いよいよ本日、選挙の投票日でありました。
前回とはうって変わって、テレビ局も各局ともわりと公平な報道。
朝7時ごろからの投票開始と共に生中継や速報が各選挙区の投票所から入ってくるという臨場感たっぷりでありました。

今回の選挙は、不在者投票が多い地域(バヤンホンゴルアイマグとか)があり、また前回のように大挙してどこか別の選挙区で二重投票してるんじゃないか、などとも言われてましたが、一応、選挙管理委員会の記者会見によると、住民登録に基づいて国民IDカード提示が義務付けられ、有権者名簿と照会して投票用紙引き換えにするやり方だから不正はできない!選挙当日に用事があって、自分の選挙区で投票できない人にとっては貴重な民意反映の機会であり、国民の義務である投票権を無駄にしないためにも不在者投票制度を利用するのは不正でもなんでもない!!などと日本ではあったりまえなことを主張してました。

それでも、ウランバートル市のソンギノハイルハン区では、住民登録を移していなかった人が投票できなかっただのと文句を言っていたり(ってか随分前から有権者は国民登録の更新をするようにって各地方行政がしつこく広報してたのに・・・)、どこだかでは不正発覚だったり、、、したようです。

モンゴル人って老若男女も貧富の差もあまり関係なく、政治経済への関心が高く、アツク語る国民性だなぁって思う常日頃なのですが、6月29日はそれをひしひしと感じましたよ。

だって、定番挨拶の「サインバイノー」じゃなくって、「投票行った?」だもんね、開口一番。
私は外国人なので参政権は勿論ございません。なのに、皆にきかれました。
多分、お互いの挨拶が「投票行った?」だから、つい私にも言ってしまうんでしょうね。
教会の礼拝でも「ミサが終わってからでも投票はいける。モンゴル国を正しい道に導く国会議員が選ばれるようにお祈りしましょう!」ですもんね。
ジュースを買った売店でも、顔見知り同士で「投票いった?」だし、バス停でも、町を歩く人が携帯電話での挨拶でも、、、でしたもん。
よっぽど投票率は高かったんじゃないかしらん??

人口300万人足らずのモンゴル国では一票の重みが重要。
韓国や台湾など政府間協定で大量に出稼ぎモンゴル人がいる地域やネットがつながるところはオンライン投票なる海外在住者投票もあったようです。うらやましいぞ、モンゴル!

在留邦人の不在者投票というか在外公館での投票は、その国に滞在してから半年ぐらいたってないとダメだったり、日本の地元選挙区から選挙通知のはがきだかなんだかを送ってもらったりとえらく面倒なようなので、私は実はあきらめています。

だって、インターネットでモンゴル国の在留届を提出して、外務省からは「登録しました」って返信メールもきたっていうのに、在留邦人の名簿にも載せてもらっていないし、緊急連絡も来ないという完全に蚊帳の外なんだもん。

日本人会にまめに顔を出して、営業活動も一生懸命やって、、、とかすればいいのかもしれないのだけれど、正直、なんか自分が場違いな気持ちになってしまう、というかめんどくさくなっちゃうというか、億劫になっちゃうんですね。

ちょっと出てみようかな、という気持ちにもなってたんだけど、金曜日にあっちこっち駆けずり回るというか歩き回ることになり(しかも、その多くが徒労に終わってがっくし)なんと11時から18時までの間に27,000歩(万歩計をつけてるんです)もウランバートル市内をさまよい歩き、しかもすっぽかされっぱなしだったりすると気力が萎えちゃったんですね。
結局、携帯電話料金の立替をしていただいていたアメブロ仲間の「にく」さんを誘って、韓国料理を食べて、ソートンの散歩して、ついでに「にく」さん宅(我が家の近くに引っ越してきたのでとっても便利!)でインターネットをさせていただいたのでした。

また今度、機会があれば日本人会にお邪魔させていただこうかとも思ったりもするんだけれど、、、

ま、ともあれ、日本にいるときは、絶対に不在者投票だろうがなんだろうが、参政権は行使するぜ!とばかりに張り切って投票していた私ですが、最近は全然、ダメ。

今度の日本の衆議院選はいつになるのだろうか・・・
洞爺湖サミットの後って話もあるわけですが、、、それって北京オリンピックより前なんだっけ?
あれ?北京オリンピックっていつからなんですか?
一応、モンゴルの柔道チームは8月10日頃に北京入りするってコーチが言ってたから8月くらいなのかなぁ、なんて思ってるわけですが。

今回のモンゴル国会議員選挙については、若者層に「投票行こうぜ!」と呼びかけるキャンペーンが若手芸能人有志によって自発的に行われていたりと、政党の提灯持ちみたいなおべっかキャンペーンソングではなく、純粋に「選挙の投票は国民の義務であり権利」ということを主張して、「俺達の意志で国を変えていこう!」といった至極まっとうな思想での呼びかけがあったことはとても美しいなぁ、と思ったりもしました。

まことしやかに、停電の闇に乗じて投票箱が擦りかえられた、などというとんでもない噂(某テロリスト宗教集団が国会議員選に集団で立候補して見事に教祖様はじめ全員が落選したときに日本でもそんなこと言って騒いでましたね)もあったりだったようですが、今回はどうなのかなぁ?

選挙ポスターや公約を掲げた冊子などを読むと、元気一杯というか、大義名分的な清く正しく頼もしいモンゴル語が一杯並んでいるので、ある意味、勉強になります。

2004年の選挙の時はイーグルテレビが開票中継してたのに、人民革命党の形勢不利が判明した途端に中継が切られて、なんだか懐メロチックなライブ映像やらクリップが流されるという、そういう圧力のかけ方、いかがなものか?マスコミだらしないぞ!とせっかく夜なべしてみていたのにぃ!という損した感一杯だったわけですが、、、今年はいかに?

明日から、モンゴルはまた新しい風が吹くのかな?
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2004年の総選挙に比べると今回はなんだか地味な選挙戦でありましたが、まぁ、この1ヶ月ほどの選挙活動も昨日で終わり、いよいよ明日の投票日を迎えるということになったモンゴル国会議員総選挙。

今回は、選挙システムがだいぶ変わり、政党名と候補者名を併記する、多分、比例代表制っぽい感じのものも導入されている、、、らしい?新聞とってないし、テレビもニュースを見る暇もなかったから、全然、ちゃんとした情報を仕入れていないので結構いい加減な知識しかありません。

印象としては、前回が人民革命党がモノポリー状態でマスコミ操作、街中の選挙ポスターも大部分を占めるといった、「いや、そこまでやっちゃうと、多党制選挙の意味ないんちゃう?」という感じで、すわ、共産主義の一党独裁時代に逆戻りか?と寄留外人としてはちょっぴりびびったりもしてたわけですが、蓋をあけてみたら、全然、まともな選挙運動や政見放送もできなかったはずの民主連合が1議席差で政権を奪取!という結末。モンゴル人の政治感覚のバランスのよさに感心したものでしたが、、、今回は、明日まで全然結果が予想できない感じです。

満遍なく候補者があちこちのテレビ局に出演してたし、ポスターの貼り方もまぁ、とんとん、な感じ。
前は、実弾というかモンゴルウォッカ=アルヒや子供の学用品、現金など、有権者の物欲をとりこにしての得票作戦、という感じで、日本だったらそれだけでも選挙違反やろ!という行為を誰もがやっていたわけですが、今回はそれほど表立っての実弾攻撃はなくって、、、。

2008年のトレンドは、印刷物だったみたいです。
選挙についてや各政党ごとの主義主張、公約みたいなものをまとめた小冊子や新聞スタイルの発行物が各世帯に配られてました。

1ヶ月余りのダルハン生活ですっかりウランバートルの選挙戦から取り残された形だった私でも、自分が住んでいる地域での候補者の方々のゲルを訪問したり、近くの広場でやってた民主党党首エルベクドルジ氏の選挙演説やらを聞いたりして、まぁ、ちょっぴり身近に感じられたわけです。

ゲルの選挙事務所っていうのはなかなかよいもんですね。
入り口のところに政党の旗がはためいていたりして。選挙が終われば跡形も無く綺麗にとっぱらわれるわけですし。

そういう意味で、さらっと感じた印象はわりとクリーン。

芸能人の皆さんは、応援ライブで荒稼ぎ!というのができなかった代わりに、いろんな政党が、一山いくら、的に歌手をまとめがいしてのキャンペーンソングのクリップを作り、音楽番組などでガンガン流しまくるという作戦で露出がおおかったです。

サラントヤー、アリオナー、チンギスハーンのジャルガルサイハン、カメルトン、ノミンタルストなど日本人のモンゴル通にも人気が高い歌手やグループは人民革命党派。

ハスキーボイスがかっこいい女性歌手ナランや人気の高まりと共にメタボが気になってきたフリーゾーン、ガンフーなどはイルゲニィ・ゾリグ党(国民の意志党、とか国民の勇気党とか訳されているけれど、私は、暗殺された民主化リーダーのゾリグ氏を思い出します)。この政党の党首は現外務大臣のS.オユン女史。美人で聡明で発言している内容がいちいちごもっともでとてもクリーンな印象のある党首に率いられているほかの人たちがどうかっていうと、全然印象がないんだけれど、、、。

ところで、、、ダルハンはダルハン・オールアイマグの4ソム全体で第19選挙区となっており、3議席を争って19人の立候補者という混戦状態だということは以前お伝えしました。

その中に、、、なんと、なんと、日本でも大有名人のあの人が選挙ポスターに出ているではありませんか!

asa


そう、旭鷲山の現役時代はなにかと対抗心というか対立していたあの横綱であります!
横綱・朝青龍ダグワドルジさんはダルハンオールアイマグで立候補・・・?

いや、そんなはず、あーりません!
いくらなんでも日本の大相撲盛り上げの立役者が現役バリバリの今、まさかモンゴル国の国会議員になるなんて・・・

と思ったら、ええ、やっぱり。

えっと、朝青龍はどうやら無所属立候補の方の応援でツーショットで出てるようです。
大銀杏ではなく、普通のまげを結って、着ているものは、羽織袴ではなくショッキングピンクの長袖Tシャツでありました。
立候補者は、シャリンゴルというモンゴル中央部の北地域ではかなり有名な金鉱山があるところ。
このシャリンゴル金鉱山開発会社の社長さんが立候補していたんですね。

キャッチコピーは「新しい人 新しい心 刷新」

最近、何かと注目されているモンゴルの金鉱山ビジネス。
旭鷲山・バトバヤル氏も乗り出しているようですが、まさか現役横綱まで?

なぁんていうとまた物議を醸し出してしまいますな。どうなんだろ?

あ、ちなみに旭鷲山・バトバヤル氏はウランバートル市のソンギノハイルハン区で民主党公認として立候補しておられます。
こちらはハルホリン市場の辺りにでかでかと民主党のグループポスターで登場しておられたのですが、天候がイマイチで撮影を延期しているうちに結局、撮れなかった・・・。あんまり面白いデザインでもなかったし、写真うつりもイマイチだったのですが、それにしてもせっかくだから色々写真、撮っておけばよかったなぁ。

さてさて、、、この1ヶ月間の公約はとっても景気がよさそうな大盤振る舞いを各候補がバンバン出してましたが、明日の投票結果が楽しみだなぁ。。。
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雨漏りその後

止まない雨はない、とはいうものの、今回の長雨はびっくりするほどの降水量でありました。
ダルハンから戻ってきた私の目の前に広がっていた「しとしとピッチャン、しとピッチャン・・・」(ってリアルタイムで知ってるわけじゃないですよw)とたまりにたまった水溜り。天井はしっくりゆがんで敗れて落ちて、、、。
しかも応急手当ともいえないような処置だけですぐにウランバートル市内での最後のひとふん張りに飛び出していき、、、あぁ、、、という感じでありました。

イトウ釣り用ではなく、普通のレノック用に日本で購入し、モンゴルに持参する際のカバーとして使った半円型の雨樋を使って、寝室のお手製押入れの上段に微妙な傾斜で這わせ、下をビニールシートと新聞紙とありったけのバスタオルと古新聞(ほんとは今まで後生大事にしてきた切抜きもあったけど、、、)とダンボール紙を敷き詰め、鍋釜ヤカン、バケツにたらいとあらゆるを張り巡らしての防水、、、。雨樋の先には18リットルのクラシックな牛乳缶へと続くホースをつなげて、、、突貫工事ながら、今後の対策の目標となるようなアイディア。。。

いただいたコメントにも似たようなこと(素人考えとは違って本格的な現状についての情報とコメントですよね!)にもあり、我が方針に間違いなし、の意を固めたわけであります。

賃貸ならあきらめてとっとと引っ越すところですが、なんといっても、自分で購入したボロアパートなだけに簡単にはあきらめられないんでね。。。

ダルハンは新興住宅がガンガンできるらしく、しかもまだウランバートルに比べると物権は安いようであります。

今回のプロジェクト調査中に地方行政のお偉いさんともすっかり意気投合というか可愛がっていただいちゃったりもおしているため、インフラ事情もちょっぴりかじれてたりして、、、これから考えようかなぁなんてね。

そもそも内陸気候で年にそう何度もない大雨のために対策とるというよりは、「なったらなったでそのときさ!」みたいなモンゴル人気質でその場しのぎを続けているから、アパート一丸となっての修理とはならないのかなあ。。。

と思ってたら、ようやく晴れ間が見え、2日続けて少しお湿りから解放された今日、やってましたよ。
屋上までちっこいバケツに入れたちょろっとかきまぜただけのようなセメントをえっちらおっちら二人がかりでロープと滑車で引き上げて、、、って、、、なんか手作り感漂いまくってるんですけど。

どうせ自分が住むわけじゃないしぃい、とかいいそうなケダルソウな作業態度、なんとかなりませんか?

とりあえず、雨漏り対策がアパートの外側でなされたことが確認できたら、内装にかかるか・・・どうせまた来年も雨漏りするしぃ、、、とあきらめて、ボロボロの天井をほったらかしにするか、、、。

でも、だめになったところからどんどん広がっていく、という話もあるので、傷口は小さいうちにふさいだほうがいいってことかもしれないから、、、自力で簡単に直して、たとえ、また天井落ちてもくいなし!という家具配置にするか、、、悩みどころです。

悩みどころ、といっても、結局、なっちまったものはしょうがないや!というのが本音。

そうそう、昨日の6月26日は、私の共同経営者の姉婿でもあるマネージャーの裏切りに対し、弁護士を雇って反撃するぞ!と誓った挙句、元マネージャーが私を脅迫したときのビデオテープをPCに取り込む際に聞いていたらPTSDでパニック状態に陥り、血圧上昇を伴う急性腎盂腎炎で病院に運び込まれた日でもあるのだった。。。

去年に比べると今年の雨漏りぐらい、ノープロブレム。
ズゲール・ズゲール。への河童って感じ。。。

それにしてもそろそろ、シーズンスタートなんで、せめてラブワゴンだけでも返してもらえんもんかなぁ。
良心を物欲と金銭欲と交換しちゃった亡者にはこんな気持ち、わからないのだろうなぁ。。。

ま、雨漏りもまたひとつの教訓。
なけりゃないで、知恵と努力と人脈でなんとかできちゃう、、、それが私の底力よん。
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