虫」 笑福亭鶴瓶「青木先生」
三遊亭圓雀「浮世床~将棋・夢~」 林家たい平「明烏」

「東西三会長 初の揃いぶみ」
三遊亭楽太郎「寿限無」 桂三枝「温泉旅館 望洋楼一泊?」
鈴々舎馬風「男の井戸端会議」 桂歌丸「ねずみ」

「天敵の会」
三遊亭楽太郎「死神」 桂歌丸「鍋草履」
三遊亭楽太郎「昭和名人伝」 桂歌丸「井戸の茶碗」

「花の同期会 我ら前座仲間」
春風亭小朝「親子酒」 立川ぜん馬「抜け雀」 三遊亭楽太郎「子別れ」

とちゃっかりしっかり聴きに行っていたので
3年連続の「博多・天神落語まつり」です。

今年は仕事がどんな感じになるのかわからなかったので
とりあえず、確実に休みを取ることができる
日曜日の高座のチケットを朝から晩まで抑えました・笑・

今年は10/30-11/1の3日間だった「博多・天神落語まつり」の直前。
この催しのプロデューサーである楽太郎師匠の師匠。
五代目三遊亭円楽師匠がお亡くなりなられ
楽太郎師匠はじめ、円楽一門のみなさまを心配する声が
福岡でも大変大きかったのですが

さすがはプロ。
さすがは師匠。

と呼ばれるみなさんだけあって
円楽師匠のお話は自然に出るものの
年に1度のこの会を楽しみにしている多くの落語ファンのために
会場を温かい、笑いの溢れる会にしてくださいました。

円楽師匠が愛されて十八番としていらしゃった噺や
円楽師匠から稽古をつけてもらった噺など
縁のある演目をお弟子さんである師匠たちの語りで聞きながら
ご冥福をお祈りした今回の会でした。


林家たい平独演会

テーマ:
200806071841000.jpg


今から♪たい平師匠の独演会です!

どんな噺になるのか楽しみ~☆



前座は三遊亭圓丈師匠 のお弟子さんで

二つ目の三遊亭ぬう生 (ぬうしょう)さん。


噺は「手水廻し 」。


枕では東京と大阪の違いに触れてから噺に流れます。


本来は「貝野村 」という噺の後半部分で

丹波の貝野村という宿に泊まった大阪のお客さんが

「手水を廻して」という言葉の意味がわからずに・・・というお噺なのですが

今回ぬう生さんは舞台を江戸に変えて噺をされていました。


ぬう生さんの落語を聴いたのは初めてでしたが

歯切れが良くて聴きやすくかなり好印象でした!


場がほぐれたところで林家たい平師匠 の登場です。

福岡に来る直前まで「笑点」の収録だったそうで

しかも、司会の桂歌丸師匠が腰の手術のためにお休みされているので

ピンチヒッターの司会をたい平師匠がされたとのことで

大変お疲れになられた・・・という枕に始まり

ぬう生さんの枕と噺を引き継がれて東京と大阪の電車のアナウンスの

違いを模写をされたり。

また、昔は家を建てるときは大工さんが鉋で木材を削っていた・・・

というフリから鉋くずの真似を全身を使って表現したり・・・と

枕からたい平師匠のペースに乗せられて自然と噺の世界へと

入っていくことができました。


1席目は「青菜 」。


たい平師匠の噺に出てくる人物の演じ分けは

本当に絶品です。

それに氷を食べる所作は引き込まれてしまうほど

絶品です。


1席終わった後は中入りを挟んで


2席目の「幾代餅


枕はスタバ・笑・

客に緊張を強いる店はココくらい・・・

コーヒージェリーフラペチーノのリッドの穴の大きさが微妙すぎて

悩む・・・などなどの噺の後に続くは「幾代餅」。


噺の筋は「紺屋高尾 」とほぼ一緒で登場人物や設定が弱冠変わる

程度です。


ほろりとさせられる噺を全力で演じるたい平師匠に

ただただ聞き惚れました。


たい平師匠の噺を堪能した後は!



たい平師匠扇子 たい平師匠扇子



師匠にサインと握手をしていただきました!

右の写真の鯛の絵の横あたりにあるの名前が♪


近くで言葉を交わして本当に師匠がこの独演会に

強い思い入れもって臨んで頂いていたのだなぁというのが

わかりました。


というのも

たい平師匠の福岡での独演会は初めて!

これから毎年たい平師匠の噺が福岡で聴けると嬉しいなぁ

と想います。


笑点とで拝見するのとは、一味も二味も違う

古典落語を演じられるたい平師匠の実力とお人柄に

数多くの方に触れていただきたいなぁと想います。



そして!


たい平師匠のブログもアメブロにあります☆


たい平師匠のブログ→「たい平のそら色チューブ

たい平師匠の公式HP→「林家たい平公式ウェブサイト



5月15日発売のサライ11号は

五代目柳家小さん師匠を大きく取り上げた

「続々落語入門」です!



kosan



21歳のときに、わけもわからずに従軍したニ・ニ六事件の話に

噺家として初の「国の重要無形文化財保持者」に認定された話

小さん師匠が愛した「食」

など

落語だけではなく、人間「柳家小さん」の魅力的な話が

たくさん載っています。


柳家小三治・柳家さん喬・柳家喬太郎などの名だたる師匠たちは

小さん師匠のお弟子・孫弟子ですし、

柳家花緑師匠は小さん師匠の正真正銘のお孫さんです。


その師匠方々の「小さん師匠」の想い出話も

たっぷり載っています。


また、DVD、インターネット、出張寄席などで落語を楽しむ方法も

載っていてかなりおもしろいです!


落語以外では「コンデジ活用術」の記事もあり、

あるとしては買ってよかった~♪の1冊になりました音譜


そして!


付録には

その五代目柳家小さん師匠の落語が3題入った

CDまで付いていますCD


入っている噺は

時蕎麦 」「粗忽長屋 」「狸賽 」の滑稽噺です。


小さん師匠の自然体でおおらかな語り口調が

ほのぼのとした笑いを誘う絶品の高座です。


ぜひ、みなさんにも聞いていただきたいなぁひらめき電球





春風亭小朝独演会

テーマ:
200803231349000.jpg

今から!楽しみ~(^-^)/


とっても愉しみにしていた小朝師匠の独演会。

まずは瀧川一門「瀧川鯉昇師匠 」のお弟子さんで

前座の「瀧川鯉斗さん 」の噺から始まります。


演目は「 」。


桂三枝師匠 の創作落語です。

*↑リンク先は音が出るので注意してくださいね*


噺家になる前は暴走族の総長だったいう鯉斗さんの

暴走族時代のエピソードを枕に始まりましたが、

枕が長かった割には、肝心の噺の方が急ぎすぎで、

笑うポイントで笑えなかったりと残念な感じではありました。


ですが、とても華やかの雰囲気をもった噺家さんですし、

(タイガー&ドラゴンの長瀬さん演じる小虎っぽいと

評判になったこともあるそうです♪)

声も通るので、もう少し役の使い分けが出来て強弱がつくと、

ぐっと良くなるのではないかなぁと想いました。


そして、いよいよ「小朝師匠」。

春らしく、桜色の羽織を召されて登場です。


今日は大相撲春場所の千秋楽。

ということで枕はその話題から始まります。


そこから転じて日本の伝統文化の話になり、

「日本の伝統文化は『だから何なの?』って言ったら

そこで終わっちゃうんです」

の下りでは会場は大爆笑でした・笑・


そして、そこから転じて今はなくなってしまった職業・・・

とくれば始まる噺は「代書屋 」。


想わず「うひょっ!」と変な声が出そうになるくらい・笑・

嬉しかったです。


堅物な「代書屋」さんとおっちょこちょいで抜けている「客」の

キャラクターの違いがメリハリが効いていてその対比も

愉しめますし、「噺」なのに言葉にして語らなくても

「表情」や「目」の動き、「しぐさ」で語ってくれます。


そのすごさに鳥肌がたつほどでした。


「一行抹消」の連続が分かっていてもおもしろくて

笑えます。


続けて、

「最近の若い噺家さんは怪談噺をあまりしない。

現実の世界の方が怖いことが起こるから・・・」と始まり、

「幽霊」と「お化け」の違いで笑った後に始まったのは


新作落語「こうもり」。


「鶴の恩返し」ならぬ、「こうもりの恩返し」的な噺ですが、

娘姿で現れたこうもりの「あおいちゃん」が

とってもcuteなのです(*´艸`)


「お菊の皿」のお菊ちゃんといい、小朝師匠が演じる若い女性は

本当にみんなcuteです☆


10分の中入り後に登場したのは、ニ代目「林家木久蔵師匠 」。


真打になってから、あるは初めての高座だったのですが、

W襲名披露公演を全国各地周っていらっしゃって、

短期間に場数を踏まれたからか、

二代目継いで真打になられたからか。


昨年、高座で拝見したときよりも、落ち着いていらっしゃって、

同じ枕でもかなり感じ方が変わりました。


演目は「牛ほめ 」。


この演目は木久蔵師匠の持ち味が出る演目だなぁと

想います。

噺の運び方も大分すっきりしてきたように想いますし、

これからのますますの成長が愉しみです。


そして、トリはもちろん小朝師匠。

お召し物を着替えての登場です。


枕で数々の偽装問題をバッサリと切り捨てながら始まったのは

越路吹雪物語」。


越路吹雪さんの噺の合間にご自身の離婚話や

たくさんのクスグリを入れつつ、

最後は「愛の讃歌」が流れる中、

感動と余韻を残すつつの幕です。


会場のお客さんの年齢層を考えての演目のチョイスでしょうか。


ですが、「越路吹雪 」さんを知らない年代の人にも

深く感銘を与えて、越路さんをスキにならせてしまう

話術はさすが小朝師匠です。


あっという間の時間でした。

何にも考えずに笑える時間。


すごく贅沢な時間を過ごせたなぁと想いました。



dokuenkai


あ。小朝師匠はアメブロでブログを書いていらっしゃいます♪

良かったらご覧になってください♪


→「KOASA OFFICIAL BLOG



松竹大歌舞伎

テーマ:

10月30日の浅草公会堂を皮切りに全国巡業中の

「松竹大歌舞伎」公演。


本日は福岡でした音譜




kabuki




場所は博多座ではなく、福岡サンパレス&ホール。

しかも・・・なんとチケットが最前列のど真ん中赤ちゃん


最近、伝統芸能は良い席で観ることができて、

嬉しいです♪


たっぷり堪能してきました!


今回は市川段四郎市川亀治郎 親子を中心とした一座です。


市川亀治郎さんは現在NHK大河ドラマ「風林火山 」で、

武田信玄を演じていらしゃいます!


さて、今回の演目はまず「奥州安達原 袖萩祭文 」。


零落した哀れな袖萩と

最初公家の姿で現れて、後に謀反人として勇壮な姿となる

安倍貞任(袖萩の夫)との2役を亀次郎さんが演じ分けて

いらっしゃいますキラキラハート


話ははらはらと雪が舞う雪景色の中で進んでいきます。


前半は袖萩が両親に自分の境遇を祭文にのせて語る

場面が見所です。

袖萩の娘であるお君のけなげさも涙をさそい、

家族の中で敵味方になってしまった悲劇が痛々しいです。

後半は公家・桂中納言から安倍貞任へと本性を現すシーンから

話がテンポ良く進んでいきます。

気品があってきりりとしている八幡太郎義家(市川門之助さん)。

豪快で勇壮な安倍貞任。

豪気で勇猛な安倍宗任(中村亀鶴)。


この3人の三者三様な個性のぶつかりあいも大変おもしろく、

最後のキメは本当に美しかったです。



このお話のキーワードとなるのが


「我が国の梅の花とは 見つれとも

           大宮人は如何に言ふらむ」


梅を兄に見立てての句です。



*ちなみに祭文とは・・・

もともと山伏や修験者が神社・仏閣の祭りの中で

神仏に告げる文のことです。

それが室町から江戸時代にかけて祭文語りとして

芸人たちの間に広がるようになったと言われています。

祭文語りは村々を訪れ、伝承物語や他国の事情を語り、

お金を稼いでいました。





さて、次の演目は「義経千本桜 吉野山 」。


こちらは先ほどの雪景色とはうってかわって、

桜景色となります。


静御前と佐藤四郎兵衛忠信との舞が大変

華やかな舞台です。


忠信は静御前の家来にして実は源九郎狐。

なので、静御前と一緒に舞っているときも、

家臣としての立場を考えて少し引いて舞ったり、

本性の狐の所作が出たり・・・・笑・


忠信として、兄継信が討ち死にする八島の合戦の舞を

舞うときは大変メリハリが利いて勇壮な舞でした。


また、静御前は清純で可憐な美しさで惚れ惚れ♪


今回忠信は、亀次郎さん。

静御前は中村梅枝さんでした。


そして、忘れてならないのが忠信と静御前を捕まえにきた

逸見藤太(坂東薪車さん)!

家来の前では威張っているけれど臆病で女性に弱い!

といった滑稽さがこの話の隠し味的な役割で

とてもよかったと想います!


最後は忠信が蝶を追ううちに本性の狐の姿になって、

踊るところで終わるのですが、

面をかけたわけでも、着ぐるみを着たわけでもないのに、

亀次郎さんの動きや表情だけで狐に見えてしまうから

本当に不思議でヤラレタ!って感じでした。



市川亀次郎さんは、来年の博多座「二月花形歌舞伎 」にも

出演が決まっています!


今からとっても愉しみですクラッカー



中村園 落語人形の世界

テーマ:

今回の公演はチケット1枚に付き1枚。

オリジナル手ぬぐいがプレゼントされました!




rakugomaturi rakugomaturi



はい・笑・

ちゃっかり4公演分。4枚の手ぬぐいをげっちゅっ☆です!


手ぬぐいの引き換えは11/2~11/11まで

イムズ8FのGAYAで行われている

中村園  落語人形の世界」の展示会場で引き換えてもらえます。


その会場では、チャリティー手ぬぐいと称して

1枚200円で手ぬぐいが売られていたので、

あるももちろん参加。


3枚の手ぬぐいをげっちゅっ☆しました。



rakugomaturi


さらにたい平師匠の手ぬぐいもげっちゅっ☆



rakugomaturi


お名前にちなんで「鯛」の絵が描かれています鯛(尾頭付き魚)



rakugomaturi rakugomaturi



そして、50個限定販売だったコチラ↓もげっちゅっ☆



rakugomaturi

やっぱりに○かせんべいは外せないです・笑・



rakugomaturi rakugomaturi



ちなみに人形はこんな↑感じです。


すごくリアルで表情が生き生きしていて、

見はまっちゃいますネコ



今週いっぱいで終わってしまうので、まだの方はお急ぎください!

入場は無料ですよ♪


さて、とうとう最後の公演です。


最後の公演は「極めつけ東西落語二人会」と称して、

桂三枝師匠と春風亭小朝師匠の登場です☆


まずは春風亭ぽっぽさん の「転失気 」。


ぽっぽさんは小朝師匠の3番目のお弟子さんで、

今年の6月に前座さんになったばかりです。


元気で溌剌として、初々しくて可愛らしかったです☆


今回のように小僧さんが出てくる噺を十八番にすると

味が出て良いのでは?と想いました。


ところどころ間違えたり、つっかえたりもありましたが、

テンポの良い語り口調は将来が愉しみです。


そして、桂三枝師匠 の「ぼやき酒屋」。


*↑リンク先は音が出るので注意です*


「新婚さんいらっしゃい」で有名な三枝師匠ですが、

枕は紫綬褒章を受章された三枝師匠が秋の園遊会に

出席されたときのお話でした^^


演目はもちろん三枝師匠が作られた創作落語から

「ぼやき酒屋」。


美空ひばりさんの「悲しい酒 」が、歌っている途中で

黒田節 」になっちゃったりして、

三枝ワールドにぐいっと引き寄せられる噺でした。


続いては春風亭小朝師匠 の「扇の的 」。


この噺は源平合戦の中でも有名な那須与一の噺が

基本になっていますが・・・。


源義経と言えば、みなさんかっこいいと想ってますよね?

でも、あれはドラマのキャスティングが良いですよ。

東山くんとかタッキーとかね。


本物は背が低くて、目は小さくて、リアルな配役をするなら、

猫ひろしさんが適役!


というように源義経の実像に迫りつつ、噺が展開していきます。


小朝流のピリリと風刺の利いた噺運びでその上に

歴史の勉強もできるという一席でした・笑・



仲入りの後は、続けて小朝師匠の「宗論 」。


*↑リンク先は音が出るので注意です*


コチラはキリスト教を進行する息子と

浄土真宗の門徒である父親の親子喧嘩の噺です。


この息子が言葉遣いまでも感化されて、

外国人が話している日本語の口調になるのですが、

演じる小朝師匠がその部分をデフォルメして演じるので

それがまた、良い味なんです・笑・


そして、トリは桂三枝師匠の「宿題」。


こちらももちろん三枝師匠が作られた創作落語。


塾に通い始めた息子が塾からの宿題を父親に

教えて欲しいと頼むが、その宿題の難しさに

頭を抱える・・・というお噺です。


枕は「新婚さんいらっしゃい」の噺から、

知り合いの寿司屋さんが奥さんが出て行ったので、

子どもの宿題も旦那さんが寿司の仕込みをしながら

教えている・・・


「お父さん。つかさどるって漢字はどうかくの?」

「同じと言う字を2枚に下ろして、骨付きの方や」


と言った流れで、そのまま演目へ。


演目の中でお父さんが頭を抱える問題が

つるかめ算。


噺の中で、問題は全部で3問出るのですが、

その中の1つがコレ。


池のほとりに鶴と亀がいます。

頭を数えたら16頭。足を数えたら44足ありました。

鶴は何羽で亀は何匹でしょう。


あ。一応、噺の中の子どもはまだ、小学生なので、

XとかYとかは使われてもわからないよー。

と言っていましたので、そのつもりで解いてみてくださいね♪


あまりにも毎日難しい宿題が出るので最後は

塾に怒鳴り込んでいって、サゲとなるのですが、

これが絶品です・笑・


全部で4公演。


15名の噺家さんによる18の演目を聞かせていただいたのですが、

どの噺家さんも得意な噺を聴かせてくださって、

本当に堪能できました!


地方でこれだけ大規模な寄席というのは

初めての試みということでしたが、

江戸・上方関係なく、

各派(落語協会・落語芸術協会・円楽一門・立川流)も協力のもと、

親子共演あり、兄弟共演あり。

大御所から前座さんまでの高座。


本当に愉しめました!


あまりの盛況振りに早くも来年の日程まで決定し、

どうやら続いていくメドがたったようなので、

これから秋が毎年愉しみです☆


演目も最初の出だしを聞いただけで、

「あ!あの噺だ!」とわかっちゃう自分も発見できて・笑・

自分がどれだけ落語がスキか改めて

認識することができました☆


さぁ!

来年はあなたもこのイベントにぜひ!

参加してくださいね☆