今日のウランバートルは朝から曇天。
ここまでどんよりと雲だらけの朝を迎えるの、何年かぶりって感じ?
いつものように朝7時に起きたつもりが、モンゴルは時差がマイナス1時間のため、6時起きに。

昨日、正吉君がソートンを連れてきてくれて、感動の再会!
ひさびさに仲良くよりそって眠ったら、実に安心感というか満ち足りた優しい朝を迎えることができました。

昨日は、モンゴル復帰第1日目で、仕事関係バリバリにあっちこっちに走り回りました。
日本から予約したはずのホテルが、団体さまにはじきとばされてたこと判明で、右往左往で、結局、困ったときのフラワーホテルチューリップ赤にお願いしました。

グループツアーを受けていない私の会社は送客人数も少ない、しょぼい会社なのですが、フラワーホテルのスタッフは、やはりオープンした10+α年前の最初のお客さんであった私を今でも見捨てないでくれています。

きれいで設備が整ったホテルもいっぱいできてきているけれど、少しずつでも、時代についていこうと奮闘するフラワーホテルが私は好きです。

国内便のチケット獲得もなんとかできました。
8月半ばまで、飛ぶのかどうかすらわからなかったモンゴル最西端のバヤンウルギー県庁所在地・ウルギーへの直行便がようやく確定。
スケジュールもわからないから予約もできず、でやきもきしてたけど、よかったです。

弁護士との打ち合わせで、結局、共同出資者のムンフナランと彼の「代理人」で3年間マネージャーをやっていたア○ガ○ン△○トルが、会社から不当に占拠した車両2台と私名義の車1台、ガレージ、コンピューター2台と、私の預金通帳も返してくれないままという現状がどんなものなのかをききました。

あの人たちのいっていることは、私には理解できません。
個人的に借りたお金を一銭も返さないまま、私が筆頭株主の会社からそんなに儲けはないというのにも関わらず、でっちあげで私を脅して、会社からの配当金を主張している。
大体、会社は稼動できなくでも、固定費は確実に出ているわけですから、手元に現金はないし、配当を分けるも何も・・・。設立5年はまずは基盤づくりで配当はしないっていうことで立ち上げているのに、何をいいだすやら・・・。

彼らは会社がどうなってもかまわないし、私を苦しめ、モンゴルから追い出し、そして自分たちが返済しないまま膨れ上がった借金をチャラにしたい。
自分たちの主張を押し通すために、私個人の預金通帳と財産、会社の財産を取引の道具に使っている。

旅行会社でありながら、5月20日から8月20日現在にいたるまで、私はお客様からのオファーや相談があっても、仕事として受けることができないでいるというのは、死活問題であるのはあきらかです。

私がアップアップでいる中で、彼らの経済活動に私はダメージを与えることもなく、彼らは平然と私のお金や財産を使って、お金儲けをしている・・・。

一度はあきらめてすっきりしようと思っていたんだけれど、この状況を彼らの言い分のままに飲み込むことは、今後、また私以外の日本人のカモをみつけて、寄生する危険性があります。自分の迂闊さ、軽率さによって、日本人はちょろいぜって思われて、誰かにご迷惑をかけるというのは、やっぱりまずいです。

特に、最近、日本人が鉱山資源への投資と並んで、興味を持ち始めている不動産業で彼らはそれなりのステイタスを持ち始めている・・・んだそうです。ほんとかどうか知らないけれど。

私のビザと会社の登記簿の有効期間が、9月4日と9月6日で、これらを延長更新するためには、税務申告をして税務署に滞納がないことを証明する書類を発行してもらう必要があるのですが、その税務申告に必要な書類をアムガランバートルが握ったまま、返してくれないため、私は正確な申告ができない。

もしも、私が手元にある領収書などの書類だけで申請をおこなったら、彼らは、「いざ、この瞬間に!」とばかりに、税務署などに私が「虚偽の申告をした」と言い出して、襲い掛かるつもりなのでしょう。

弁護士を通じて、税務署には、モンゴル側の意向との相違があり、税務申告ができない状態なので、問題解決までしばらく待って欲しい旨を書類で提出してはありますが、管轄が違う諸機関には通じないと思うし。

そういうことを見越した上で、彼らは私が降参するのを待っているのです。

卑怯者という言葉しか思い浮かばないんだけど、私は私でうつけものでありました。

そんなどん詰まりのトホホ気分でいるとき、昔、ゴビグマの生態調査と保護活動のために一緒に現地を旅したエコツーリズム専門の旅行会社の社長さんと道でバッタリ出会いました。
いろいろなことで何かと相談にのっていただいる、尊敬できるナチュラリストです。

今のにっちもさっちもいかない状況を、臆面もなく吐露してしまった私に、彼が救いの手をさしのべてくれました。
もともと、オフィスの鍵を向こうに握られていた時にも、「うちのオフィスが一室余っているから、よかったら使っていいよ」と言ってくれてた人です。
結局、自分の健康状態が悪化して、外出できる状況でもなかったので実現してなかったんだけど、今回は、「ボランティアのエコツアー専門家として、僕らがやっているモンゴルエコツーリズム協会に所属するってことでビザを出せないかやってみよう」と言ってくれたので、すがることにしました。

もともと、自分はエコツアーをモンゴルに根付かせたくて旅行業にこだわっていたわけです。
それに、自分が起業した当初、つけたかった名前を先に使っていたのが彼の会社である、という縁もあります。

これでビザの問題はクリア。

車両関係の問題も、正吉君と愉快な仲間たちが手伝ってくれることになりました。
取引先のツーリストキャンプなどからも車は出してもらえるから、儲けはなくても、なんとか会社の仕事も再開できそうです。

正吉君は、今はゲル地区で一人ぼっちで留守番をしている姪と一緒にいます。

私も、今自分が抱えている問題を解決しないと、精神的に不安定で、彼に当り散らしてしまい、不毛な言い争いが生じ、ストレスもたまるから、ちょっと離れて生活するほうがお互いのためだという結論。

そもそも、そういう「お付き合い」期間すっとばしてしまっていたから、間合いがつかめないっていうのも本音だし。

全然会わないということではないけれど、生活のベースはしばらくの間、お互いが自然体でいられる環境を優先することにしよう、という目論見です。

ソートンはゲル地区で地べたを仲間の犬たちと自由に駆け回る自由、排泄の自由を失ったわけですが、私と一緒にいることを喜んでくれているみたいです。
いつもぴっとりと寄り添ってくれています。

朝7時ごろから8時半までたっぷり散歩。
日本からソートンへのお土産にかってきた犬用のフリスピーみたいなオモチャで遊びました。

もうソートンがベタベタくっついてきても暑苦しくないくらいの陽気です。
冷房なしで快適に暮らせるのが嬉しい。

散歩から帰ってきて、ソートンの餌やりしてから、ちょっと一休みするつもりで休んだら、もう爆睡!

メールチェックでいくつか仕事の打ち合わせが入ってたのに返信している最中に、その相手から電話をいただく、という感じになってしまったりもしましたが、声がきける安心感もあってなんか仕事している気分いっぱいになりました。

午後はひたすらウツラウツラと休息。

学生時代は、北京経由の列車がメインな移動手段でした。
北京で1泊、早朝6時出発の北京発ウランバートル経由モスクワ行きの特急寝台列車に乗り込み、31時間の鉄道の旅をして、翌日12時にウランバートル到着、という2泊3日コースでの移動。

時間はかかるけれど、情緒あふれる旅です。

今は、5-7時間で成田空港からひとッ飛びでウランバートルに到着しちゃう。

いろんな事情が違っているドンより感あふれるウランバートルに身体が到着しても、心が日本からこの国に届くまで、少しタイムラグがあるみたい。

だから、2-3日の間はウツラウツラというかペースはあまり上げずに、心と身体が同調するのを待つのが私のパターンです。

バリバリ仕事っていうのも自分流なんだけど、肉体もボロボロで精神もボロボロな今は、自然にシンクロしていくのを待つようにして、無理はしないようにしようと心がけています。

仕事にアナをあけることなく、継続して自分ができる仕事で貢献するためには、こんな曇り空ののんびりした平日もあってもいいかな、って。

勤勉で理路整然とした日本からみたら、言語道断な怠慢だとは思うんだけど、でも、ここはモンゴルだから・・・なんて、自分勝手な言い訳を誰にともなくしてみたりして。

ひたすらソートンの寝息を心地よく感じながら、2人でダラダラする1日は、最近、めったになかったから、ちょっと幸せです。
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20日、無事予定通り、モンゴルに復帰しました。
涼しくて冷房なしでも寝苦しくない、とはいえ、やっぱ憂鬱だ。
いきなり最初の夜に、帰りたくなってしまいました。
なんで、こんなに気持ちが通わないんだろう?泣きたくなります。

そうそう、成田空港のMIATモンゴル航空搭乗ゲート口には、わんさかマスコミ報道陣が待機しておりました。

え?やっとお医者さん決まったみたいなのに、もうモンゴル帰ってきちゃうの?( ̄□ ̄;)!!
とびっくりしてたのですが、記者さん達の話をこっそり聞いてみたら、

もしかしたら、今日、緊急帰国かもという情報のため、とりあえずPress腕章まいて、待機することになりましたー、みたいな感じ。

よしんば、緊急帰国したところで、報道陣には、なんのコメントもなく飛行機に乗り込むだけ、の4,5mのために、大のおとなが3、40人はいましたよ。
これって必要なシーンとしたら、たんなる意地悪報道でしか使えないぜ・・・

こういうよってたかって、みたいなことするから、筋違いな抗議が殺到するのですよ。

問題の本質は、武道の筋からいったら、どう考えたっておかしい話だから、反省して、とっとと怪我を治し、気を取り直して、稽古に励み、親方や協会との関係を正常な状態に修復してしまえば、よい話ではないのでしょうか?

いまや在日のモンゴル民族の間でも、横綱擁護派やら、モンゴル民族主義派やら、まぁまぁ冷静にというトリナシ組やら、入り乱れて喧々囂々と、ホットになっております。

そもそもが、横綱個人の話であったはずなのに、やれ外交問題に発展するだの、外国人の人権迫害だの、このままじゃ、モンゴル国は日本に鉱物資源を輸出してくれなくなるだの、鉱山の権利がとれなくなる((By 細木数子女史@徳光さんの番組)だのと、、、びっくりするくらい大問題に拡大してしまいました。

なのに、当のご本人は沈黙を守ったまま、周辺取材や、昔の話でモンゴル人なら誰でもしってるけれど、誰も問題視してないぜ、みたいなネタだの、あげくの果てには、横綱の私生活にまで踏み入った報道で。。。

いやぁ、それにしても朝青龍って、ほんと、夏枯れのマスコミにすんごいネタ提供ですよ。

あんなに元気いっぱい、堂々と日本に緊急でもどっていったのにも関わらず、その後、彼の沈黙が外交問題まで引き起こしかねないっていう、見方まで出てきちゃう・・・

これって、モンゴル騎馬軍団が異民族攻略の際に使った、得意の情報戦略のひとつでは?

みんな、もっと冷静になろーよー。

横綱が、ほんとはまだまだ相撲とりたいって思っているんだったら、擁護派がかばうのも、外交問題だなんだと騒ぐのも、やめろやめろと意地悪な見方するのも、不毛ですって。
そっとしておくべきではなかろうか?

もしも、朝青龍が、「おれ、もうこんな日本のしきたり、我慢できないよ。幽閉生活に耐えられないから、皆、おれを助けてよ!」と公の場で発表したのなら、また話は別だと思うんですけどね。

なぁんで、親方とはなかなか話もしないのに、国会議員さんとは会うのか?
そんな力士は日本相撲史上いなかったと思います。
ゆえに、日本相撲協会もどう対応していいのかわからないんだと思いますよ。
武道をたしなむものにとって「心技体」をバランスよく向上させていくための鍛錬は一生続くものですし、師匠の言葉は絶対。
師匠との関係は一生のものとして、大事にしなければいけないもの。

ちょっとでも自分に悪いところがあったなら、たとえどんなにひどいお咎めでも、あまんじて受けます。。。という謙虚な姿勢があれば、そこから開ける道もあるし、解決の扉もひらかれたであろうに・・・意固地になってしまった感があります。

気の毒でありますが、今からでもなんとか事態の巻き返しをがんばってほしいものです。
がんばれ、朝青龍。いろいろと金銭面その他、忸怩たる思いはあると思いますが、「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあり」です。

とはいえ、これってモンゴルと日本の、あるいは伝統武道の格式と現代社会の感覚や道理の大きなギャップが生じているってことの、すんごいデフォルメされた形での現象のような気がします。

そして、清潔で明るい病院で検査を受け、友達に会い、多少の不義理をしてでも、自分自身を癒すことを優先して、気分を上調子にしたつもりが・・・モンゴルついた途端にぺしゃんこ・・・。

疲れた・・・もうどうでもいいって思うくらい脱力感。

はやく問題解決して、この街を離れたい・・・そんな気分です。

あと数日で楽しい仕事が始まるっていうのに・・・
その前に解決できるかどうかわからない問題が山積みになって立ちはだかっている・・・

この国は、日本から帰ってくると、まじ暮らしにくい街に見えます。

なぁんで、街行く人が平気でポイ捨てするのか?
なぁんで、交通ルールを守らないのか?
なぁんで、仕事中に、PCでスパイダーソリティアとかゲームに興じて、お客を無視するのか?
なぁんで、今日が支払い締切日とかいっておきながら、経理が終業時間より前に帰っているのか?
ぐがー!(◎`ε´◎ )

おまけに、なぁんで、正吉は私をサポートしてくれるどころか、仕事ばかり増やし、ストレスがたまるような悪態ばかりつきまくるのか?

ソートンをなんで返してくれないのか?

いろんなことが憂鬱です。

ふざけんなー!

そもそもが、モンゴルは夏のお仕事で、日本で秋・冬・春は働きつつ、自分の技術や知識や人間としての素養の向上に努めるっていうつもりで起業していたわけですから、本来の希望に沿う仕事のやり方にもどすべきなんですよ。私も。

いつまでも、意固地にならずに少し柔軟になって、諸々をやり直すべきなんだと。

モンゴル国にきたらモンゴル人の常識の範囲で暮らすしかないんです。
朝青龍が、日本のしきたりにしたがったほうがいいんじゃないかな、と思う私も、この国がどれだけ理不尽だろうとも、その理不尽さも含めて飲み込み、向き合っていくしかないのですよ。

起業してこれまでは、こういうストレスも含めて修行、修行と言い聞かせていたけれど、今は、無理しなくてもいいんじゃない?と思い始めてます。

モンゴルを好きでいるためにも、仕事に全力投球できる環境を作り、協力者を選び、でも、やっぱり日本での基盤も作っておかなければ、自分の健康状態を保ち、親の老後の面倒を見ることはできないな、と本日、つくづく思いました。

憂鬱ではありますが、モンゴルの風景、遊牧民、自然や草原の暮らしなど全てに対して憂鬱になっているわけではないので、心配しないでくださいね。

それから、私の周りでは、「朝青龍問題」自体を知っている人がほとんどいない、、、という感じで、「え?何それ?」って反応でした。

横綱の謹慎処分によって、対日感情が悪化している、という報道もまた、日本での朝青龍バッシングが、マスコミによる煽動であるのと同様に、モンゴルでも横綱擁護で対日感情悪化、という情報も、なんか煽動っぽいですよ。

なんでも現地にきてみないとわからないことってあるんですね。

自分の知っていることだけが真実だとも思いませんけどね。

というわけで、日本人であるが故の命の危険や居心地の悪さは感じませんでしたが、ウランバートル自体のどんより感は、すんごく感じた1日でした。

つーか、ネット回線が遅すぎて、、、。
友達が「遅い!」と映像を転送してくれなくなったわけがやっとわかりました。
でも、とりあえず独り落ち着いてきたので、なるべく更新しようと思います。

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20年ぶりに真夏の東京、長期(約20日間ですよ!)滞在して、緊急健康対策している私です。

一時帰国直後から、モンゴルで検査していた時よりも断然、よい結果になっていたので、いい気になってた私ですが・・・最後の最後で、どかんと踏んじゃいました。。。

それかよぉ・・・みたいな、ついで、で受けた検査だっただけに、ちょっとショック。
治療に乗り出すためには、さらなる検査が必要で、治療にも時間がかかるというので、今回はとにかくいったん、モンゴルに戻って、戦線復帰します。

現地での謀反もちっとも話が解決に向かうどころか、私を追い詰めているみたいだし、結局、自分の身は自分で、自分の人生は自分で守るしかないんだな、とあらためて気力の充実をはかっているところです。

それにしても、ストレスで損なわれた健康を取り戻すのって、難しい・・・

今年は試練の年みたいです。
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