春の味覚 Medvedí cesnak

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という訳で、今回はMedvedí cesnak(メドヴェヂー ツェスナク)熊のにんにくについてです。私が初めて熊のにんにくを食べたのは、スロヴァキアに移住してから二度目の春のことでした。ある日義母が山で採ってきた熊のにんにくが沢山入ったビニール袋を持って現れ、私達にくれたのでした。熊のにんにくを目にするのも食べるのも初めてで、すずらんによく似た葉から新鮮なにんにくの匂いがするのがとても不思議でした。食べてみると、味と香りはにんにく、しかしにんにくよりも胃に優しくて食べやすく、サラダ感覚で食べられるところが気に入りました。あの頃は山に行って自分で採ってこなければ食べることが出来ませんでしたが、いつの間にか近所のスーパーで気軽に買えるようになりました。しかしながらやはり山で採ってきたものと比べると、スーパーの物はどうも味と香りが薄い気がします。

近所のスーパーで買えるのはハンガリー産のもの


イノシシやブラウンベアのような森の動物にも熊のにんにくは人気らしく、地面を掘り起こして球根を食べるそうです。熊のにんにくは大抵早春に育ち始め、五月末まで成長して花をつけるのだそうで、スーパーで買えるのも三月下旬からの一か月程。この時期を逃すと食べることが出来ないので、旬の間にガッツリ食べて味わいます。熊のにんにくの栄養をしっかり取りたい場合は、加熱は避けて生で、出来れば採った当日に食べるのが一番だそうです。最も一般的な食べ方としては、漫画の中にも書きましたが、刻んだものをバターを塗ったパンにのせて食べる、刻んだものをサラダに入れる、スプレッドに入れるなどです。

以下、我が家の食べ方の一例です。

基本、いつもの食べ物にちょい足しする方法を取っています。

調理して食べるなら、パスタの具材を炒める時に一緒にしたり、スープの材料に使うのもいいです。


お店によっては季節のメニューとして、熊のにんにくを使ったメニューを提供するレストランもあります。

熊のにんにくスープ

Hotel Matyšák Bratislavaのレストランにて。



旬の時期以外に熊のにんにくを楽しみたい場合には、こちらがおすすめ。

スーパーのスパイス売り場に行くと、他のスパイス、ドライハーブに混じってドライ熊のにんにくも売っています。ソースやペースト、スプレッド等々気分と好みに合わせて使えます。軽くてかさばらないので、お土産にもいいんじゃないでしょうか。


また、熊のにんにくは美味しいだけではなく、治癒力もあるそうで、解毒作用、整腸作用、偏頭痛、喘息、気管支炎などの呼吸疾患に、春先の不調等に効くそうです。

ちなみに行者にんにくと似ておりますが、行者にんにくの学名はAllium victorialis、熊のにんにくの学名はAllium ursinumで、同じネギ属の植物ではありますが、別種です。


熊のにんにくを食す機会があれば、お試しください。😊





参照:http://medvedicesnak.sk/



via 青ねこ's Life in Slovakia
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