2004年12月15日

FINAL TURN:夢

テーマ:30巻
すべての戦いは終わった。
歴史に残る賞金王決定戦競争は
波多野憲二の勝利に終わった。

・・・終わった?



洞口親子。
二人は波多野の差させないVモンキーを破るため、
平和島総理杯にリベンジを誓う。

青島優子。
誰も達成したことのない夢をかなえるために。
女子選手のSG制覇を果たすために。
新たな一歩を歩み始める。


終わりじゃなく、区切り。
そして始まりだ。


最後の一コマ。
憲二と澄ちゃんの二人の絵で終わるものだと思った。
しかし、ピットアウトの絵だった。

賞金王を取って頂点に立ったのは区切り。
澄ちゃんとの婚約はけじめ。
そして、また長いSG戦線の始まり。

モンキーターンの最終回もまた区切り。
最終回ですべてを書き切るのは作者の作品へのけじめ。
そして、河合先生にとっては、次のナニカへの始まり。



さぁ、妄想しよう。

憲二「仕事場にいても、オレはみんなのことを忘れない。
   みんなが連載を読んでくれるからオレはかけるんだ
   って気づいたから…
   それがオレにとって一番大切なものだったんだって
   気づいたから!」

澄「憲ちゃん、私も好きよ。
  マンガを描いている憲ちゃんが大好き。」
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2004年12月08日

TURN 384:最高のターン

テーマ:30巻
洞口スペシャル。
2代目となった今回のバージョンも基本思想は変わらなかった。
オヤジが長年先頭を走り続けてきた結果に得た結論であろう。

一旦前に出られると抜くことは非常に難しい。

最初のペラは伸び足が群を抜いていた。
しかし、ペラが開いてしまうため
2周目までに勝負を決める必要があった。
その圧倒的な伸びに皆が恐れ、進入でレースで幾度となく
マークされたが、伸びの力は圧倒的で
2周までのうちに先頭に立つことができれば良かった。
何度ブロックされてもいい。たった一度前に立ってしまえば
あとは圧倒的であった。その最強ペラが禁止された後、
洞口スペシャルは伸びから出足へとペラの形を変えることとなった。
そしてレースも変わった。
究極ともいえる出足は、超深インからもスリットまでに全速に
達することを可能にし、さらにターン明けでの行き足も他艇を
全く寄せ付けなかった。
周囲を意識した戦いから、ミスをしないための自分との戦い。
深インだからこそ難しい、インコースでスタートを決めること。
一対一では直線で追いつかれてしまうために
ターンは常に最高のターンをしなくてはならないこと。
その綱渡りを可能にするのが“集中力”。
かつて榎木に乱されたような失態は、二度とおかすことはない。

対する波多野憲二。
今も昔もターンが武器だ。
しかしかつては外から外への全速モンキー。
ターンスピードなら誰にも負けなかった。
そして今はVモンキー一筋。
内から内への最短距離を全速でかけぬける。
そのVモンキーも、かつては成功させることさえ難しく
練習を、そして転覆を重ね、また、水面の硬い住之江では
無理とまで言われたが、練習の成果がここにある。
しかし、蒲生さんに攻略され、
洞口の出足の前にもかなわなかった。
洞口スペシャルを破る突破口を見出すために必要なのは“応用力”か。
何をやってくるかわからない波多野憲二の武器をさらに磨こう。
Vモンキーは差された相手を差し返す技ではない。
単なる鋭角ターンなのだ。
そう考えるとおのずと見えてくる。
ターンマークの差し場をあけずにギリギリの旋回をすれば良いのだ。
まさに、言うは易し、行うは難し。
限界ギリギリを攻める最高のターンをしなくてはならないのだ。


二人のレースは定石とは言えない。
しかし、二人にとってはこれが定石。

ここからは私の持論だが、
本当に強いというのは、弱点のないことではない。
まず、誰にも負けない何かを持つこと。
そして、その長所を最大限に活用すること。
欠点をなくすことは、良い部分を失うことと同義なのだ。

つまりこれは、出足vsVモンキーの戦い。
どちらが自分の武器をいかに活かしきっているか。
ミスをしなければ勝つと信じた洞口と
その完璧を破るための一発に賭ける波多野。

二人のターンの集中力が
エリアからラインになり、
ラインからポイントになったとき、
決着がついた。





憲二の思う究極の目標
「競艇ってこんなにおもしろいんだって
 思ってくれるようなレースを
 現役中に何回できるかが究極の目標」

以前予想したのとは全く違う結果が来てうれしかった。
なるほど、これが河合先生の理想か。
こういうレースを何度も見たいのか。
競艇で、熱くなりたいのか、と。

私、モンキーターンを
河合先生の思う理想(波多野)と現実(洞口)で
考えてきた時期がありました。
1位になるためには何でもする洞口。
青島さんの言葉で表現するなら、
勝っても負けても誰もが納得するレースをする波多野。
でも、波多野vs蒲生のレース。
場内の歓声は、勝負に負けてレースに勝った
蒲生さんに上がってましたよね?
と、いろいろ考えたりしたのですが。

でも、そんな対極の考え(憲二は何も考えてなさそうだけど)の
2人だからこそ、こんなレースができるんだろうな。
連載の間、3連単やスタート展示などの新しいルールが導入された。
スタ展により、インからきっちりスタートを決めミスなくまわれば
負けなくなり、1マークがイン逃げで決まるレースが増えていった。
確かに競艇界は何百万も賭ける本命党に媚びた方が
今の非常に厳しい状況を脱することができるかもしれない。
事実、本命党の私もスタ展支持者である。
でも、
でも。
ファンってのは、熱いレースがあって満たされる人のほうが
多いんじゃないだろうか。語り継がれるレースとは
憲二の目標にしたようなレースではなかろうか。
そんなレースを待ち望む、
いちファンの視点での河合先生の主張なのかなと
私は思った。





次号最終回。
全米が注目している。
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2004年12月01日

TURN 383:1年前なら

テーマ:30巻
白熱する決定戦競争。
決定戦とは、賞金王だけでなく
いろんな何かを決定する競争なのだろう・・・。

そこにある大きな壁二つ。

蒲生秀隆 vs 波多野憲二。

一般戦のスペシャリストだった蒲生さんが記念戦線に
上がってきたのは、そこに波多野憲二がいたから。
勝負に負けてレースに勝った。その悔しさを晴らすため
SG戦線に名乗り上げてきた。
今や、憲二といえば「Vモンキー」。競艇界の常識を覆す
鋭角ターンで、一対一では無敵を誇った。
しかし、そのVモンキーを最初に破ったのは天才・蒲生。
お互いに実力を認め合ったライバルが雌雄を決する。
かつて榎木はこんなことを言った(ような気がする)
「波多野くんは何をやってくるかわからない怖さがある」
まさかここで・・・
まさかここでVモンキーとは。


榎木祐介 vs 洞口雄大。

かつての競艇界は、洞口武雄の時代だった。
鬼と言われんばかりのレースっぷりで、
数多くのビッグレースを総なめにしてきた。
そんなオヤジを憎み、オヤジを倒すためだけに
競艇界に殴りこんできた貴公子・洞口Jr.
しかし、時代は艇王・榎木の時代だった。
4回の賞金王戴冠がその実力を物語る。
その榎木を倒すために、オヤジから授かった洞口スペシャル。
SG3連覇を達成し、新たなる時代を築くかと思われた矢先に
SG優勝戦フライングにより一年間のSG離脱。
つまり、一からのやりなおしを余儀なくされる。
すべては、榎木の心理戦だった。
1年前は、完全に負けた。
レースにさえ参加させてもらえなかった。
一年間。その大きな期間を経てついに叶った雪辱戦。
新しい洞口スペシャルを授けてくれたオヤジへの感謝は
「勝つこと」でしか表現することはできないのだ。



ターンの一瞬に、こんなドラマは出てこない。
6人が6人とも、優勝だけを目指す。
競艇界のNo.1を目指して。




と、たまにはキレイにまとめてみたりして。
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2004年11月24日

TURN382:群雄割拠!!

テーマ:30巻
ライバル。
互いに相手の力量を認め合った競争相手。好敵手。

賞金王決定戦。
この二人が互いにライバルと認識して戦うのはいつ以来だろうか。
洞口は、オヤジや榎木を常にライバル視していた。
しかし、波多野との対決にはことごとく負けてきた。
それでも、実績は断然に洞口の方が上である。
新鋭王座もSGの優勝の数も波多野の上を行く。

洞口の武器はスーパー出足ペラで超深インでも
スリットを全速で越えられる足があること。
対する波多野は、天性のスタート勘を
6コースという、最もスタートの見やすい位置により
さらにスタートの精度を高めている。

その結果が、
一艇身という結果になった。


優勝戦。スタートを決めた6コースの波多野が
いっきにインコースの洞口まで襲い掛かる。
こうなってしまったら残るは実力勝負。
波多野には誰にも負けないターンスピードがある。
波多野にはVモンキーがある。
波多野には・・・


どこかで見てるか?
              澄よ。

  いくぜっ!


波多野にはきっと、澄ちゃんがついているっ!!







雄大にだって、パパとママがついているぞー!byオヤジ
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2004年11月02日

TURN381:究極の目標

テーマ:30巻
いいなー、洞口親子。
たっくんも、ダービーではあんな感じだったけど
青島さんと付き合ったおかげで人間としては
本当に大きく成長した。
親父にまで感謝してるところが素晴らしい~♪
そのオヤジさんが賞金王シリーズに出ていることがさらにうれしい。
いっそ優勝してSG出場権をゲットしてもらいたいところだ。

さぁて、大詰めとなったストーリーに
憲二の目標と澄ちゃんの想いが出てきた。
近くに青島さんがいるのもなんなんだが、
きっとクロスするんだろうな。この2人の考える先は。

憲二の思う究極の目標ってなんだろう・・・。
1.名人戦出場
 長く走るとなるとコレを真っ先に浮かべるが。
2.無事故完走
 やはり古池さんの弟子であるからにはこれだろう。
3.A1級であり続けること
 青島さんとの約束からしたら、常に上のレベルにいないといけないと
 いうことだから、こんなのもあるかもしれない。
4.賞金王に毎年出ること
 3番の格上バージョン。
5.スナメリとお友達になる
 艇王じゃないと無理だもんな、これだけは。

一方、澄の考えていることはサッパリ想像もつかない・・・


かつて浜岡さんは言った。
緊張の反対は開き直りであると。
しかし、さらに上のレベルがあった。
それは二人の顔がすべてを語っているであろう。
洞口は、イン逃げという絶大な武器があるため、もう何も迷わない。
波多野は、究極の目標を目指している。
やれることはすべてやった。
あとは全力を尽くして戦うだけである。
洞口は白のカポッグ。波多野は緑のカポッグ。
やはり二人の戦場はこの色がふさわしい。
最高の舞台で、最高のレースを。

#次週休載ですが更新するかも(謎
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