日経新聞電子版に
「遼くん」より錦織選手を選んだユニクロの眼力
という記事が掲載されていました。
タイトルから思い浮かぶのは、
「遼くん」を選んだパナソニックとユニクロの株式市場の勢いの違い。
しかし内容は、結果論で語るユニクロの眼力について。
しかも
錦織選手と石川選手とでは種目が違うから単純に比較はできないが、当時は石川選手のほうがすでに世界のプレーヤーと互角に戦っていた記憶がある。
これはユニクロが錦織選手と契約をした2011年の事を言っているのだが、そもそも記事を書いた編集委員の認識不足。
この時点で既にフェデラー、ナダルなどのトッププレヤー達は錦織選手の才能をいち早く見抜いており、日本国内での扱いや評価が低かっただけ。
今の世界ランキングを見れば、錦織選手とスポンサー契約を結んだのは正解(今のところ)だったことになる。
これも随分と失礼な物言い。
世界の競技人口が1億人以上でゴルフどころか野球よりも多いテニスでトップ10に入る価値が全くわかっていない。
今まで大して取り上げなかったくせに、中途半端な知識で錦織選手に便乗した記事を書くにはやめてもらいたいものです。