先日の とと姉ちゃんのブログでご紹介した watari さんのイベント
→ http://ameblo.jp/monnakasutairu/entry-12192407559.html
「ポーランドとフィンランド」 が8月24日から開催されていますよ~
その際にご紹介した籠の中に入っていた宝物がこちらでした ← 種明かし
全部オーナーの小林紀子さんが、ご自分でフィンランドとポーランドに足を運ばれてセレクトされた雑貨なんですね。
ちょっと、梟の置物の影に隠れてますけど、その後ろに白鳥の置物があったんですよ。
これです。 (画像はwatari さんのブログからお借りしました)
最初、フィンランドの白鳥と思ったので、
トゥオネラの白鳥だ と思いました。
でも、小林さんによると、この白鳥はドイツで作られたもので、ポーランドで購入されたんだそうです。
他の雑貨類はこちらに展示されています。 Black & White ですね。
こちらの棚にもたくさんあります
一番下の棚に見えるのは、メキシコで作られた「生命の樹」だそうです。
こちらですね。
この樹は、フィンランドで購入されたそうです。。
随分世界を旅してますね
2段目の壺はポーランドのものだそうです。
ところ変わって、下はイランのイスファハンのミツバチの巣箱につける「表札」 だそうです。
くぎを引っ掛けている穴からミツバチが出入りするんだそうですね。
なので、ミツバチが巣箱を間違えないように、どの表札も違う絵が描かれているんだそうですよ
・・・余談ですが
トゥオネラの白鳥。
フィンランドと聞いたので、フィンランドに伝わる死(黄泉)の国・・、暗く冷たいトゥオネラの湖に浮かぶという白鳥を、思い浮かべてしまいました
これを題材にフィンランドの作曲家シベリウスが、交響詩「トゥオネラの白鳥」 を書きあげています。
そして、これをモチーフに手塚治虫が不思議な作品を作り上げました。
(大体こんな感じだったと思います)
・・・・
ある時、世界のあちこちでシベリウスのトゥオネラの白鳥を聴いた子供たちが、突然に自分はベトナム人だ、ベトナムに行きたいと言い出します。
子供たちの親は驚き、医者に連れていきますがどの病院でも全く原因が分かりません。
途方にくれた親たちの前に一人の指揮者が現れます。
実は、この指揮者が子供たちが聴いた「トゥオネラの白鳥」を指揮した人物だったのです。
彼は困惑する親たちの前で驚くべき話を始めます。
どんなに試行錯誤を繰り返しても、どうしてもこの曲で自分のイメージを表現できなかった彼は、自殺をしてしまいます。 そして、まさに死の世界、黄泉の国を浮遊したあと奇跡的に息を吹き返したのです。
その後、彼は自分が見た感じた死の世界を、見事に演奏の中に表現することができました。
その演奏を聴いた子供たちがおかしくなったんですね。
調べると、子供たちが名乗るベトナム人は同じ家族で、その数年前にベトナム戦争の中で亡くなっていたことが分かります。
そこで、子供たちはベトナムのその家族が住んでいたという家に集められます。
再会 を喜ぶ子供たち。 パパ、ママ、お姉さん、お兄さん、妹たち、弟たち・・。 抱き合ってもう離れない、ずっと一緒
で、最後どうなったんでしょうか
なんと虐殺の場面を再現するんですね。
当然、全員がショック状態になって気絶します。
が、意識を取り戻した時にもとの子供たちに戻っていたというお話だった、と記憶しています
大体ですけど・・
・・・・
フィンランド → 白鳥 → トゥオネラの白鳥
と連想してしまいました~
余談でしたね。
おしまい。