さて、震災発生から時間が経ち、劣悪な環境にいると、体調を崩される方が必ず出る。
広島市のHPより。
いつも思うけど、いい情報ですw
>消毒液の作り方と使用上の注意(次亜塩素酸ナトリウム)
( 引用開始 )-----------------------------------
■消毒液の作り方
ノロウイルスに対しては塩素系消毒剤である 次亜塩素酸ナトリウム による消毒が有効です。次亜塩素酸ナトリウムは、希釈して(薄めて)使用します。
市販の塩素系消毒剤の原液の濃度には、 1%~12%程度のものがあります。下の表は、1リットルの水に加えて作る場合に必要な原液(5%と10%の場合)の量です。作りたい消毒液の量によっ て、使用する原液の量が異なりますので、原液の濃度を確認してから、下記の表を参考にして消毒液を作って使用してください。
なお、市販されている家庭用塩素系漂白剤(ハイター、ブリーチなど)の濃度は、約5%です。
消毒対象 |
必要な濃度 (注1) |
原液の濃度 |
希釈倍率 |
1リットルの水に加えて作る場合に必要な原液の量 (注2) |
---|---|---|---|---|
便や吐物が付着した床やおむつ等 |
1000ppm (0.1%) |
5% |
50倍 |
20ml |
10% |
100倍 |
10ml |
||
衣服や器具などのつけ置き トイレの便座やドアノブ、手すり、床等 |
200ppm (0.02%) |
5% |
250倍 |
4ml |
10% |
500倍 |
2ml |
(注1)濃度1%=10000ppm
(注2)
●家庭用塩素系漂白剤のキャップの容量は通常20ml~25mlです。容器に書いてありますので、確認して使用してください。
●1リットル=1000ml(ミリリットル)
便や吐物の処理の方法など詳しくはノロウイルスによる感染性胃腸炎をご覧ください。
【参考】 ペットボトルを使用した希釈方法
500mlのペットボトルのキャップ(ふた)は約5mlの容量です。計量カップ等がない場合は、これを用いて希釈できます。
(例)
原液が5%の消毒剤を希釈する場合、
●キャップ2杯(約10ml)の消毒剤原液を、ペットボトル1杯(500ml)の水に加えれば、50倍希釈となり、1000ppm(0.1%)の消毒液ができます。
●キャップ半分弱(約2ml)の消毒剤原液を、ペットボトル1杯(500ml)の水に加えれば、250倍希釈となり、200ppm(0.02%)の消毒液ができます。
(注)消毒液の入ったペットボトルは、誤って飲むことがないないように、消毒液であることをはっきりと表示してください。
■ 次亜塩素酸ナトリウムを使用する上での注意事項
次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合は、商品に記載してある使用方法をよく確認して使用するほか、特に次のことに注意してください。
●皮膚に対する刺激が強いため、 手洗いなど人に対しては使用しないでください。
●使用するときは、消毒液が直接皮膚に触れないように樹脂製(ビニールなど)の手袋を使用してください。消毒液が皮膚や衣服についた場合は、直ちに水で洗い流してください。
●使用するときは、換気を十分に行ってください。
●他の洗剤と混ぜると危険な場合があります。 特に酸性の強い洗剤と混ぜると有毒ガスが発生しますので注意してください。
●次亜塩素酸ナトリウムで施設や器具を消毒する場合、 濃度が濃いほど、また作用させる時間が長いほど、ノロウイルスに対して有効ですが、反面、腐食作用や漂白作用(変色する)が強くなります。上の表に示した消毒対象と必要な濃度は一つの目安ですが、消毒対象に対する影響が不明の場合は、最初は薄い濃度で試して、様子をみてください。また、使用後は、必ず水で洗い流すかふき取ってください。
●金属に対しては腐食性があるため、原則使用しませんが、使用した場合は、使用後にしっかりと水で洗い流すかふき取ってください。
●薄めた消毒液は時間が経つにつれて効果がなくなりますので、使うときに原液を希釈して必要な量だけ作り、 作り置きをしないでください。
●塩素は日光によって容易に分解するので、原液は直射日光の当たるところや、高温の場所には置かないでください。
( 引用終了 )--------------------------------
もし、「 汚れてしまった 」場合の応急処置。
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略
4. 患者の便、吐物の処理
患者の便、吐物には多量のウイルスが含まれていますので、取扱いには十分注意してください。
(1) 床などにある便や吐物を処理する時は、使い捨ての樹脂製(ビニールなど)手袋とマスク、エプロンを 着用してください。また、処理する時は、換気を十分に行ってください。
(2) 便や吐物は、使い捨てのペーパータオル等で、外側から内側に向けて、ふき取り面を折りたたみながら静かにふき取ります。
(3) ふき取った便や吐物は使用したペーパータオル等と一緒に、ウイルスが飛散しないようにビニール袋等に 入れて、口をしっかりと縛って密封し廃棄してください。この時、ビニール袋には、あらかじめ廃棄物が十分に浸る程度に1000ppm(0.1%)次亜塩素酸ナトリウム(注4参照)を入れておきます。
(4) 便や吐物を処理した後の床などは、1000ppm(0.1%)次亜塩素酸ナトリウム(注4参照)をしみこませたペーパータオルで覆うか、浸すようにふきます。10分程度おいて、水で濡らしたペーパータオル等でよくふき取ってください。これらの使用後の廃棄物や手袋も、ビニール袋等に入れて、口をしっかりと縛って密封し廃棄してください。
(5) 便や吐物で汚れた衣服や器具などは、ウイルスが飛散しないように汚物を処理し、200ppm(0.02%) 次亜塩素酸ナトリウム消毒剤(注4参照)に浸け置きした後、よく洗濯・洗浄してください。
(6) ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、 吐物や便は速やかに処理し乾燥させないことが重要です。
(7) 処理した後の手洗いとうがいは、特に念入りに行ってください。
(8) 嘔吐した場合は、口の中をよくすすいでください。せきやくしゃみなどにより飛沫が発生し、ほかの人に感染させるおそれがあります。また、使った流し(水槽内)や水栓をよく掃除してください。
5. その他
症
状がある間は、食品の調理をできるだけ控えてください。やむをえず調理する場合は素手で食品を触らずに、手袋や箸を使用し、洗浄後乾燥させた調理器具を使
用してください。また、症状がなくなっても比較的長期間ウイルスが排出される場合がありますので、食品を調理される方は、十分に注意する必要があります。
下痢や嘔吐の症状がある場合は、できるだけ学校や仕事を休み、体力の回復に努めてください。
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思いついたら、また書きます。