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私はその他派!

好きな人が運転してくれる横顔を眺めていられるなら、車がどこ走っていたって幸せです。
日本でのドライブは断然、海に連れてってもらうのが好きだったのですが、それは、当時、大好きだった人の隠れ家ホーム的な場所が海の近くにあったからなのでした。
海の匂いを感じながら海岸線沿いの道をうねうね走るのも幸せだったけれど、一緒に、海に沈む夕陽を眺めるのも格別の幸せでした。
でも、山のふもとに暮らす共通の友人宅へのドライブも楽しかったです。色づいた山の広葉樹のグラデーションを楽しみながら、あるいは雪を気にしながら、温泉でぽっかぽかの体で車のシートにうずもれるのも素敵でした。

子供の頃は、車酔いが激しくて、車に乗るの、だいっきらいだったのですが、大人になってからは、車の運転が上手な人を好きになるケースが多く、楽しいドライブをたくさん体験させてもらいました。

モンゴルは海なし国なので、どんだけ海ドライブが楽しい、大好きだ、といったところで、できないので、ないものねだりな選択肢を選ぶわけにもいかぬ。かといって、山がすきってほど、山もないしなぁ。

なので、あえて、その他で、草原・砂漠でも選んでおこう、と思いました。

草原ドライブもすばらしい爽快感を味わえます。
特に4WD車だったら、モンゴルの草原や砂漠でこそ、その能力を発揮できます。
草原ドライブの面白いところは、思いも寄らぬところで、野生動物と遭遇できちゃうことです。
ハリネズミやウサギ、キツネ、シカ、オオカミ、トカゲ・・・

当たり前のところでは、牛やらくだ、馬、羊、ヤギが放し飼いですからね。

かっこいい大鷲、イヌワシ、ソウゲンワシ、ハゲワシ、ヒゲワシ、ノスリといった、日本では希少種で野生のものを間近で見るチャンスが少ない大型猛禽類はもちろんのこと、ヤツガシラとかサケイなど派手系な鳥も。

いってみれば「野生の王国大満喫」ドライブなんですもの。
どこまでも、どこまでも続くなだらかな山波を縫い、車窓を流れていく草や青空に浮かぶ雲や無限に広がる宇宙を感じながら、道なき道を心のままに走り続けることの解放感はモンゴルの草原ならではです。

モンゴル旅行での、旅行のお客様からのご感想で多いのが「道が悪くて辛かった」というものです。確かに、どこかの目的地に行こう、とすると、日本でなら車で3-4時間程度の距離のところが、延々とオフロードを疾走すること半日とか1日がかりになっちゃう場合も多く、ひとたび、その道のりを「苦痛」と感じてしまったら、それこそ避けがたい苦痛です。

なので、同行ガイドがいかに、その道中で「モンゴル満喫」とか「モンゴルらしいところなんだ」って楽しんでいただけるように旅を演出するか、が重要な鍵になるのです。
文句いったところで、距離が縮まるわけでも、道路状況がよくなるわけでもないのです。

旅の醍醐味は、「その土地ならでは」という経験を楽しむところにあると思います。
不安や不満も含めて、最終的には、旅を「いいもの」にするためには、旅人本人が自分に起きた出来事を、自分ならではの経験であり、ギフトなんだってことを自覚することが大事。

モンゴルは人生修行の場ではありますが、逆に、誰もが「冒険者」気分を味わえるっていうお得な辺境地でもあると思います。

列車の旅や飛行機の旅も楽しいけれど、一度は、草原を突っ走る快感を味わっていただきたいです。

それにね、私たちの愛車「ラブワゴン」のど派手なピンク色が似合うのは、海でも山でもなくって、緑の草原や真っ白な大雪原なんです。

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