モンゴル航空の成田便は、冬スケジュールになり、直行とは名ばかりの、ソウル経由の夜中到着便となっております。

昨日、いろいろなハプニングがありつつもお客様をお出迎えし、ホテルにチェックインしていただいてから、改装工事中のオフィスに様子を見に行きました。

照明を変えるだけで、こんなに雰囲気変わっちゃうの!ってびっくりするくらい。
スイッチの操作性もサルな私でもわかりやすく、かつ節電対策もできるモンタージュに変えてくれてました。

2人体制で夜通しやるぜー!と元気なアラフォーお兄さん2人。

2人に夜食を届けよう、ということになり、まずは24時間営業のスーパーへ・・・と思ったら、どこもかしこも真っ暗。
頼みの綱だった、ゾチンボーズ、ハーンボーズといった24時間営業のファーストフードボーズ屋も真っ暗。

新型インフルエンザ等感染力の強い病気が蔓延化しているってことで、一部地域は行政指導により、夜9時で営業ストップとなっている、とあとで聞きました。

いらないって時は、いやってほど目に付く24時間スーパーも24時間ボーズ屋も、いざ、探そうとすると、見つからないもんです。

結局、西のはずれ近くの小さなやる気のなさそうなお姉さんがグダグダしてるゾチンボーズ発見!
トゥムスニィホチマルというマッシュポテトとハンバーグの合体オーブン焼きみたいな料理をテイクアウト。

留学時代は、日が暮れたら真っ暗な町って当たり前だったのに、久々に、真っ暗で活気のない、というか完全に寝静まったようなウランバートルを彷徨いました。

寝不足と疲労でガナー君の顔がどんどん、マイケル・ジャクソンのスリラーに出てくるゾンビな人たちっぽくなってくのが、結構、怖かったです。

あ、そうそう。
嘘か誠かはわかりませんが、マイケル・ジャクソンの遺作ドキュメンタリー映画「This is It」、ウランバートルでもウルグー映画館で上映するみたいですよ。でっかいポスターが飾ってました。
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さて、ガナー君弟に賃貸物件として貸す、という話をしたまま、忙しく、前金も用意していないようなので契約もしないまま、「掃除だけでもしたいから」といわれて貸したカフェの鍵。

なんの断りもなしに、どっから手に入れたのかわからぬ営業許可証でカフェバーとして7月から10月の昨日まで占有したものの、結局、カフェ物件の賃貸料を払うどころか、電気高熱水道料金からアパートの共益費管理費にいたるまで一切を踏み倒し、「お前のせいで大損こいた」と罵詈雑言、怨みつらみを電話で吐き出しながら消息不明。

なんだ・・・この弟?
弟嫁が、とりあえず鍵は返してくれたのですが、電気系統はショートして真っ暗、壁にはエロチックな額縁イラストがところ狭しと貼られたまま。トイレは掃除していないし、台所は水が詰まってるという状況。

ありえねー・・・

私には、兄の家人となった人間に対しての対応とはとても思えず驚いた。
挙句、ガナー君ママに、このバカ弟を叱ってもらおうと相談したところ、このママも現代日本の巷にハビコル・モンスターペアレントもビックリの逆切れで、私にくってかかって来ましたよ。

「契約もしてない物件の賃貸料を払う義務が息子のどこにある!あんたは収入も仕事もあるんだから、そのくらい何よ!ガタガタ言うな」


ヽ((◎д◎ ))ゝ


えーっと・・・

なんでしょう?この人たち??
貧乏っていうことでの逆切れ?よくわかんないんですけれど、人間としての品性とか、躾とかがガナー君弟にないのは、やはり、この親にして、ってことで、仕方がないのでしょうか?

すると、当然、このモンスターペアレント的逆切れ言いがかり攻撃のDNAはガナー君にも受け継がれているってことですか?

あー、どうか子宝に恵まれたとしても、父親に似ないでくれ。ちびでぶでもいい。容貌が母親譲りのへちゃむくれでもいいから、あの人たちのわけのわからぬ傍若無人な性質だけはこの世に繁殖したくない。

とにかく、カフェの鍵を取り戻したので、気を取り直して、改装工事をすることにしました。
最初は、夏の鳥インフルエンザ調査の時にドライバーをしてくれた、新しい仲間・卍君の本職が電気配線技師と内装工事と言っていたのを思い出し、とにかく、ガナー君弟達がめっちゃめちゃにショートさせた電気系統だけでもなんとかしてくれー、ってわらをもすがる思いで電話したのでした。

「ちょうど11月6日までに納品のバーの内装工事請け負っちゃって、忙しいんだよね。早朝でよければ見に行って、出来そうだったら夜中のうちにやってやるよ。」と頼もしいお返事。忙しいのにすまんのぉ。

で、電気系統だけって話が、あのエロイラストをはがすと壁紙もめちゃめちゃ、というなら、壁も貼り直ししてやるよ、と。
ひょえー、、、

かっこいいオフィスになりそうですよ。

久々に、自分のカフェに入ってみて思ったこと。

やっぱ、会社経営、がんばろっかな。

これからいらっしゃるお客様のお気に召していただければ、来週からオフィスとして、「カフェ・アンド」は復活します。

ガナー君実家関係者の人たちの、手のひら返しみたいな逆ギレに心を痛めつつも、まぁ、私もその分、相手が絶句するくらい言い返しちゃったからなぁ・・・ぐぅの音も出なくなるほど論理的に突き詰めてしまった。あー、最悪だ。自己嫌悪。

正論も立場が強い状態で吐いてしまっては、やはり強権発動というか、上から目線で、相手は「窮鼠ネコを噛む」といった心境に追い詰められちゃったのかもなぁ。ってか、逆なんですけどね。シチュエーション的に。

普通に、「オフィスとして使う必要が生じたので、経営難ってことだし、家賃その他の精算を済ませて引き渡して」って言っただけなのになぁ。

彼らの経営がうまくいかなかったのは私のせいじゃないし、物件のせいでもない。

なのに、7月から今の今まで電気代から水道代、あらゆる払うべきものを支払わず、雪達磨式に未払い罰金が加算された、その総額だけでも500ドル近く。どんだけ電気使ってんだよ!!しかもなんで払ってないわけ?

私がカフェに子狐を迎えに行ったときはいつもお客さんであふれてたし、料理単価もその料理のまずさと反比例するかの如く高かったのに・・・利益が出てないわけないんです。単に払う気がなかっただけ。
残念な人たちだ。こういう性格だから、2年たってもいい若い者が定職につけないのよ。

子沢山で教育をまともに受けていないだけでなく、この弟がこの世に出てきたのは、すでに6人の子供がいての7番目。しかも、すぐまた2人も男の子が出来てて、、、まともな躾を受けていないのは明白なのです。
計画せずに子供、作りすぎです。モンスターペアレント、繁殖能力高すぎです。

子育てに全力投球だったりすると、とても子作りの気力もなくなりそうなものなのに、そっちも旺盛だったのね、ママ。あぁ。。。だから今でも乙女チックなのね。勘弁してください。

そういえば、ガナー君も付き合い始めの頃は、とってもキレやすかったし、いじけやすく、酒癖も決してお上品とはいえませんでした。なんで付き合うことになったのか、といえば、ある意味、「憐憫」というのもあったのかもしれぬ。ちょうど、私も何もかもを失ってた頃ですからね。モンゴル人共同経営者とその兄・姉婿という凶暴で凶悪な詐欺師達と決別できたはいいが、頼れる人もなく、一人ぼっちって言うときに、無報酬状態で献身的に働いてくれた、、、というところで情にほだされたってところもある。

といいつつも、やっぱりガナー君のまっすぐさや、一生懸命な優しさや愛情の深さは、この世の中でオンリーワンなのです。

9人兄弟ゆえのパワーバランス8人の子供たちとその配偶者+ママというすさまじい多勢に無勢状態でも、ひるむことなくたった一人で私をかばって立ち向かってくれている、ということや、「君も言いすぎ。黙ってりゃいいのにさ。」という公正な見方で釘をさすことも忘れない、板ばさみに悩んで夜も寝られずうなされていても、翌日起きれば犬の散歩に行ってくれている、というその立派な伴侶ぶりには、私もがんばって耐えねば、と思えるのです。

ともかくも、仕事は今日からスタートです。仕事が始まり、またお金がめぐるようになれば、会社にも活気が出てくるし、私自身も元気になると思います。

今まで、自宅作業ばかりで、いろんな人に「オフィスで会いましょう」といわれても「いえ、こちらから出向きますんで・・・」なんて言っていましたが、これからは、誰でもすぐにわかる場所で、気軽に対応できるようになります。
といっても、春までは通訳仕事でてんやわんやで、自由時間ってなくなっちゃったけど。

今回の一族の逆切れ攻撃はしばらく続きそうですが、めげずに仕事、がんばりまっす。
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急遽、なのでしょうか?

9月の半ば頃から革命党幹部クラスの間ではささやかれていた噂がありました。

「バヤル首相はオユートルゴイの鉱山利権に関する契約を結んだら、交代することになる。次の首相は、現外務大臣・Su.バトボルドがなるだろう」

その噂、本日、的中。
的中っていうか、実現っていうか?

Su.バトボルド氏。人民革命党。スフバートル区から選出された国会議員でもあります。バヤル内閣では外務大臣のポストに就任していました。容貌はダンディ。

ついこの間、長野県の佐久市という日本一の健康長寿の都市とウランバートル市スフバートル区の姉妹都市交流の話し合いで通訳をやった際に、このバトボルドさんと、夕食会で、ぬぁんと席が対面でした。

そのときの印象。

この人がモンゴルの首相になったら、世界的にも好感度がすごいアップするだろうなぁ。

とても流暢な英語をあやつり、かつユーモアのセンスも抜群。
アルヒを何杯飲んでもちっとも乱れず、とても優雅。
とにかく、成熟とか洗練ってことが似合う人でした。
モンゴル語も歴代首相の中でも、多分、No.1くらいの聞き取りやすく理論的な話し方をする人なのではなかろうか?
といっても、私が知っているのは、1990年以降だし、ちゃんとそういう政治経済法律的な話を聞き取り、かつ論理的に理解できるようになってきたのは、1993年以降なので偉そうなこといえませんが。

一応、内閣自体は、2008年の暴動等のすったもんだを経てつくられた与野党連合政権ですし、人民革命党:民主党(および民主化連合勢力)の比率が6:4というのは変わらないので、人事的な問題は、予算を握る財務省と、対外関係の窓口となり、ある意味「美味しい」ポストである外務省の大臣職をどうするか?ってところです。

力の均衡っていう意味では、言ってみれば、飛車・角にあたる財務省と外務省。
それぞれの勢力で仲良くわけましょう、といっても、もっとも美味しい財務省をとりたい。
だから人民革命党が財務大臣のポストを握り、外務省は民主化連合ってことになりそうです。

まだ、施政方針演説の段階で、まだ実際の大臣職のシンボルである総理大臣印の引渡し等が済んで、いざ、バトボルド内閣での国会開催という運びの模様。

ともかく、おめでとうございます、という感じです。

まったくもって、人口が少ないせいか、仕事柄トップクラスになりうる方にお目にかかるチャンスがあったからなのか、まさか、知り合いが一国家の大統領や首相になるたぁ、学生時代は想像だにせなんだ。

モンゴルもこれから冬に入りますし、インフルエンザの猛威とか、経済混乱からの脱却とか、様々な問題が山積みですが、へこたれることなく、よりよい方向にモンゴルの人たちを導いていっていただきたいものです。

がんばれ!バトボルド首相!!
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