悔し泣き

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私は、小さい頃「サザエさん」と「ドラエもん」とニュースしか、TVは見せてもらえませんでした。

でも、代わりに、図書館のように家に本があったので、必然的に私は本をよく読みました。

今でも本が好きでよく読みます。

でも、友達はそれを知ると、「イガ~イ!」と言って驚きます(笑)

  

  

そんな私が、今までで唯一、悔し泣きをした本があります。

それはもう、悔しくて悔しくて(笑)。わんわん泣きました。

悲しかったり、感動したりして、本を読んで泣くことなら山ほどあったのですが、本を読んで悔し泣きは、後にも先にも、あの本だけです。

  

  

武者小路実篤の『友情』です。

  

  

初めて読んだのは小学6年生の時でした。

そのとき私は、半分なめていたのです。

武者小路実篤の本は『友情』以外は読みつくしていて、どれも似たような流ればかりで、主人公は必ず武者小路実篤を思わせる人物で…と。

  

  

『友情』も途中まではそれと変わりませんでした。

でも、でも!違いました。

あんな最後があるなんて!

あそこまでやるなんて!

他の作品とは全く違う。代表作になるはずです。

  

  

正直言って、武者小路実篤の本は『友情』以外なんとも思いません。

でも、『友情』だけは、別です。

いい本とか、面白いとか、一言では言えません、そういう表現はまた違う気がするのです。

   


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