えー、クリスマスイブの決戦、女子達の準備はいかがでしょうか?

モンゴルだるまは、どてらを着込み、隙間風とガムテープで対抗しつつ、ベッドの上にはテント。そして中には岩盤浴用発熱マットと銀マットにモンベルシュラフ#0+ラクダの毛布にせんべい布団という、冬山の非難小屋に似た様相です。

クリスマスなんてロマンチックなものは、鼻息と共に飛んでいったサー・・・

さてさて。
今日は素敵な本のご紹介です。

日中、ここ数日のちょっぴりしたモヤモヤがスパークして「あっつーい記事」で爆発しちまいました。
心配いただいた読者の皆様、恐縮でございます。

クリスマスのプレゼントに、「ドラえもんのポケット」か「どこでもドア」が欲しいと願い続けておりますが、やはりアラフォー毒女としては、いつまでもメルヘンな妄想だけでは寂しくなるので、現実的に。

「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。/横山 泰行

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のび太君は、勉強もスポーツも苦手な小学生にして近眼になっちゃったさえない少年。
たぶん、日本人ならサザエさん一家同様、誰もがご存知な漫画キャラじゃないだろうか?

あまりのダメっぷりに未来から子孫がドラえもんを派遣して「おじいちゃんを何とかしないと」って救援に走るくらいダメなのび太君でしたが、不思議なことに誰とでも仲良くしてましたねー。
最終的に、クラス1のモテモテ美少女・静ちゃんと結婚し、幸せな家庭を築いて、子宝にも恵まれているのです。
なーぜーだーーーーー?

ある意味、特殊な才能がなくても、幸せに、しかも望みはなんでもかなっちゃった幸せ男のびのびた。
うらやましいぞー!!

で、ドラえもん本を数々だしていらっしゃる著者・横山泰行さんの本の話です。
「のび太」という生き方ー頑張らない。無理しない。
いいタイトルだー。

のび太の成功は、のび太の生き様にカギがあったのです。
「のび太」は「めげない。他人の悪口を言わない。誰にでも優しい。偏見がない」といったことが、何十年にもわたるアニメ、漫画のエピソードで一環しているキャラクターです。

勉強が出来なくても、「できすぎ君」をねたんだりしない。
ガキ大将で、ときに横暴で乱暴なジャイアンや、こずるいプチブルのスネオなど、現代にもいるであろうが、「望ましい」とは評価されないであろう問題児たちに、嫌がらせや意地悪、狼藉を働かれても、恨みや憎しみを持つこともなく、いつの間にやら仲良くなり、世の中マルク収まってしまう・・・というのは、のびたのこの大らかさや「人の好さ」のおかげです。。。ってこれは私の印象でこの本の中にそんなことが書かれているかどうかはわかりませんよ。

でも、ちょっと昼間に、ここ数日間、心のうちに秘めていたモヤモヤをブログで吐き出してしまい、ちょっぴりささくれだった気持ちを抱えていた私にとって、「のび太っていいな」とほにゃらかな気持ちにさせてくれたのでした。

ドラえもんの「育て力」―人生に必要なことは、すべて「ドラえもん」が教えてくれた! (East .../横山 泰行

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人生で必要なことは、すべて「ドラえもん」が教えてくれた。 (文庫ぎんが堂 よ 1-1)/横山 泰行

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もう一冊は、なんでアマゾンで著者不明になっちゃうのか、そのわけのほうが不明だよ!!!っていう私の愛読書「心が安まる老子」著者は、伊藤淳子さんです。
高校のときの国語の先生が「老荘思想信奉者」のナベシュウ先生だったので、老子、荘子は、教科書に出ているテキスト以上にかなり夢中で読んていたのですが、その原作を読み下して味わっていたときとは、まったく違った、女性らしいたおやかでしなやかな現代のリーダーや自分らしい生き方を目指す人にとって大切な教えが詰まっています。
心が安まる老子/著者不明

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その伊藤淳子さんが、地道にユニークに自分らしさを生かして活動している女性たち108人をピックアップして編纂した「女性起業家・リーダー名鑑108人の108以上の仕事」という真っ赤な表紙が目印の本があります。
私もこのアメブロを通じて、なぜかお声をかけていただき、ちゃっかり掲載させていただいております。

誰かと競争したりしなくてもいい。
自分の豊かな発想で、自分たちが望む社会を創って生きたい、自分なりの生きる道を実践していきたい。
そんな女性が108人、見事に各2ページずつ紹介されているんですねー。

女性としての自分を意識しながら、「なりたい自分」になり「やりたいことに一生懸命取り組む」女性経営者やリーダー、個人事業主、サロネーゼさんなどがずらりと勢ぞろいなのですが、ほんと、女性に生まれてよかった!私もがんばろう!って他の方たちの紹介ページを見ながら元気がわいてくる。そんな本です。

私はこの本のことを伊藤さんから最初にオファーしていただいたときに、
1)そもそも私は会社形態で仕事をしているけれど、ぜーんぜん成功していない。
2)女性だから、っていうことを意識してやっているわけではないので、女ばかりでつるんでどうするのか?
3)私、まったくもって無名だし、日本の社会からすると、怪しげで変な人扱いなんだもん・・・
といくつもの理由があって躊躇してました。

でも、伊藤さんのブログはずっと前から愛読していて、素敵な方だなぁ、アクティブだなぁ、お話うかがってみたいなぁ、ってずっとずっと望んでいたのです。
女性名鑑の企画のことがブログに出てたときもホントは、「私もこういう本に載ってみたいなぁ」とかって内心思っていたのです。

伊藤淳子さんは聡明で美しく、「のび太」的ではぜんぜんないんだけれど、なんというか、女性ゆえのご苦労を重ねながらも、たおやかにしなやかに男性社会を生き抜き、さらに初対面の人に対してもものすごくオープンで相手を緊張させない、というすごい器の大きな、朗らかな方なのです。そういう意味では「のびのび子」です。

尊敬できる女性に巡り合えたってことが今年の一番の「よかったこと」です。
女性起業家・リーダー名鑑―108人の108以上の仕事 (コミュニティ・ブックス)/著者不明

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この女性名鑑・第一弾は、のびのび子ガールズがいっぱいですが、すでに第二段も編集が始まっています。すごいなぁー。

で、伊藤さんが、ブログで「3月まで5000円でよろず相談屋やりますよー」と書いていらっしゃったので、早速、来年からは組織的に動くぞー!と意気込みつつも、イマイチ、「どうやって?」とか「何に気をつけて、事業を企画し、しかけていくと共感を得られるのかなぁ?」っていう手探りな部分の相談を受けたいなぁ、って思って即、メッセージでお願いしたわけです。

すごいことだと思うんですよ。日本の女性起業家の創世記を作った方にコンサルを受けられるなんて!
しかも、、、なんだかぜんぜん商売っけがないというか、戸惑う。

実は私、未だに戸惑っているのです。

私も20年間ODAのプロジェクトで通訳コーディネーターやったりプロジェクトマネージャーとかやったりして、コンサルタントさんとのお付き合いってあるけれど、自分が相談するって経験、ないんだもの。

コーチングっていうものに興味を持ったり、セラピーとかリーディングとかみたいなテクニックや能力の勉強をしてみたりしたこともあるけれど、実は、これって本を読んで学んだ限り、自分の内部にすべての答えが潜んでいるわけで、、、うーむ・・・


3月まで5000円、成果主義、気に入ってもらえたらコンサル契約を結んで・・・といった記事に正直、完全、ビビッていた・・・

だって伊藤さんの話に値段、料金ってつけづらいんだもん。
しかも3月まで5000円っていうのが、1回でもなければ、一月でもなく、3月まで、つまりはあと3ヶ月余りの間、なんでも相談してちょうだいっていう話なんですよ。

なんじゃこりゃー!!!!


モンゴルに戻ってくる直前の松涛でやってた日曜野菜市でお目にかかってから、この方、お会いして話すことで目からうろこ、刺激ビリビリ、「あ、そっかー!!!」「あぁ、こういう話があるなら、こんなことやってみようかなぁ?」っていう発想の拡がりがどんどん進んでいく、というのが伊藤さんのすごいところです。
1時間かそこら、お話させていただくだけで、自分がやってみたいこととか「ビジネスにしたい!」っていう流れが見えてきちゃうんです。わいてきちゃうんです。

それに「人と人をつなげる天才」です。

初対面の人同士をさらっと繋げてくれちゃいます。

ほとんど初対面だった人「野菜ソムリエのちょりくんさん」にいまや松涛セレブマダムの寄り合い場となっているらしい素敵なオーガニックカフェ「パブリック松涛」のJoeさんを紹介され、、、

さらに、次にあったときは、なんだか不思議なラジオプロジェクトを立ち上げている美女とか、ハリウッドやNYやなんかのすんごい華やかな世界で大活躍しているメディアな美女とか、あれよあれよという間に、同じテーブルで話をしてて・・・

ひゃーーーーー。

自分が地道に生きてるだけじゃ、ぜーーーーーーったい出会えないような人と、普通におしゃべりしている自分にも驚いたりもした。

その辺はドラえもんのポケット的です。何が出てくるのか予想だにしない、「てれれれてってれー♪」って感じで、そのときの私にとっては、自分でも気がつかなかったけど必要だったものがひょいと出てくる。
そんな感じの不思議さが伊藤淳子さんにはあるのです。。。ふ・し・ぎ。

で、「コンサル」とか「コーチング」とかって呼ばないデー!!!っていうから、また不思議なのです。

なので、日本に帰ったら、帰らなくてもなんだけど、頼っちゃいますよ、もう。
条件がよくわかんないんだけど、「バーター」なんだそうです。
なにが交換できるかわからないんだけど、よーく考えておこうと思います。

ともかく私は、日本の「よろず相談屋」の伊藤淳子姐さんを、メンターとあおぎ、さらに、私の活動の「協力者」として伊藤さんを頼っちゃってもいいんだ!!ってことで、もう激しく、緊張が解けてふわふわに浮かれているのです。

この安心感。

人生の師匠であった写真家の高橋昇さんが、ガンで亡くなられてから、師匠はずっと私の心の中に生きていて、いつだって、心の中で相談はできたけど・・・でも、ほんとはやっぱり経営とか人生とか不安なこともあって、ゆれていたのです。

そこで伊藤さんに「なんでも相談して」そして「協力しあいましょ」って言われて、もう、涙、でそう・・・

この前の記事で、かなりあつーくなっていた私のこわばりを「ふわん」と緩めてくれたコメント。
伊藤さんがそのコメント主さんです。

日本のいろんな各地の村おこしの仕掛け人で「第6次産業化」推奨者でもあり、「生活」や「食」「癒し」など女性が気になるキーワードを産業、事業に結び付けてくれる敏腕女性リーダーです。

詳しくは、、、ご本人にアクセスしてくださいまし。伊藤さんのルームはコチラ⇒http://profile.ameba.jp/shibuya1/
なんじゃこりゃーなブログ記事はこ・ち・ら⇒http://ameblo.jp/shibuya1/entry-10743448896.html


とりあえず、「のび太」な生き方がクリスマスプレゼントでもらえたみたい、、、そんな気の早い12月23日なのでした。