サンバライブに最初で最後のデビューを目指して練習していたのに、肝心なライブの日程を間違えてました。

なんと、明日だそうです!
時間は夜9時から。
@ボラボラで。国立デパート(=ノミンデパート)から国立サーカス劇場=(朝青龍のASAグループの多目的ホール)へ行く道の東側(サーカス劇場に向かって左)の真白な内装のカクテルバー&レストラン

出演者は、かばおさんとひろちゃん、そして、ボラボラのオーナー夫妻がモンゴルの伝統民族楽器でコラボです。

出られないのは残念だけど、Next Chanceもありそうなので、トムの看病に専念します。
取り急ぎ、日程変更まで。

トム、がんばってます。
闘病記録はまた後日。
おちついたところで、、、

AD
神様は私が愛するものに対して、大事にしているものにたいして、いつも試練をお与えになるのか?

昨日、ご機嫌なサンバ練習のあと、夜中の散歩中に、トムがちょっと下痢気味だったので、明日こそ病院連れて行こう、と思っていたのですが。

今朝、ねばねばの半透明な唾液の泡をふきながら、左前足を「お手」の姿勢にしたまま「ひきつけ」を起こしている彼を発見。
そして、ねばねば粘液性の下痢P、アゲイン。

冷静を装いつつも、「そういえば、預かってもらっていた時に、予防接種の代金と寄生虫駆除の薬を渡していたけれど、それをどうしたか、聞いてない」と気づく。
またもや、、、モンゴル人、どうして、預けたお金を用途以外に流用しちゃうかなぁ?

ネットで犬の病気の症状を検索してみると、とても嫌な予感。

トム自身は元気いっぱいで、涎の泡だらけの顔で、餌を要求して、タンタン足をふみならしている。
痙攣とは全然違ってケロリンパ。

けいれんというか、咽喉の奥に魚の骨がひっかかった時に、「カァーッ」ってなる感じのせき込み。
でも、今まで見たことがないほど、「ひきつけ」た顔と、口の中にたまった透明なネバネバと糸を引く涎なんて、ソートンを育てたときは見たことがなかったので、ビビる。
ソートンは、もう1歳近くになってから、なりゆきで同居というか、引き取ることになったため、ほんとの子犬の頃を知らないので、当然、子犬の育て方も、いろんな人のアドバイスや本などに頼ることになるのです。

タクシーでいこうかと思ったのですが、朝、20分おきに間欠泉のように噴き出す「排泄物」が心配だったのと、トム自身は、元気いっぱい(?)張り切ってのお散歩モードなので、朝の渋滞を横目に歩いて病院まで行きました。

症状をいつものトムとソートン、親子でお気に入りの美人女医さんに説明すると、たちまち「眉間じわ」がよる。

「モンゴルの動物病院には、ウィルス検査ができる設備がないので、問診と触診、血液検査ぐらいしかできないけれど、症状をきくかぎり、ジステンバーに感染している可能性が高いです。モンゴルはジステンバーの罹患率が高く、決定的な根治できる治療法はありません。ここ2-3日がヤマでしょう。対症療法として、抵抗力をあげるために抗生物質を混ぜた栄養点滴をします。ジステンバーは、人間のAIDSと同様、それで死ぬということではないけれど、体が弱り、脱水症状が激しくなり、呼吸器系、消化器系、心臓の機能、神経系などの機能低下が著しくなります。死亡率がとても高く、モンゴルでは、80%くらい。なので、覚悟はしてください。」

目の前が真っ暗になる。神様、なぜ、あなたはいつも私が愛するものを奪おうとするのか?
私は罪深いかもしれないけれど、それでも、今、この小さな命を失うほどのことは何もしていない。
だから祈ります。どうか、トムを救ってください。
彼が生きるべき寿命のために、私の命を削ってもかまわない。

まだ死ぬと決まったわけではない。
20%に賭ける。
そして、トムの一生、彼のためにできる全てのことをしてあげる。

「心音も脈もとても弱いです。血液検査で、白血球の数が少なかったら、抵抗力が落ちているということですから、覚悟してください。入院させることもできます。今日、これから6時間の点滴を打ちます。」

入院といっても、24時間体制でお医者さんがついていてくれるわけではない。
これから私たちにどれだけ一緒にいられる時間が残っているのか、わからない。
夜中にもしものことがあって、たった一人ぼっちで冷たく、息を引き取ることになったら、と考えたら、入院させるべきではない、と思いました。

トムは点滴治療を受けるために、一人で病院に残り、私は彼のセーターとリード、そして小さな首輪を受け取り、独りで帰る。

まだ泣きそうになったりするわけにはいかない。
あきらめない。
祈り続ける。神様、どうか、罪なき生き物の命を奪わないで。
私の寿命を10年削ってくれてかまわない。
まだ、春の芽吹く季節も、子牛と戯れることも、オキナグサの匂いも知らない、純粋無垢な命。
ターナやフムールのにおい立ち込める乾いた草原の感触も。
馬旅のキャンプではぜる焚き火の音も。
自分の何倍もの大きさの魚にかぶりつく喜びも。
彼はまだ知らない。

あきらめるものか。
トムは、小さな弟の命の分まで長生きしなきゃいけない。
たとえ、私の生きる道のいろいろな枷となったとしても、授かった小さな命をあきらめたくない。
がんばれ、トム。

ウィルスの抗体検査ができない以上、ジステンバーじゃないかもしれない。
抜けた乳歯を呑み込む時にむせただけなのかもしれない。
道端で拾い食いした骨で食中毒になっただけかも。。。

こういう時、モンゴルでは、祈るしかできない。
頼りにならない、人の期待を裏切り続けるモンゴルの神様。。。
モンゴルそのものだ。

だから、トムを信じることにしよう。

そして、夕方、ラッシュアワーをソートンと一緒に、トムを迎えに行く。
ソートンは「行先はわかってますぜ」とでもいうように、なんのためらいもなく、確かな足取りで、約3km離れたところにある動物病院に歩を進める。
息子と波長があってるのかなぁ?

「引き取りの時間」きっちりに動物病院に到着。

すると、、、女医さんが、
「あと30分待ってください。それから、受付で1,700tg払ってね。」
精算は終わったはずなのに??

「トムが、ケージを抜け出して、点滴セットを噛みちぎったの。点滴セット代です。点滴やり直しているので、30分くらいかかります。」

ケージを抜け出す?
動物病院の管理不行き届き??

女医さんや助手の人たちの話を総合すると、どうやら、トムは、生まれて初めてのケージの中で、パニックで泣きわめきながら点滴を受けていたのが、大人しくなったなぁ、と思ったら、担当の助手さんやほかのお医者さんたちの食事休憩で人気がなくなった隙に、ケージのスプリング式の留め金を外し、点滴チューブを食いちぎり、脱走していた、、、とのこと。

最後の出口のドアが密閉式で開閉の取っ手が我が家と逆向きについていたため、あけられずにあがいていたところを発見されたんだそうです。

「血液検査の結果が出ました。白血球の数値は、正常。でも、血中のタンパク質量が平均値よりやや少なく、血中の水分がかなり低く脱水症状を起こしています。脱走できないように、口枷をはめてケージに入れているので、下痢やけいれん症状などは見られませんでした。とりあえず、すばしこくて、賢いことは確かですね」と苦笑。

私の話声を聞きつけたトムが、再び、暴れているようで鳴き声が聞こえる。
点滴が終わったということで、ソフトチューブの注射針と、点滴セットを前足にそのまま固定する処置をしてもらう。
帰る気満々で、助手の男の子を威嚇していたトムですが、入院患畜用のドッグフードを女医さんがサービスしてくれたところ、ガツガツと食べだす。
挙句の果てに、女医さんが棚にしまったドッグフードの箱に飛びつき、そのままガツガツとしがみついて食べる。誰もどうしようもない。。。

ジステンバーにかかると食欲不振やけいれん、発熱などもあるそうなのですが、少なくとも、食欲不振ではなさそうです。熱も平熱だから、もしかしたら、、、ジステンバーじゃなかったら、、、いいな。
とにかく、あと3日間は、点滴治療で病気と闘います。

家に帰る途中の排泄物はやや固形。おしっこの色、正常。
家に帰ると、ガツガツとさらに餌を食べ、水とミルクをゴクゴク。
そして、何事もなかったかのように、私のベッドで丸くなっていた。

なので、私は床の拭き掃除と洗濯をした後で、サンバの練習。
ネットで、タンボリンの奏法についての説明サイトをいくつか見つけた。
持ち方を変えたら、全然、楽ちんになる。

かばおさんから借りたMDで3時間くらいタンボリンを叩きまくる。
ついでに、モンゴルの演奏家の人とコラボする日本の曲の記譜。

でも、、、ベッドの上で1度、ご飯コーナーで1度、「かっかっかー」という吐き出し音とともに、ネバネバ唾液を飛ばしていました。ちょっと血が混じっていたのですが、肺とか気管とかの出血というよりは、たぶん、口の中。歯が生え換わった跡からのようで少量。でも、つっぱらかるような感じの足の様子を痙攣といわないこともない気がする。

あとどれだけ一緒にいられるのかわからない、と思うと、ついつい甘くなってしまう。
ミルクをペロペロ、ごくごく飲みほし、羊の胸骨にかぶりつき、ソートンとのプロレスも相変わらず。
なのに、病気であるらしい。。。

これから3日間が勝負、といわれたのだから、われら、一丸となって乗り切ります。
せっかくものもらい治ったと思ったのに、次から次へとどうしてこの子は。。。

これもまた試練なのか?

でも、乗り越えられない試練は今までなかった。
今度も絶対乗り越えます。

それにしても、モンゴルの犬飼育事情は過酷です。
いろんなことがきちんとしきれない部分がありすぎ。
便やよだれなど、ウィルス、細菌の分析検査ができるように、「鳥インフルエンザ」の調査のためのサンプルチューブのあまりにせっかく採取して持って行ったのに、、、そのままゴミ箱に捨てられちまいましたよ。
これじゃ、ほんとにジステンバーなのか、ほかの病気なのかも、結局、わからないじゃないか!と思うとかなりの憤り。
でも、それも、トムがいま、私のすぐ後ろのベッドで穏やかな寝息を立てて爆睡しているからいえることです。

皆様すみません、また、今ひとたび、一緒に、祈ってくださいませ。
AD

SAMBA! SAMBA!! SAMBA!!!

テーマ:
3月22日は特別な日になりそう!

モンゴルのスローライフにどっぷりつかっている私。
1日、2.5件以上の用事をこなすことができない、、、気がする。

だけど、3月22日は、違うよ!

日本の歌コンテストがあり、
モンゴル日本センターの市民講座に参加し、
そして、夜は、、、大好きなかばおやじ&ひろちゃんと一緒に、初&ラストのSAMBA LIVEに参加させていただくのじゃ。

今日は、初練習。

やっと、サンバのリズムが体で刻めるようになってきたんだけど、、、
長時間、楽器をホールドできない!
練習しなきゃ。

でも、生音と合わせるのは、かーいかん!
トランス状態になってくる。

やっぱ、音の振動っていうのかな、
音が鼓動に変わっていくというのかな、、、

まだ実力が全然伴っていないので、とほほ、、、なんだろうけれど、
私自身は♪が見えてきた。

もうすぐかばおさんとひろちゃんは、日本に帰っちゃう。
そんな切なさが、SAMBAな気持ちを教えてくれたんだろうな。

SAMBAの歌詞、ほんとは100%ハッピーじゃない。
どん底みたいに悲しみの中で、
「もう唄うっきゃない!踊るっきゃない!」って
はじけていく人間の強さがSAMBA、、、
今はそんな解釈。

今まで、座ってないと、楽器がたたけなかったんだけど、
今は、立って、音楽を感じていたい。
手は疲れ、腕は上がらなくなり、肩がヒートアップしてくる。
手首がピリピリしてきて、筋がピーンと張り詰めていくのがわかる。

だけど、だけど、神様、私に手を貸して!
心が刻むビートを楽器に伝えたい!
ずっとずっと、この素敵な二人と一緒に演奏していたい。

音楽、止まらないで!!!

そんな気分。

これから一生懸命練習する。
どうなるかな、、、。
いや、どうするかな、、、。

最初で最後。
集中だ。

音楽を心に。
どうか、私の遺伝子、最高の舞台で実力以上に、音楽を発揮させてください。

そんな気分。

一応、またボラボラでやるんだそうです。
ドキドキ、、、なんてしている余裕なく。
ただ、私はかばおさんとひろちゃんと、一緒にいられる時間をいつくしんで、少しでもSAMBAを自分の中に浸透させていきたいんです。

忙しい、忙しい、なんていってられない。
まだ、さっきの練習の興奮が収まらない。
だから、今は借りてきたMDでシャドウ・タンボリン。
AD