昨日、つまりは4月20日、ウランバートルで初めて雨が降りました。
夕方から2時間くらいの短い雨ですが、とにかく、今年最初の雨です。
気温が暖かかったから、そろそろ雨かなぁ、と思っていたのですが、傘は持っていきませんでした。

日本語ガイド養成実践講座、自分が講師の授業は終わっていますが、私にとっても勉強になる講座が多いので、17時から20時まではモンゴル日本センターでちんまり座っています。

授業が終わり、オフィスでの仕事を片付け、いつもお世話になっている東方旅行のきぶし社長がウランバートルにいらっしゃっていて、お夕飯をご馳走してくださる、ということで、いそいそとお目当てのレストランに歩いていたら・・・

1km足らずの距離なのに、パラパラと大粒の雨が降り出し、そして、そのままマジメな雨になりました。
やれやれ・・・

羽毛ジャケットはぐっしょり。ちょっとおよそ行きだったパンツもぐしょぐしょ。。。

でも、なんだかとっても幸せな気分でした。
だって、最初の雨、最初の雨粒を全身で受けているのです。

ずっとずっと雪だった。
ずっとずっと氷点下だった。

そのウランバートルに雨です。
夕方なのに、気温が氷点下じゃないんです。

すごい幸せ。
春がきたぞって感じ。

道行く人たちも、ちょっとやれやれって顔をしながら、でも日本での夕立みたいに小走りに雨宿り場所を探すってこともなく、普通の歩調で歩いていました。

モンゴルで雨が降ってもあまり傘を差しません。
傘って日差しをさけるために使うものって感じです。

私も折りたたみ傘を持っていますが、モンゴルとのつきあい15年でまともに傘を使ったことがありません。

酸性雨とか、排気ガスによる大気汚染が深刻になってきているウランバートルだから気にしたほうがいいのかもしれないけれど、やっぱり、初雨はウランバートルっ子にとって特別なんだな。

私が留学していた1990年代初頭は初雨のとき、なべやバケツをがんがんたたいて、お天道様に挨拶ってしていたんですけど、さすがに最近はそんなことしないんですね。

今日、新しい経理のおねえさんナランゲレル(日光さん)にきいたら、彼女が住んでいるウランバートル郊外では雪だったそうです。

さてさて、今週末はまた寒くなるみたい。

早く、ほんとのほんとの春が来るといいなぁ。

ゴールデンウィークにモンゴルにいらっしゃるお客様、セーターやフリースなど重ね着できる防寒義もご持参いただいたほうがいいと思います。
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とNHKのニュースで。

今年のゴールデンウィークは、結構な大型連休になるそうですね。

4月下旬から5月上旬のモンゴルの気候は・・・

というと、今は、自信を持っていえないのですが、家畜がそれぞれベイビーなのでかわいいです。

モンゴルホライズンがお願いしている遊牧民さんは、来週くらいにウランバートル近くの草原に引っ越すそうです。
(前もって聞いておかないと、どこにいるのか探さなきゃいけないので、今年は早めの確認しました)

乗馬や遊牧生活体験などをご希望の方は、お手伝いいたします。

カフェの方は、ただいま充電期間中でお休みですが、コンコンコン、とノックしていただければ旅行のご相談、モンゴル語のご相談などのサービスはやってます。
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「女心と春の空」というとモンゴルでは、「変わりやすくてわからない」という比喩です。

最近のウランバートルの天気は実に変わりやすく、お客様へのお天気関係の情報提供もままなりません。

朝早くにソートンとお散歩した時は、サクラの花びらが舞い落ちるかのごとく
ヒラリ・ハラリと大粒の粉雪がどこからともなく振ってきていたのですが、そのわずか1時間後には、猛吹雪で窓の外が真っ白。

冬用の防寒ブーツにするか、この吹雪は一時のもの、と判断して、通勤用のショートブーツを履くか・・・

日中、+10℃を越えての防寒ブーツは、蒸れ蒸れになるので危険です。
でも、吹雪が激しくなるなら、日本語ガイドセミナーが終わるのが20時(夜の8時)なので、普通のブーツだと足が冷えて、風邪を引いてしまいます。

モンゴルのことわざには、「洒落者が死ぬのは春と秋」というのがあります。
おしゃれに薄着をして、死ぬよりも、天気の変わりやすい春と秋にあわせてちゃんと着込みなさい、という教訓です。

郷に入っては郷に従え、ということで、中間の技を使い・・・
ショートブーツに厚手の中敷をつめて出発しました。

通勤時間10分足らずとなった新居からは、車道を2回わたります。
普段ならなんてことない、2ブロック渡るだけの道のりが、何ゆえにこんなにスリリングなのでせう?

普段は横断歩道を学童が渡っていても、アクセルを踏み込む「○ち○い」沙汰のドライバーが多いウランバートル市内が、いつにないノロノロ運転。おかげで微妙な車間距離で渡れません。ずるずるとつながる、へんてこりんな交通渋滞。自信がない人はバスかタクシーで動いてくれよー。orz

なぜかといえば、車道の雪が、タイヤの熱で瞬時に溶け、そして凍結したアイスバーンになっているからでした。

一瞬にして凍結した、とわかるのはなぜか・・・というと、車道に膜のように張っている氷は、「限りなく透明に近い」からです。しかも硬い。

横断する人もヨチヨチ歩き。
車もノロノロ運転。

ならば、「交通弱者」優先で、歩行者のほうが渡りやすい・・・



と思うアナタは、まだウランバートルの車道を独りで渡ってはいけません。
死にますよ。




ノロノロ運転の癖に、ブレーキ、踏まないんです。

歩行者の速度と自分のノロノロ運転の速度を相対的に考えれば、

アンタ、そのまま行ったらぶつかりますがな!!!!


ということは考えないみたいです。


すでに、目の前で独り老人が車にあわててすっころび、ドライバーに怒鳴りつけられています。

それをみた、おいらの隣のおばあちゃん、おいらをむんずとひっつかみ。。。

「一緒にわたろうね」とすがりつくような目。

おいらも氷上の歩行はとても他人様をひきずっていけるほど得意じゃないのですが、50m先のドライバーにも、

「わしらが渡るのを邪魔したら、呪うケンね」という険悪なガンを飛ばして、無事横断。


にしても、ほんの1時間前には、「きつねの嫁入りかしらん」なんて、ソートンとほのぼのしていたおいらが、ガンを飛ばして、ドライバーと対決しなければならなくなるとは・・・


ほんにウランバートルでは「春の天気と乙女心」でやんす。

ちなみに、今週水曜日の週間予報は、最低気温が+3℃。最高気温が+19℃となっています。
どうなるか、今からちょっと楽しみです。
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