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今が踊り場・・・株式投資を中心にFX、N225先物やクレカとかマイルなどもバンバンやっていきます O(^-^)O

「世の中銭や」


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日経平均が半年後、今の価格より高ければ6%の金利安くなっていても、0.1%。円建てだから為替リスクもない。どうせ普通の銀行預金の金利は 0.4%なのだから「円建 日経平均株価連動デジタル・クーポン債」にしておいたほうが有利なのではないか、、、


どうでしょうか・・・


仮に日経平均の基準価格を14000円とします。半年後に14000円以上になると確信できるなら有利な債券です。しかし、相場は一寸先が闇ですから、13000円程度になっているかもしれない。その場合でも、0.1%の金利と元本は円建てで保証されている、というわけです。


有利さに目を向ければ、6%の金利は美味しい。不利さに目を向ければ、日経平均が13000円前後でちんたらちんたらし続けたら償還予定日の5年間、0.1%の低金利に甘んじなければならない。


そしてもっと大きな問題があります。

「一応5年たったら無条件で終わりになって、そのときは日経平均が余程下落していない限り100%元金が返ってきます。」


「よほど下落しない限り」という点がこの債券の味噌です。よほどの下落とは「ノックイン条項」のことです。ノックインとは、決められた価格まで日経平均が下がるとそのときに、債券は日経平均に連動して強制償還されます。


ノックイン価格は、債券ごとに契約書に書いてあるでしょう。有利なノックイン価格なら55%。不利なら70%というものもあるかもしれない。


仮にノックイン価格が60%としますと14000円×0.6=8400円、、、つまり日経平均が8400円を割れた時に、ノックインが発生します。


もしも100万円の元本を預けていたら、0.1%のクーポンを受け取った末に60万円以下の償還金しか返ってきません。


日経平均が8400円以下になるなんて、まずありえないと私も思いますが相場には絶対はないですから、日経平均7000円ということもあるかもしれない。日経平均が18000円の時にノックイン価格12000円の日経平均平均連動債が発売された。


高金利に引かれて債券を買ったひとは、まさか日経平均が2008年3月に11787円安値まで下げるとは夢にも思わなかったでしょう。


日経平均が一定の範囲で安定していると仮定すれば、なかなか有利で面白い債券だと思います。ただし、ノックイン条項というポイズンが忍ばせてあることをちゃんと理解してからお金を預けるべきです。


そのことを知らずに預けて、元本が大幅に目減りして返ってきたら人生計画が狂ってしまいかねません。そこのところだけは、しっかり押さえておいていないとね。。。

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