武蔵小杉駅からバスで10分。

まりんさんからの情報をいただき、行って参りました。>川崎市市民ミュージアムの企画展「メイド・イン・カワサキ」


 この企画展は2部構成だったらしく、第1部が「川崎モノづくり物語」として、川崎ゆかりのものづくり企業の展示会。残念ながらこちらはもう会期が終了していました。

 現在は第2部の会期中で、「メイド・イン・カワサキ現代美術賞展」が開催されていました。

川崎ゆかりのアーチストによる公募展でした。大賞に選ばれた作品は、川崎に住むご自身の両親の姿をモノや写真で記録していったオブジェ。79歳で脳出血で逝去されたという、お母様の日常と棺に横たわる姿までを圧倒的なリアリティをもって提示していました。


 また、併設展示「川崎の美術 ―川崎を描く/川崎で描く-」では、武蔵野美大時代の今は亡き麻生三郎教授 の絵に対面することができました。私が学生時代、もっとも影響を受けた一人でした。肉体が闇に浮遊するような独特の赤と黒の世界。川崎にお住まいだったのですね。偶然の出会いに感謝です。


 まりんさんの情報どおり、入り口付近のミュージアムショップで、拙著「メイド・イン・大田区」が展示販売されていました。ミュージアムショップに置いてもらえるなんて、夢にも思っていませんでした。

さりげなくたずねたら「結構、売れていますよ」と売店のオバサンがおっしゃっていました(笑)>さすがものづくりの町!

メイド・イン・カワサキ2  メイド・イン・カワサキ1

メイド・イン・カワサキ3

↑アーチストの作ったオブジェかと思っていたら、旧日本鋼管の転炉だそうです。